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愁「俺幼い頃に…お父さんから虐待を受けてたんです。何か上手く行かないことがあると俺をもの扱いして殴ってくる…俺がテストで100点取れなかったら蹴ってきて…家事もお母さんが家に帰ってこないから全部してて。そこで気に食わないことがあると俺をけなしてくる。お母さんは,男遊びをして家に帰ってこなかった。お父さんがいない日に知らない男の人連れてきたり,いる日は向こうに泊まってるみたいで。」

英「…」

愁「それでお母さんは他の男の人との子供が出来たみたいで。家を出て行って。お父さんはそれが嫌で俺を殴ってきたり…。お父さん借金抱えてたらしくて,勝手に出て行って。あと,小学4年生の頃かな。誘拐されそうになったんです。」

英「…!」


〜回想〜

家が嫌で,下校途中にある公園のブランコに座っている

幼愁「はぁ。帰りたくない。」

静かな公園にブランコの漕ぐ音が響く

そこに

怪しい人「ねぇ。君一人?何でここにいるの?」

幼愁「(不審者…?)えっと…」

怪しい人「危ないよ?俺と一緒に遊ぼうよ」

幼愁「(一人よりも大人がいたほうがいいよね)」

幼愁「うん!おじちゃん分かった!遊ぼ!」

怪しい人「(可愛い子供ゲットw)じゃあこっち来て」

幼愁「うん!でもどこに行くの?」

怪しい人「秘密!でも楽しいところだよ?」

幼愁「へぇ〜」


??「(着いていったら駄目だよッ。でも分からないから,こっそり着いていってみるか)」

このやりとりを見てた人がいる



幼愁「おじちゃん,ここどこ?」

怪しい人「ここはねぇ…」

ドンッ

幼愁「うわッ!」

ガチャン

幼愁「ねぇ開けてよ!」

怪しい人「君が逃げ出さないように監禁するねぇ。」

幼愁「ウワァーン(泣)」

怪しい人「おい,泣くんじゃねぇ。ボコッ」

幼愁「痛ッ(泣)」


??「(これは危ない。警察に通報するか。)」

〜回想終〜


愁「結局誘拐されて監禁された。これら過去があったから大人が怖くてトラウマになったんです。でも誘拐を助けてくれた学生さんが居たんです。だから今,俺が生活出来てるんだなぁと思います。」

英「…助けたの,俺かもしれない」

愁「!そうなんですか?」

英「確かその時,中学3年生ぐらいだったかな」


〜回想〜

俺は学校帰り,ちょっと寄り道したくて公園に寄ろうと思った。

そしたら,小さな可愛い子供と怪しい人が会話をしてるのを見つけた。

会話の内容を聞くと誘拐かなと思ったけど確証がなかった。だからついていくことにした。

ついていってみると監禁されていた。

学英「これは警察に連絡しないと)コソッ」

学英「もしもし警察ですか?子供が監禁されています。場所は……で犯人もそこにいます。)小声」

学英「よしッ連絡完了」

連絡し終わって観察しているとまだ殴っていた。

俺は我慢しきれなくて


学英「子供に何してるんですか。犯罪ですよ」

怪しい人「何でここに学生が」

学英「そんなん貴方が怪しいから着いていきますよ。着いていったらこんなことをして。大人として恥ずかしいですよ?」

怪しい人「…お前も監禁してやるッ!」

俺に殴りかかろうとするが,俺が強いせいかボコボコにした。

怪しい人「チーン…」


ガチャッ

学英「君大丈夫?警察もうすぐ来るから」

幼愁「ウワァーン(泣)怖かったぁ ギュッ」

学英「ギュッ 大丈夫。俺がいるから」


タッタッタッタッ

警察「警察だ。動くなッって倒れてる…?」

学英「倒しておきました。こいつ,逮捕してください」

警察「ありがとうございます。」

〜回想終〜


愁「…!あの時の学生さんは英寿さんだったんですか!」

英「そうみたい。結構前に出会ってたね。」

愁「運命ですね…/// あと,また助けて貰っちゃって。やっぱり英寿さんは俺にとって大切なヒーローですね(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+」

英「運命だねッ/// ヒーローなんて…そんな照れちゃう」

英「…でも,愁斗は何で俺のことは苦手じゃないの?」

愁「何か初めから怖くなかったんです。むしろ好きって思っちゃって。(ハッ何を言ってるんだ俺は…)」

英「…///そうだったんだ。ありがとう。嬉しい(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+」

愁「(良かった…恋愛としてバレてない)」

英「まだまだ楽しも!行こッ」

愁「はい!」


俺達はまだまだ遊ぶ



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次回もお楽しみに〜

あなたは俺のヒーロー

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