コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
教室で笑ってた君を見て、
僕はずっとイライラしていた。
楽しそうな顔
無防備な姿
見せたこと無い笑顔
男子と少し手が触れたら頬が赤くなる君
その全てが僕を壊しにかかっている。
大森「….放課後、空いてるよね?」
___________________________________
君が頬を濡らし泣いているのは、僕のせいだ。
放課後、誰もいない準備室に乱暴に入らせ
ドアに鍵をかけた。
わかってる。
なんで泣いてるのかもわかってる。
わかってるけど止まんない。
大森「ねぇ、なんで?なんで泣いてるの?」
大森「黙ってないで教えてよ」
大森「僕が怒ったから?それとも他の奴と話してたことバレたから?」
そう言ってじりじりと距離を詰めると
君は肩を震わせた。
月城「っ…やだッ、もうやめて、よッ…..」
大森「……なに?やだって。何なのそれ」
大森「僕がどんなけ君のこと欲しがってるか分かってる?」
月城「っ、ごめん、ごめんッ、なさい…ッ」
震えながら何度も謝る。
涙がぽろぽろ溢れて足元に落ちていく。
それでも表情1つ変わらない。
大森「泣けば許してもらえると思ってるの?」
大森「僕がどれだけ我慢してたか知ってるの?」
大森「泣けば許してもらえると思ってるならほんと甘いね」
声と同時に机を叩く音が響いて
びくっと身体が跳ねる。
月城「こわッ、怖い、よ…..ッ」
とうとう崩れて座り込んだ私に
近づいてきてしゃがみ込む。
大森「怖い?…..そうだよね怖いよね。だって僕、優しくないもん、笑」
目線が同じ高さになって更に恐怖が増す。
目に一切光がない。
大森「んふ、笑 泣いてる顔可愛いね、笑」
大森「遅いちゃくなっちゃう♡」
月城「っ、やめてッ、もう、許して….ッ」
大森「だーめ、笑」
大森「….、今日は僕ん家来てね、?誰もいないから、笑」
そうやってまた止められなくなる。
こんな僕でごめんね…..
でも君なら許してくれるよね…、?