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『 ハ レ ー 彗 星 が 近 づ く 日 に _ 。 』

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「『 ハ レ ー 彗 星 が 近 づ く 日 に _ 。 』」のメインビジュアル

『 ハ レ ー 彗 星 が 近 づ く 日 に _ 。 』

10 - 9 .  ハ レ ー彗 星 が 近 づ く 日 に 。

♥

275

2025年02月21日

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※本作品とご本人様達は一切関係ありません。

※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解よろしくお願いします。

※本作品は時代パロとなっていますが、作者の個人解釈を含みます。


⚠️グロ表現有り⚠️


「 ci 」 『 syp 』




● ci side



『 … 逃げよう ? 』



「 … うん ! ! 」



sypの言葉に俺は笑顔で答える 。



もう二度と 、 離したくない手を握り



小さい頃のように



笑いながら 、 召使いたちから逃げる。



村人1 「 … ! ?



ねぇ 、 あれってci様 … ! ? 」



村人2 「 なぜ ! ? お役目は … ! ? 」



そんな俺達の姿を見て 、



驚く村人たち 。



召使 「 そいつらをッ … 捕らえろッ … ! ! 」



息を切らしながら叫ぶ召使 。



″ ゴンッ! ″



「 いっ … 」



村人3 「 … 早く 、 早く神様のとこ行けよッ ! ! 」



村人が投げた石が 、



俺の頭に当たる 。



『 ci ! ! 大丈夫か ! ? 』



「 … 大丈夫 。 」



俺は村人たちの方を向き 、



息をゆっくり吸って 、 吐いて …



「 俺はッ !



お前らのためになんかしにたくないもんだッ ! ! 」



『 … 笑 』



俺の叫びを聞いて拍子抜けしてる




村人たちを置いて



俺達はまた 、 走り出す 。



『 よかったで 、 さっきの演説 、 笑 』



「 ありがと 。 」



それから俺達は走って 、



隠れてを繰り返し 、



なんとか逃げ切っていた 。



「 … 疲れた … 」



『 疲れたな … 』




山奥で見つけた古びた小屋で 、



身を隠しながら話す 。



「 … もし 、 このまま逃げ切れてもさ 、



食べ物とかなくなったら俺達死んじゃうね 。 」



『 … そうやね 。 』



「…そんときは 、 一緒に死んでくれる ? 」



『 … ええよ 。 』



「 … やったぁ … 」






そして 、 そこで夜を過ごして 、



次の夜も過ごして 。



3日目は食べ物を探すために 、



sypの家に少し戻った 。



「 … なんか 、 久しぶりかも 。 」



『 たしかに 。 3ヶ月ぶりとか ? 』



「 … sypの父ちゃんって 、 」



『 . .. 最後くらい 、 お墓行かんとな … 』



「 … 俺も 、 姉ちゃんの墓行きたい 。 」



もしこれが俺達の最後なら 、



姉ちゃんには報告しときたい 。



姉ちゃんが生きてたら 、



こんな俺を叱るだろうか 。



それとも 、



肯定してくれるだろうか 。



そんなことを考えながら 、



sypとお墓に行く 。



「 『 … 』 」



2人でしっかり手を合わせる 。



姉ちゃん 、 元気ですか 。



俺は元気です 、



ヒーローにはなれんかったけど 。



『 行くか … 』



「 そうやね 。 召使たちが来たら大変だし 。  」



ばいばい 、 俺も 、



もうすぐでそっち行くね 。



と 、 姉に心の中で告げたその時 、



母  「  い 、  いた … ci 、 ci … 」



「 … ! ? 」



以前のようなきれいな姿とは



かけ離れた母がいた 。



「 な 、 なんで … 」



母 「 ci … 一緒に死のう … ? ?



お母さん 、 もう頑張ったの 。



貴方をここまで 、  大切に育てたのに …



村の人達ったら 、 私が悪いっていうのよ … ci 。



ねぇ 、 お母さん 、 悪いと思う … ? ? 」



明らかに疲弊した母の声 。



そんな母の手には 、 一本の包丁 。



母 「 ねぇ … ci 、 最後くらい 、



母さんの言う事聞いて … ? ? 」



ゆらゆらと近づいてくる母 。



「 い 、 やや … 来ないで … 」



『 ciッ … 逃げようッ … !



これ 、 やばい … 』



俺の手を強く握るsyp 。



でも 、 俺の体はなぜか硬直していた 。



いつもと違う母を目の前にした恐怖か 、



母をこんな姿にしてしまった罪悪感か 。



母 「 お父さん … あの男も 、 逃げていったわ … 。



結局 、 私が一番星浦家を愛していたのよ … 。



なのに 、 誰も分かってくれない … 。



ciは 、 分かってくれるわよね … ? ? 」



「 父さん … が 、 逃げたの … ? ? 」



母 「 そうよ 、 全部貴方のせいよ … ? ?



貴方が逃げなければ 、



こんなことにはならなかったのよ … ?



だから … 死んでよッ … ! ! 」



母が 、 包丁を持って襲いかかってくる 。



『 ciッ … ! ! 』



sypの俺を呼ぶ声が 、



ゆっくりに聞こえた 。



母の挙動が 、



ゆっくりに見えた 。



″ ドシュ ″



鈍い 、 嫌な音がなる 。



辺りが赤色に 、 染まっていく 。



「 ハッ … ハッ … 」



何時の間にか 、



地面は背中にあり 、



母の驚いた顔が 、



目の前にある 。



母 「 … ? ? ? ? ?



あ 、 れ”ッ … 」



母が血を吹く 。



俺に向いていたはずの刃先が 、



母の体に突き刺さっている 。



″ ドサ ″



母が地面に倒れ込む 。



「 ぇ 、 ? 」



俺の手には 、



母の体に突き刺さっていた包丁があった 。



『 ci 、 ? ? 』



「 母さん…?母、さんッ…!!



やだッ…ごめんなさいッ…どうしようッ…!?



sypッ…」



目の前の光景が理解できず 、



ただひたすらに声をあげていた 。



『 ci … 母さん 、 死んどるよ … 』






● syp side



『 ci … 母さん 、 死んどるよ … 』



俺の言葉で 、



母の顔を確認するci 。



ciの願いとは逆に 、



なのかはわからないが



もう色白くなりすぎた肌と 、



見開いた目をしたciの母さん 。



「 どッ 、 どうしようッ … まだッ 、 助かるッ 、 ! ?



syp … どうしよう … 俺 、 母さんのことッ …



ぅ … おえッ … 」



『 ciッ … 大丈夫ッ … ! 大丈夫やからッ … 。



ciは悪くないッ … 』



どうしても抑えられない



手の震え 。



でも 、 それでも今は 、



ciに寄り添ってあげなきゃ … 。



「 俺ッ … おれぇ …



人 、 殺しちゃったよぉ … 。 」



その言葉は聞き覚えがあった 。



『 俺も … 人 、 殺したよ … 』



「 … え ? 」



『 父さんのことッ …



とめられなかったから … 。



俺が 、 殺したのも同然 … 。 』



この3ヶ月間 、



ずっと言い聞かせてきた言葉 。



「 … そっかぁ … 笑 」



ciは満足した顔で 、



こちらを見てきた 。



「 俺達 … 似てへんようで 、 似てるなぁ … 。



前世は双子とか ? 笑 」



さっきの動揺した顔とは打って変わって 、



満面の笑みで話しかけてくる 。



『 そうかもしれんなぁ … 笑 』



まだ暖かさが消えない死体の前で 、



笑い合う俺達 。



いつからやろうな 、



狂ってたのは 。



親を殺した時 ?



役目から逃げた時 ?



身内が死んだ時 ?



もしかしたら 、



生まれたときからかもしれへんな 。



『 ci ? 』



「 ん ー ? 」



『 まだ 、生きたい ? 』



「 ん ー … どうしようかなぁ … 」



『 俺はもうええかなって 。 』



「 … じゃあ 、 俺ももうええわ ! ! 」



『 … 一緒に死んでくれる ? 』



「 … もちろん 、 ♡ 」










「 これで 、 よかったんかな 。 」



『 こうするしかなかったんよ 、 きっと 。 』



そう言い合う2人の青年の真上には 、



この世界にはもったないほどの



綺麗な星と 、



76年に一度のハレー彗星が流れていた 。



『 … そういえば 、 ciと星見るの



いつ振りやろうか 。 』



「 たしかに 、 そうやな 。



最期に見れてよかったなぁ 。 」



『 … 来世でも星 、 見れたらいいなぁ … 』



「 じゃあ俺は来世でも 、  sypと星見たいなぁ 。 」



『 、 笑 そんなんでええんか 。 』



「 うん 。 」



『 そっか 、 笑



… じゃあ 、 逝くか 。 』



「 … うん ! 」



2人の青年は暗い暗い谷底へ



落ちていった 。



そして 、 彼らは



君に出会えた天国ともい える



運命という地獄の世界から 、



姿を消した 。












-✗✗年後-



「 こっからが一番綺麗に見えるよな ! 」



『 今日は晴れてるし 、



絶好の天体観測日やな 。 』



「 先生にバレずに屋上来れて良かった ー 。 」



『 … やっぱ 、 星が何よりも好きやわ 。 』



「 … 俺はお前と星見るのが一番好きやわ 。 」



『 急に何言ってんねん 。



きもちわるい 。 』



「 ひどいなー 。



てか 、 今日って何見れるん 。 」



『 今日はあれや 、



「 ハレ ー 彗星 」 。 』



意外と書くことなくて今回で完結してしまいました😅

今回の作品は書き方とか変えてみたんですけど

どうでしたか!

感想、質問、大歓迎です!🥰



さて、次回の長編作品なんですけど、

前回と同様にリクエストとりたいと思います!

次の①〜③から選んでほしいです🤲🩷


①相棒 軍パロ


②マブダチ 曲パロ


③四流 曲パロ


番号だけでも大丈夫です👍

リクエスト、待ってます🙂‍↕️



『 せんたくばさみのリクエスト部屋 』 ⇨ リクエスト 、 受付中





この作品はいかがでしたか?

275

コメント

17

ユーザー

遅れてのコメント失礼します 完結お疲れ様です , !! 最初 から 最後まで 楽しく読まさせて頂きました ! 感動で涙が止まりません … 流石に才能ありすぎですよ、!分けて欲しいくらいです‪🥲‎

ユーザー

えっっっっ?通知??仕事して!?!? めっちゃ遅くなりましたが完結おめでとうございます🥹‪

ユーザー

遅れてすみません3がいいです!

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