TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


小倉「なぁなぁ、この後時間ある?あったらちょっとついて来てくれよ!会わせたい奴がいてさ!」

桜「は?」


突然何を言うかと思えば、ついてこいといわれ強引に手を引かれた


桜の後ろを2人も歩いてついていく、振り解こうにもびくともしないため


踏ん張ってみるが地面を靴で滑る形でひこずられていく


桜「お、おい!俺はまだついてくなんていってねえぞ!」

小倉「いいからいいから~、遠慮すンなよ~」


何をいっても話が通じないようすの小倉に桜は少々混乱しながら連れていかれる


蘇枋「桜くん、せっかくだから行ってみようよ 小倉さんのこと気になってたんでしょ?」

桜「は、はあ?!」///

小倉「マジ⁈嬉しい~!桜くん俺のこと気になんのか~」//


桜「おい!なに赤くなってんだよ!変な勘違いすんな‼︎」////

楡井「桜さんも真っ赤ですけど、」

桜「俺は赤くねえ!」////

蘇枋「あっはは、相変わらず元気だなぁ」




見回りのルートを外れて、入り組んだ道を進む事約10分


住宅が並ぶ中に 日高は目立つ大きな古いアパートの前で足を止めた


小倉「ここだ!さぁ入って入って~」


桜「いや入れといわても…)」

楡井「すごく 年季の入った、アパートですね…」

蘇枋「ここが小倉さんのついてきて欲しかった場所ですか?」


小倉「おー、そうだよ ささ!早く早く~、皆んなに会わせるの楽しみだな~」


そうして錆びついた階段を上り2階へと向かい、1番手前の扉を3回ノックした後


扉の向こうから「“たか”と聞いて?」という声がした


それに小倉は「獲る者」とこたえた、すると扉が軋みを上げながらゆっくりと開いた


部屋入ると、そこには広々とした空間が広がっており


中には居たのは20人程で、そのうちの5人がこちらを凝視しており、とても圧迫的だ


そして小倉がその5人の中央辺りに立つと、きなり色のロングコートを靡かせながら振り返る


小倉「ようこそ風鈴一年 ここが俺達、

“タカトリ”の本拠地さ!」


小倉のその言葉を聞いて一番に反応したのは楡井だった


楡井「た、タカトリって…!あの最強の小規模組織の…あの「鷹獲り」ですか?!」


何やら興奮混ざりなのか、声のボリュームが先程とは桁違いである


桜「うっるせえな、いきなり何だよ…っ」

蘇枋「楡くん、何か知ってるのかい?」

楡井「知ってるも何も!この人達は風鈴に並ぶ最強チームですよ!!」


そういいながら爛々と目を輝かせタカトリについて話す楡井


その様子をみて困惑の表情を見せる5人と、ニッコリ微笑む小倉


小倉「楡井くんは本当物知りだねぇ、知ってもらえてて光栄だよ」


手を叩きながら再び3人の側による小倉、すると楡井の肩にポンと手を置きこういった


小倉「せっかくだし、どれくらい知ってくれてるのか説明してほしいな 2人も困った顔してるしね」

楡井「へ?!わ、わわわ分っっかりました‼︎」

小倉「ふふ、楽しみだねぇ~っ」



桜「おい、なんかこの感じ見たことある気がするんだが…」

蘇枋「…気にしちゃ負けだよ、桜くん」


続く

WIND BREAKERオリジナルキャラくんシリーズ決定‼︎

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

14

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚