初めてのキスは、アイスで少し冷たくて、
ほのかにソーダの味がした。
あまりにも突然の事でびっくりしたけど
私は嫌やなかった____
一瞬やったけど、目ぇ瞑って
好きな人とキスするってこんな気持ちがええんやと考えた____
と
ボタッ
『つめた!?』
持ってたアイスが、足に落ちてしもた。
重なってた唇もそんときに離れてもうた。
そうちゃんは、
「あっ///……ごめんな!?ほんま急に…///」
とアタフタしながら、私に向かって謝る。
別に謝らんでもええのに。
そう思ったけど
「あはは、ええで。ちゅーしたくなるぐらい色っぽい女やったん?私ww」
なんて笑うと
いつもなら笑ってくれるはずのそうちゃんは、
真っ赤な顔して、照れながら
「そう…///や、言うたらええんか?///」
と、目を逸らしながら言った。____
……え、、、期待していいの、、?///
自分の顔が火照っていくのがわかる。
じっと、そうちゃんを見つめる____
そうちゃんも、私を見る____
細い切れ長の綺麗な赤い瞳の中は
私が映ってて____
独り占め、しとるみたいや____
私の頬に、そうちゃんの手が触れる。
あ、これ、もう1回……するやつ?///
そう思って目ぇ閉じた時
「こらー!もう22時やぞー!子供は寝る時間やぞー!!!」
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あ、………