ご本人には関係ありません
?視点
「寂しいの?」
「ェ…」
俺は緑色
俺はいらない子
魔術師だからみんな嫌なんだって
だって自分と違うのは怖いことでしょ?
だから村を出ていこうとしてる時に
青いカーディガンを着てる人に出会ったんだ。
それとその人に隠れてるちっちゃい子
飲み込まれそうな青い瞳が特徴で
声をかけた。
この人なら
俺に居場所をくれるって思ったんだ。
そしたらその人は俺の事を知ってしまった。
魔術師だからまた俺嫌われちゃうかと思って
全身が震えてしまったんだ。
そしたらその人は
寂しいの?
って聞いてきて
俺はびっくりした
気持ち悪いとか、
怖いとか
そんな事じゃなくて
寂しいの、なんて聞いてきたから
動揺してしまった。
「寂シイ」
「だよね」
「俺の名前はらっだぁ」
「俺ノ名前ハ緑色」
rd「みどりくんかぁ!」
らだお君
って呼ぼう
らだおくんは優しい人なんだなぁ
魔術師の俺なんかに
少しばかりの光を見せてくれた
でも、もうお別れだよね、
rd「ねぇ、みどりくん」
rd「俺達と一緒に来ない?」
md「エ?イイノ?」
rd「うん!」
rd「俺はね、」
らだお君が俺に近づく
俺の耳元で
rd「能力を使わなくてもいい世界を作りたいんだ。」
md「ソウナンダ」
rd「だからさ、手伝ってくれないかな」
能力を使わなくてもいい世界?
出来るのかな
らだ男くんの方をむく
彼は希望に満ちていた。
出来る
そう思った。
md「ウン」
md「手伝ウヨ」
そう言うと彼はパァァァっと効果音がつきそうなほど喜んでいた。
これからどんな物語が待っているのかな
自分の居場所は見つけられるかな
rd「じゃあ行こっか」
行こうとしていた村に背を向けた彼に問いかけた
md「ェ?行カナイノ?」
rd「だってもう用なくなったから」
md「ソ、ソウナンダ」
rd「あ、そうだ、この子はこぼせくん」
Kbs「よ、よろしくお願いします」
md「ヨロシク」
rd「じゃあー今度は空飛んでいこっか!」
md「エ?」
rd「これから天界行くんだー!」
md「ナンデ?」
rd「あ、言ってなかった」
rd「俺、今強いひと仲間にしようとしてるんだよね!」
md「ソウナンダ」
rd「ほら、こぼせくんつかまって?」
Kbs「わかった」
キュッとらだ男くんを掴む
rd「みどりくんは飛べる?」
md「俺ハ飛ベルトイウヨリ浮ケル」
ふわっと体が浮かぶ
rd「へー、なんか可愛いねー」
rd「幽霊みたい」
md「早ク行コ」
rd「そうだねー」
そう言うと彼の背中に青い立派な羽が生える
彼がこちらをむくと、彼には角があった。
コメント
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きちゃー! みどりくんかわいぃん( 'ら' )
魔主役のやつみたい 角と羽(一応言いますが、感想です)