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遅れてすみません3がいいです!
遅れました‼️ 完結おめでとうございます もう本当に大好きです これからもご自身のペースで頑張ってください
もっと早く初コメすればよかった… 自分が想像してた展開と違くて鳥肌が止まりません!本当にお疲れ様です。次の長編は2がいいです!
※本作品とご本人様達は一切関係ありません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解よろしくお願いします。
※本作品は時代パロとなっていますが、作者の個人解釈を含みます。
⚠️グロ表現有り⚠️
「 ci 」 『 syp 』
● ci side
『 … 逃げよう ? 』
「 … うん ! ! 」
sypの言葉に俺は笑顔で答える 。
もう二度と 、 離したくない手を握り
小さい頃のように
笑いながら 、 召使いたちから逃げる。
村人1 「 … ! ?
ねぇ 、 あれってci様 … ! ? 」
村人2 「 なぜ ! ? お役目は … ! ? 」
そんな俺達の姿を見て 、
驚く村人たち 。
召使 「 そいつらをッ … 捕らえろッ … ! ! 」
息を切らしながら叫ぶ召使 。
″ ゴンッ! ″
「 いっ … 」
村人3 「 … 早く 、 早く神様のとこ行けよッ ! ! 」
村人が投げた石が 、
俺の頭に当たる 。
『 ci ! ! 大丈夫か ! ? 』
「 … 大丈夫 。 」
俺は村人たちの方を向き 、
息をゆっくり吸って 、 吐いて …
「 俺はッ !
お前らのためになんかしにたくないもんだッ ! ! 」
『 … 笑 』
俺の叫びを聞いて拍子抜けしてる
村人たちを置いて
俺達はまた 、 走り出す 。
『 よかったで 、 さっきの演説 、 笑 』
「 ありがと 。 」
それから俺達は走って 、
隠れてを繰り返し 、
なんとか逃げ切っていた 。
「 … 疲れた … 」
『 疲れたな … 』
山奥で見つけた古びた小屋で 、
身を隠しながら話す 。
「 … もし 、 このまま逃げ切れてもさ 、
食べ物とかなくなったら俺達死んじゃうね 。 」
『 … そうやね 。 』
「…そんときは 、 一緒に死んでくれる ? 」
『 … ええよ 。 』
「 … やったぁ … 」
そして 、 そこで夜を過ごして 、
次の夜も過ごして 。
3日目は食べ物を探すために 、
sypの家に少し戻った 。
「 … なんか 、 久しぶりかも 。 」
『 たしかに 。 3ヶ月ぶりとか ? 』
「 … sypの父ちゃんって 、 」
『 . .. 最後くらい 、 お墓行かんとな … 』
「 … 俺も 、 姉ちゃんの墓行きたい 。 」
もしこれが俺達の最後なら 、
姉ちゃんには報告しときたい 。
姉ちゃんが生きてたら 、
こんな俺を叱るだろうか 。
それとも 、
肯定してくれるだろうか 。
そんなことを考えながら 、
sypとお墓に行く 。
「 『 … 』 」
2人でしっかり手を合わせる 。
姉ちゃん 、 元気ですか 。
俺は元気です 、
ヒーローにはなれんかったけど 。
『 行くか … 』
「 そうやね 。 召使たちが来たら大変だし 。 」
ばいばい 、 俺も 、
もうすぐでそっち行くね 。
と 、 姉に心の中で告げたその時 、
母 「 い 、 いた … ci 、 ci … 」
「 … ! ? 」
以前のようなきれいな姿とは
かけ離れた母がいた 。
「 な 、 なんで … 」
母 「 ci … 一緒に死のう … ? ?
お母さん 、 もう頑張ったの 。
貴方をここまで 、 大切に育てたのに …
村の人達ったら 、 私が悪いっていうのよ … ci 。
ねぇ 、 お母さん 、 悪いと思う … ? ? 」
明らかに疲弊した母の声 。
そんな母の手には 、 一本の包丁 。
母 「 ねぇ … ci 、 最後くらい 、
母さんの言う事聞いて … ? ? 」
ゆらゆらと近づいてくる母 。
「 い 、 やや … 来ないで … 」
『 ciッ … 逃げようッ … !
これ 、 やばい … 』
俺の手を強く握るsyp 。
でも 、 俺の体はなぜか硬直していた 。
いつもと違う母を目の前にした恐怖か 、
母をこんな姿にしてしまった罪悪感か 。
母 「 お父さん … あの男も 、 逃げていったわ … 。
結局 、 私が一番星浦家を愛していたのよ … 。
なのに 、 誰も分かってくれない … 。
ciは 、 分かってくれるわよね … ? ? 」
「 父さん … が 、 逃げたの … ? ? 」
母 「 そうよ 、 全部貴方のせいよ … ? ?
貴方が逃げなければ 、
こんなことにはならなかったのよ … ?
だから … 死んでよッ … ! ! 」
母が 、 包丁を持って襲いかかってくる 。
『 ciッ … ! ! 』
sypの俺を呼ぶ声が 、
ゆっくりに聞こえた 。
母の挙動が 、
ゆっくりに見えた 。
″ ドシュ ″
鈍い 、 嫌な音がなる 。
辺りが赤色に 、 染まっていく 。
「 ハッ … ハッ … 」
何時の間にか 、
地面は背中にあり 、
母の驚いた顔が 、
目の前にある 。
母 「 … ? ? ? ? ?
あ 、 れ”ッ … 」
母が血を吹く 。
俺に向いていたはずの刃先が 、
母の体に突き刺さっている 。
″ ドサ ″
母が地面に倒れ込む 。
「 ぇ 、 ? 」
俺の手には 、
母の体に突き刺さっていた包丁があった 。
『 ci 、 ? ? 』
「 母さん…?母、さんッ…!!
やだッ…ごめんなさいッ…どうしようッ…!?
sypッ…」
目の前の光景が理解できず 、
ただひたすらに声をあげていた 。
『 ci … 母さん 、 死んどるよ … 』
● syp side
『 ci … 母さん 、 死んどるよ … 』
俺の言葉で 、
母の顔を確認するci 。
ciの願いとは逆に 、
なのかはわからないが
もう色白くなりすぎた肌と 、
見開いた目をしたciの母さん 。
「 どッ 、 どうしようッ … まだッ 、 助かるッ 、 ! ?
syp … どうしよう … 俺 、 母さんのことッ …
ぅ … おえッ … 」
『 ciッ … 大丈夫ッ … ! 大丈夫やからッ … 。
ciは悪くないッ … 』
どうしても抑えられない
手の震え 。
でも 、 それでも今は 、
ciに寄り添ってあげなきゃ … 。
「 俺ッ … おれぇ …
人 、 殺しちゃったよぉ … 。 」
その言葉は聞き覚えがあった 。
『 俺も … 人 、 殺したよ … 』
「 … え ? 」
『 父さんのことッ …
とめられなかったから … 。
俺が 、 殺したのも同然 … 。 』
この3ヶ月間 、
ずっと言い聞かせてきた言葉 。
「 … そっかぁ … 笑 」
ciは満足した顔で 、
こちらを見てきた 。
「 俺達 … 似てへんようで 、 似てるなぁ … 。
前世は双子とか ? 笑 」
さっきの動揺した顔とは打って変わって 、
満面の笑みで話しかけてくる 。
『 そうかもしれんなぁ … 笑 』
まだ暖かさが消えない死体の前で 、
笑い合う俺達 。
いつからやろうな 、
狂ってたのは 。
親を殺した時 ?
役目から逃げた時 ?
身内が死んだ時 ?
もしかしたら 、
生まれたときからかもしれへんな 。
『 ci ? 』
「 ん ー ? 」
『 まだ 、生きたい ? 』
「 ん ー … どうしようかなぁ … 」
『 俺はもうええかなって 。 』
「 … じゃあ 、 俺ももうええわ ! ! 」
『 … 一緒に死んでくれる ? 』
「 … もちろん 、 ♡ 」
「 これで 、 よかったんかな 。 」
『 こうするしかなかったんよ 、 きっと 。 』
そう言い合う2人の青年の真上には 、
この世界にはもったないほどの
綺麗な星と 、
76年に一度のハレー彗星が流れていた 。
『 … そういえば 、 ciと星見るの
いつ振りやろうか 。 』
「 たしかに 、 そうやな 。
最期に見れてよかったなぁ 。 」
『 … 来世でも星 、 見れたらいいなぁ … 』
「 じゃあ俺は来世でも 、 sypと星見たいなぁ 。 」
『 、 笑 そんなんでええんか 。 』
「 うん 。 」
『 そっか 、 笑
… じゃあ 、 逝くか 。 』
「 … うん ! 」
2人の青年は暗い暗い谷底へ
落ちていった 。
そして 、 彼らは
君に出会えた天国ともい える
運命という地獄の世界から 、
姿を消した 。
-✗✗年後-
「 こっからが一番綺麗に見えるよな ! 」
『 今日は晴れてるし 、
絶好の天体観測日やな 。 』
「 先生にバレずに屋上来れて良かった ー 。 」
『 … やっぱ 、 星が何よりも好きやわ 。 』
「 … 俺はお前と星見るのが一番好きやわ 。 」
『 急に何言ってんねん 。
きもちわるい 。 』
「 ひどいなー 。
てか 、 今日って何見れるん 。 」
『 今日はあれや 、
意外と書くことなくて今回で完結してしまいました😅
今回の作品は書き方とか変えてみたんですけど
どうでしたか!
感想、質問、大歓迎です!🥰
さて、次回の長編作品なんですけど、
前回と同様にリクエストとりたいと思います!
次の①〜③から選んでほしいです🤲🩷
①相棒 軍パロ
②マブダチ 曲パロ
③四流 曲パロ
番号だけでも大丈夫です👍
リクエスト、待ってます🙂↕️
『 せんたくばさみのリクエスト部屋 』 ⇨ リクエスト 、 受付中