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ぼん総受け🍆【BL】

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ぼん総受け🍆【BL】

3 - 「チューベローズの花を添えて③」

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2025年12月12日

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ぼんじゅうるは、1、2に性欲を持ってくるほど快楽に弱い。

それでもまさか自分があそこまで溺れてしまうとは思いもせず、洗面台の前で顔を覆う。


(いやいやいや、有り得んでしょ、同性であそこまで気持ちよくなれるの???てか、おれ、男いけんのかよ……)


深くため息を着くと乾いた衣類を乾燥機から取り出す

早く服を着なければ、どこそこで襲われる可能性がある


あの4人がどこでスイッチが入るのか未だに理解できず、ぼんじゅうるは、できうる限りの防御を施す。


でなければ死んでしまう。


(主にケツが!!!)


痛む腰を撫でながらリビングに向かう。

そこには飲み物を準備して「ここにどーぞ」と自分の隣に座らせようとするおんりーと「えー、もう服着たんスか?」と残念がるMENがいた。


ぼんじゅうるは導かれる様におんりーの隣に座りズズズッとホットココアを飲む。


「……はぁー、あったかい…」


ほぅ、と胃に広がる温かさにため息を零すと、おんりーがコテンと肩に頭を預けてきた。


「ぼんさん、、身体大丈夫ですか?」

「っ、、そんな聞くなら加減してよ。こっちとらもう46よ?君たちみたいに若くないんだから……」


顔を赤めて、ぼんじゅうるはそっぽを向きながら話す。

そして、思い出したように2人に声をかける


「あ、そういえば、しばらくここ住みってどういう事?俺帰れないの?」

「……あー、それは後でドズルさん来ると思うのでその時聞きましょ」


今はとりあえず、好きな人とのんびりしたいんで、と言い続けたおんりーに、ぼんじゅうるは顔を赤らめ「本当に、その、みんな?俺の事すきなの??先輩としてではなく、その、ラブな方?」とココアが入ったコップで口元を隠しながらモゴモゴ言う。


「じゃなきゃ、ヤらんでしょうよ」


MENはケタケタ笑いながら鈍感すぎると手を叩いた。


「………その、俺、好きとかよく分からいから、、皆の気持ちに答えられないかもしれない。」

「……んー、ま、そうでしょうね。でもそんなすぐ答え出さんでくださいよ。俺たちも今まで普通に女の人が恋愛対象でしたけど、、ぼんさんだけが特別に想えて、、それに俺だって、ぼんさんで抜いた時は混乱しましたからね、時間はたっぷりありますから、のんびり考えてくださいよ。」

「おんりーちゃん、、あなたの口から、抜くとか、好きとか特別とか聞くと本当に恥ずかしいんだけど、、」


ぼんじゅうるは更に顔を赤くして唸る


「ぼんさんだから好きになったって事ですよ。そこに性別なんかアホらしくなる程にね。」

「そうそう」

「……ぅうーーーー、」


おんりーに同意し、頷くMENと2人の愛の囁きにパーカーのフードを深く被り顔を隠すぼんじゅうる。


あー、可愛いっとフードに手を伸ばし剥がそうとした時、玄関の鍵が開く音が響く。

ドズルとおらふくんが帰ってきたのだ、両手に大きな荷物を抱えて。


「っっ、、ど、ドズルさん、、」


ぼんじゅうるは昨夜の行為を思い出しチラリと2人を見る。


「……やっほ、ぼんさん、……その、腰大丈夫かね?」


少し気まずそうに微笑むドズル。


「……アホいてぇーよ」

「……すんません」


フイッと顔を逸らしぼんじゅうるはそっぽを向く。


「ぼんさん……本当にごめんなさい……その、」

「……おらふくん…あなたねぇ……どんな体力なのさ、俺、やめて欲しいって何度も言ったのによ 」

「ごめんなさい……ぼんさんが、あまりに可愛いから」


ア、アホか!おっさんに可愛いがあるか!とぼんじゅうるはおらふくんに顔を真っ赤にし、恥ずかしさをぶつける。

その時、見覚えのある荷物に目が行く。


「…………あの、ところで、お二人さん」

「………………」

「その、手に持ってる荷物、、何?」

「……まだ、外のトラックに色々あるよ」

「……いやいやいや!俺の!それ!俺の服!!?なんで、そんなに持ってきてるの?!?おれ、ここにしばらくじゃなくて、一生住む感じなの??!」


ありえない量の衣類と見覚えのある洗面用具、あれは間違いなくぼんじゅうるの私物である。

そして、いつもの癖でツッコミをいれる、そう冗談ですよ!という言葉を待って……でも、待てど暮らせどその言葉は返ってこず、代わりに


「はい、ぼんさんは今日からここにお引越しです。」


とドズルはにこやかにそう答えた。










外のトラックを急いで見に行くと、業者と話し込むネコおじの、姿があった。

息も絶え絶えに詰め寄るぼんじゅうるに「あ、ぼんさんお疲れ様ですーっ」とネコおじは言葉を止めた。


「…………ね、ネコおじ?!なに、これ、どういう事なの?!」

「…………………………っー、ふぅーー、ぼんさん、とりあえずお疲れ様です、そしてパーカーのチャック上までしっかり閉めましょう、、、、見えてます。 」

「……え? 」


ぼんじゅうるは、顔を真っ赤にして手で目を隠すネコおじを見た後、ゆっくりと自身に視線を送る。

パーカーの下は薄い白いTシャツを着ていて、下は黒色のウエストがくっきりと分かるカーゴパンツ、何もおかしくはないと思うが……


「……めちゃくちゃ透けて見えてます、それに首元やばいです」

「えっ、、、つつつつ!!?!?うわっ!あ、や、これは、その!!」


そう、Tシャツからはピンクの乳首が透けていてぷくりと自身を主張していた。

首元がガッツリ開いている為、昨日の、事情跡がモロに見えていた。

ぼんじゅうるは、やばいやばいとパニックになる、、、変な誤解を産んでないか?てか、この関係ばれてるのか?とかアワアワとする。


「ち、ちがっ、え、あの、これはその!」


と言いかけた瞬間、背後からガバッとブランケットで包まれた。

頭から覆い被さるようにかけられて「え?何事!?」と少し体制を崩すもギュッと抱き込まれる。


「ぼんさん、なにしてんすか、そんなカッコで飛び出て。」


頭上ではドスの効いた声で話すドズルの声。


(あ、あれ?怒ってる?)


なんで?どうして?とぐるぐるする頭。


「……ドズルさん、そんな睨まないでくださいよ、これは不可抗力です。」

「……見た?」

「……不可抗力です」

「忘れろ!ぜってぇー!忘れろ!」

「だから!不可抗力ですってば!」


ぼんじゅうるは、え、何話してんの?と2人に声をだす。

そこで返ってくる言葉にガクりと腰を抜かすのであった。


「なにって、俺たちスタッフ全員、あの4人がぼんさん口説いて狙ってたの知ってますから。」



「はぁーーー!?!?!?」










頭が痛い、とても悩ましい、なんでこんな外野が埋まってるのさ

俺が頭を悩ませている間にあれよあれよと荷物が入れこまれていく。


(第1、家賃は?ドズルのポケットマネーってなにさ、どういう事?)

「……ぼんさん声出てるよ、これは、なんというか、ドズル社としての配信部屋とかもあるからさ、やっぱり誰かしら管理する人が欲しかったのよ。そんな時ちょーど引っ越し考えてたぼんさんがいたからさ、次のとこ決まるまででもいいからいて欲しーなー?的な?」


ドズルはニカッと笑うと「さ、早く中入ろ」とジトリと睨むぼんじゅうるを引きずり戻した。


「……おれは、絶対、次を見つけるからな?速攻出て行ってやる、、」

「はいはい、了解了解」

「真面目に聞け!!」


きぃーー!と喚くぼんじゅうるをドズルはニヤニヤと見つめる。


「家賃はタダ。」

「……っ」

「配信はここだから、実質起きたらすぐお仕事に行ける、わざわざ外に出なくていい」

「……つっ」

「俺たちが半同棲だから、食べ物も困らない」

「……っーー!」

「家事、掃除付き」

「っーー!わーかったよ!!はいはい!住みます住みます!」


ぼんじゅうるは、そう、欲にとても弱いのだ。











「ぁー、疲れた……」


自分の部屋として3階建ての1番上のいい部屋を貰った。

3階は大きな部屋が1つと物置部屋が1つの2部屋のみとなっている為、実質ワンフロア俺のものなのだ。

これくらいしてもまだまだお釣りが来るほどこちらはムカムカしている。

ケツは掘られるわ、変な性癖を新たに追加れるわ、ただでさえ引きこもり男なのにこんな好条件を目の前でヒラヒラされたら、そりゃ〜食いつくしかない。


「……今日は、もう、みんな帰ったし、ゆっくり寝よっ、」


明日は午前中に収録があるが、部屋を出て階段を降りた先にある部屋が自分の仕事場なわけで、ギリギリまで寝れるのだ、

「あー極楽極楽〜♪」他のメンバーは自分宅からボイスチャットアプリでそれぞれ参加しエンドラ討伐収録となっている。

物によっては数時間で済むものの、酷いと数十時間とハードワークになる。

今日は早く寝て明日に備えなければならない。


「……」


瞼を閉じると、昨日からの荒々しい行為とそれぞれの思いが脳裏に浮かぶ


「「ぼんさんが好き」」


皆、口を揃えて伝えてきた。

いままでのあれもそうなのか?とか、

なら、この前のも?とか一人で考え足をバタつかせ唸る


「……うぅうーーー!!!くそ!なんちゅー記憶残してくれたんだ!あの人たちは!」


恥ずかしい!あー!恥ずかし!

とぼんじゅうるはベッドの、上で暴れ回る。


焼肉を食べに行った時、さりげなく道路側を歩いたドズル

いつもドアを開けて「どーぞ」とエスコートしてくれたMEN

あれが欲しいなーって時に必ず無言で差し出すおんりー

少しその話疲れたなって時に話題を逸らすおらふくん


あれ、全部、下心からなの!?

俺、おっさんよ???

そ、そんな乙女みたいな事されてたの!?!


ぼんじゅうるは、うわー!うわーー!と頭を抱える。


ドズルと職場の通路でワイワイと話していた時にやたらと絡んでくるMEN

それに対して、はよどっか行けと言わんばかりの対応をするドズルに、どうしたんだろって思ってたけど、、あれ、両者、ヤキモチか!?

おらふくんが転びそうになって咄嗟に引き寄せた時、ばっと避けられたのは、俺がおっさんで気持ち悪かったんではなく恥ずかしかったから?……そういえば首まで赤くしていたような、、

俺が椅子に座ったまま腕を組み、うたた寝をしていた時、ふと目が覚めて顔を上げた先に、おんりーの顔があったのは、、あれ、やばかったのでは?!寝込みに何する気だったの?


ゾゾゾつとぼんじゅうるは今までの自分の鈍感さに寒気がした。


「俺、いつ、食われても、おかしくなかったぞ」


ぼんじゅうるは、これからは気をつけなければと意志を固く眠りについた。










ピピピピピッーー……


アラームに起こされる。

あの後なんだかんだ疲れのせいか、歳なのか直ぐに寝れたぼんじゅうるは、むくりと起き上がった。


「なんか、今日寒いな」


背中がゾワゾワする。

部屋の中は暖房も入っていて比較的暖かいはずが、なぜだか寒い。

そして、この寒気には覚えがある。


「……体温……測るか??」


少しふらつきながら、体温計を探すため部屋を出ようと、ベッドから足を1歩出した時。


グラり


視界が歪む、ドサリとカーペットの上に倒れる。

足に力が入らない、頭がガンガンする。


「ぅっ、、これ、熱あるやつか、、まじかよ」


収録まで、残り30分

今からする事を頭の中で整理する。


まず、熱を測る……いや、これはやっぱり無し、余計しんどい

とりあえず、水分と風邪薬飲まなきゃと力の入らない足を引きずりフラフラと1階へ向かう。


チカチカする視界、ふらつく足、

途中、スッキリしたくて洗面台へ向かい顔を冷水で洗う。

冷たい水が気持ちよく少し視界がクリアになる。


やっとの思いでリビングから水分を持ってくる。

風邪薬を飲みながら、2階の仕事部屋へと向かう。


この時、収録開始まで残り時間15分。


「んーーっ」と眉間を抑えて痛みを誤魔化し椅子へと座る。


まだ我慢出来るほどのダルさだ、大丈夫。

と収録を開始した。









『なんか、ぼんさん、今日やたらと声枯れてない?』

『そういえばそうだね〜』


とヘッドホンからドズルとおんりーの声。


「そう??この前の忘年会ではしゃぎすぎたからかな?」


と少し含みのある言い方をするとバツの悪そうなおらふくんが


『いやー、ぼんさん、あの日はすみません、少しはしゃぎすぎちゃいました〜』


と謝る。

くそ、こいつら、誰のせいでこんな声枯れて翌日熱出してると思ってるんだ!とツッコミそうになるのを抑え他の話をする


「歳なのかな、あの後少し熱出しちゃったよ」

『は?』


と痛む頭を抑えながら、声では明るくケタケタと話すぼんじゅうる。

それに、少し低い声で反応したのがMENだった。


『……今は大丈夫なんスか?』

「んー?まだ少し熱っぽいかな、昨日の夜は特に何も無かったけど今朝方寒気してさ、やばいと思って早目に薬飲んだよ。」


そこまで話して、あ、やばい、と思った。

自分的には薬も飲んだし、少し気怠さはあるものの仕事に支障はない、収録だし誰かに移す心配もないからと油断してた。

いま、この声を聞いてる男たちは、それはそれはぼんじゅうるを乙女のように可愛がるのだ、あの行為のせいで熱が出たかもしれないと遠回しに言ってしまったものだからこの後起きる事にぼんじゅうるは更に頭を抱えた。


「や、その、本当に、今は大丈夫なのよ!」

『……じゃあ、いま、熱何度なんですか?』

「……37.5℃とかかな。」

『……ドズルさん』

『うん、、みんな、今日は中止、各々行動してね。』

『はーい』

『はいよ、なら解散』


おらふくんが、ボソリと聞いてきた、それに適当に答えた。

おんりーは何かを察しドズルを呼ぶ。

そして、ドズルの”各自行動してね”の声に続いておらふくんとMENが返事をして通話が切れた。



「……え?」


(ま、まさか、こ、来ないよね!?)


背筋がゾワリとするのは熱のせいか、はたまたこれから起きる事を恐怖してなのか……ぼんじゅうるは分からない。









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