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第3話 見ただけで怖い
「昨日、五時間ずっとゲームしてた」
「マインドレベル大丈夫なの?」
「六十二」
「使いすぎじゃん」
「でも勝ったからいい」
笑い声が広がる。
別の机では。
「私は試験範囲終わらせた」
「夜に?」
「うん。昼間やりたくないし」
さらに別の場所。
「昨日のシェア、三・二だった」
「多っ」
「研究処理に入れたから」
眠っていた時間。
なのに、誰も眠っていた話をしていない。
ゲームをした。
勉強した。
誰かと会った。
仕事を手伝った。
十五歳だった久瀬トウマは、教室の後ろの席でその声を聞いていた。
机へ頬杖をつく。
左手首にはマインドバンド。
睡眠時間 7時間18分
睡眠状態 正常
マインドレベル 100
マインドリンク 未確認
マインドシェア 0.0
いつもの数字。
トウマは表示を消した。
隣の席の生徒が、自分の椅子をほんの少しだけ離した。
ぎっ。
脚が床を擦る。
トウマは横を見る。
目が合う。
相手はすぐ前を向いた。
何も言わない。
トウマも何も言わなかった。
少し前なら気にしていた。
今はもう、椅子が数センチ動いた程度では何も思わない。
朝の教室ではよくあることだった。
トウマがノンマインドだと知られる前までは。
もっと近かった。
机を寄せて話していた生徒もいた。
ゲームの話をした。
授業の話をした。
昼食を交換した。
診断結果が広まったあと。
少しずつ変わった。
いきなり全員が敵になったわけではない。
ただ。
座る位置が少し遠くなった。
会話が少し短くなった。
ボディユニットの話をしていると、トウマが近づいただけで声が小さくなった。
それくらい。
だから余計に分かりやすかった。
教室の前方で永野ミクが友人と話していた。
肩まで伸びた黄緑がかった髪を耳へかけ、時々こちらをちらちら見る。
「本当にできるの?」
「何が?」
「ボディユニットの制限」
「知らない」
「ノンマインドって外せるって聞いた」
「全員じゃないだろ」
「でも久瀬って、プログラム得意なんでしょ?」
ひそひそ。
声を小さくしている。
でもトウマの席までは届く。
トウマは頬杖をついたまま教室の時計を見る。
一時間目まで、あと七分。
暇だった。
ミクの声が続く。
「自分のユニットとか近づけたくない」
「何かされるかもしれないし」
「触られたら分かるの?」
「分かんない」
トウマは視線だけを動かした。
何かされるかもしれない。
便利な言葉だと思った。
何もしていなくても成立する。
できるかもしれない。
やるかもしれない。
危ないかもしれない。
全部、まだ起きていない。
それでも距離を取る理由にはなる。
教室の扉が開いた。
教師が入ってくる。
その後ろから、一体のボディユニットが入ってきた。
空気が変わった。
「来た!」
岸谷レンジが身を乗り出す。
短い灰色の髪。
がっしりした身体。
朝から声が大きい。
「今日実習じゃん!」
「忘れてた」
「俺ずっと待ってた!」
教室の中央へ、学校用ボディユニットが運ばれる。
人型。
成人程度の大きさ。
外装は落ち着いた灰色。
関節部分には柔らかな素材が使われ、胸元には学校管理用の識別表示がついている。
教師が教室を見回した。
「今日はボディユニットの基本制御を確認します」
ざわめきが広がる。
トウマも少しだけ身体を起こした。
眠そうだった目が開く。
ボディユニット。
人間より、そっちのほうが気になった。
教師の説明が始まる。
「学校用なので、一般家庭用より安全制限が強く設定されています。動作速度、力、反応、関節可動、すべて上限があります」
トウマはユニットを見る。
右腕。
肩。
首。
脚。
処理の流れが頭の中に浮かぶ。
まだ触っていない。
接続もしていない。
ただ見ているだけ。
それなのに。
ここが制限。
ここが入力。
ここが出力。
この処理は少し遅い。
この部分はわざと鈍くしてある。
見える。
文字ではない。
図でもない。
感覚に近い。
教師の声が遠くなる。
「今日は二人一組で操作します」
机が動き始めた。
トウマはボディユニットを見たままだった。
「久瀬」
呼ばれる。
気づかない。
「久瀬」
「ん?」
「聞いていたか?」
「半分」
「半分では困る」
教室に笑いが起きた。
トウマは肩をすくめる。
教師が組み合わせを読み上げる。
二人。
二人。
二人。
そして。
「高梨、久瀬」
一瞬だけ教室が静かになった。
高梨ソウタが顔を上げる。
短い茶色の髪。
制服をきちんと着て、左手首には新品に近いマインドバンド。
ソウタはトウマを見る。
「……俺?」
「そうだ」
教師が答える。
ソウタは何か言いかけた。
言わなかった。
二人でボディユニットの前へ行く。
操作用のマインドリンク範囲へ入る。
ソウタが先に立った。
トウマが一歩近づく。
ソウタも一歩動く。
離れる方向へ。
トウマが止まる。
「何?」
「いや」
「俺、臭う?」
「そうじゃなくて」
「じゃあ近づいていい?」
「別に」
別に。
そう言いながら、ソウタは距離を戻さない。
教師が基本操作を指示する。
「まず右腕を上げる。高梨から」
ソウタがマインドバンドを接続する。
表示。
LINK。
ボディユニットの右腕がゆっくり上がる。
「おお」
レンジが後ろで声を出す。
ソウタは少し笑った。
右腕を下ろす。
次に指を曲げる。
歩かせる。
動きは遅い。
安全制限が強い。
それでもソウタは楽しそうだった。
「次、久瀬」
トウマが前へ出る。
その瞬間。
ソウタがボディユニットの肩を掴んだ。
トウマから少し引く。
トウマの手が止まる。
「何してるの?」
「いや、その」
「触らないよ」
「でも」
「操作する授業なんだけど」
「分かってる」
ソウタの手は離れない。
トウマはボディユニットを見る。
その向こうで、ソウタの指が肩を掴んでいる。
「壊さないよ」
「そういう意味じゃなくて」
「じゃあ何?」
「……何かされると困るから」
教室のざわめきが小さくなる。
トウマは瞬きをした。
「何かって?」
「制限とか」
「外すと思ってる?」
「できるんだろ?」
「できるかもしれない」
「ほら」
「でも今はやらない」
「分かんないじゃん」
トウマは数秒黙った。
「じゃあ授業どうするの?」
ソウタも黙る。
教師が近づいてきた。
「高梨、ユニットを戻せ」
「でも」
「久瀬にも操作させる」
「もし改造したら?」
「学校側で監視している」
「……はい」
ソウタは手を離した。
ただ。
自分のバンドだけは胸元へ引き寄せた。
トウマから遠ざけるように。
トウマはそれを見た。
それからボディユニットへ目を戻した。
「久瀬。基本動作だけだ」
「分かってます」
「制限設定には触るな」
「先生まで言う?」
「念のためだ」
「はいはい」
左手首のバンドを接続する。
通常の利用者なら、マインドリンクを経由して操作する。
トウマは違う。
自動リンクが成立しない。
学校用の補助接続を通す。
ピッ。
警告が一度出る。
NON-MIND。
補助制御へ切り替え。
トウマはボディユニットを見る。
右腕を上げる。
すっ。
動く。
ソウタより少し滑らかだった。
教師が見る。
「速度を標準へ戻せ」
「標準です」
「今の動きは?」
「処理の順番変えただけ」
「変えるな」
「制限は触ってない」
「基本設定も触るな」
「そっち?」
周囲から小さな笑い。
トウマは右腕を下ろす。
次は指。
一本ずつ。
きれいに曲がる。
親指。
人差し指。
中指。
薬指。
小指。
教師が眉を上げる。
「操作経験は?」
「学校では初めて」
「学校では?」
「家の古いやつ触ったことある」
「許可は?」
「……」
「久瀬」
「次、歩かせます」
また笑いが起きた。
トウマはユニットへ意識を向ける。
一歩。
二歩。
三歩。
滑らか。
そのとき。
左脚の動きが一瞬だけ引っかかった。
トウマの目が止まる。
処理の奥。
小さなズレ。
入力と反応の間に、ほんのわずかな遅延。
「先生」
「何だ」
「これ左脚おかしい」
「異常は報告されていない」
「でも変」
「授業を続けろ」
「故障するかも」
「学校側の診断では正常だ」
「診断が見てないところ」
「久瀬」
「本当に」
教師が少し強い声を出す。
「設定へ触るな」
教室が静かになる。
トウマは口を閉じた。
まただ。
何か言えば。
触るな。
変えるな。
お前ならやるかもしれない。
視線が集まっている。
ソウタ。
ミク。
レンジ。
教師まで。
トウマはボディユニットから接続を外した。
「終わり」
「まだ歩行が」
「ソウタやれば」
「久瀬」
「触るなって言ったの先生でしょ」
席へ戻る。
教師は何か言いかけた。
結局、次の組を呼んだ。
トウマは椅子へ座る。
机へ頬杖をつく。
でも視線だけはボディユニットを追っていた。
左脚。
やっぱり変だ。
小さい。
今は問題にならない。
でも繰り返せば。
処理がずれる。
足首。
膝。
重心補正。
たぶん、どこかで。
「久瀬」
隣から声。
ソウタだった。
「何?」
「さっき、本当に何もしてない?」
「何もしてない」
「動き変わってた」
「基本処理の順番だけ」
「それ、改造じゃないの?」
「改造ってほどじゃない」
「普通やらないだろ」
「普通にしたら動きにくいから」
「そういうところだよ」
トウマが横を見る。
ソウタの顔は怒っていない。
むしろ不安そうだった。
「何が?」
「みんなが怖がるの」
「何も壊してない」
「できることが怖いんだよ」
「できるだけで?」
「うん」
「じゃあどうしろって?」
「分かんないけど」
「何もしなくても怖い?」
ソウタは返事をしなかった。
トウマが続ける。
「見ただけでも?」
ソウタの目が一瞬だけ逸れた。
それで十分だった。
トウマは前を向いた。
「便利だな」
「何が?」
「何もしなくても怖がれる」
授業は続いた。
別の組。
また別の組。
ボディユニットは教室を歩く。
右へ。
左へ。
止まる。
曲がる。
そして。
レンジの番になった。
「よし!」
レンジが張り切って接続する。
「速度上げていい?」
「規定内ならな」
「了解!」
ユニットが歩く。
少し速い。
一歩。
二歩。
三歩。
トウマの目が細くなる。
左脚。
遅延。
さっきより大きい。
「止めたほうがいい」
誰にも聞こえない程度の声で言った。
四歩。
五歩。
ぐらっ。
ボディユニットの身体が傾いた。
「え?」
レンジが驚く。
次の瞬間。
左脚が動作を外した。
ユニットが机へ倒れ込む。
ガタン!
机が倒れる。
椅子が転がる。
教室に悲鳴が上がる。
レンジが接続を切る。
教師が駆け寄る。
「全員離れろ!」
生徒が一斉に下がる。
トウマも立ち上がる。
その瞬間だった。
何人かの目が。
トウマへ向いた。
一人。
二人。
三人。
ミクも。
ソウタも。
教師まで、一瞬だけ。
トウマを見る。
トウマは動きを止めた。
「……俺?」
誰も答えない。
「今、俺見た?」
レンジが倒れたユニットのそばから顔を上げる。
「お前、何かした?」
トウマは笑いそうになった。
笑える話ではなかった。
「俺、席にいたけど」
「でもさっき触ってたじゃん」
「授業だから」
「設定変えたとか」
「変えてない」
「本当に?」
「先生が監視してた」
教師がすぐ言う。
「久瀬による制限変更は確認されていない」
「じゃあ何で?」
ミクが小さく言う。
トウマはボディユニットを見る。
「左脚」
「え?」
「最初からおかしかった」
教師の顔が止まる。
「さっき言った」
「……」
「先生に」
「確かに聞いた」
「診断では正常って言われたけど」
教室が静かになる。
トウマは倒れたボディユニットへ近づく。
ソウタが反射的に言った。
「触るなよ」
トウマが止まる。
ソウタ自身も、言ってから顔を固くした。
トウマは振り返る。
「壊れてるのに?」
「でも」
「原因見るだけ」
「先生に任せたほうが」
「さっき先生の診断で正常だったんだろ」
「久瀬」
教師が呼ぶ。
トウマは教師を見る。
「触っていい?」
教師は迷った。
ほんの数秒。
その数秒が長かった。
「外装だけだ」
「分かった」
トウマはしゃがむ。
左脚へ手を置く。
接続はしない。
見て。
触って。
関節を少し動かす。
「ここ」
「何がある」
「反応の順番がずれてる」
「見えるのか?」
「何となく」
「何となくで触るなよ」
レンジが言う。
トウマはレンジを見る。
「じゃあ離れる?」
「いや……直せるの?」
「たぶん」
「改造になる?」
「直すだけならならない」
教師が言う。
「勝手に処理へ入るな」
「じゃあそのまま」
「原因だけ言え」
「左脚の重心補正が遅れてる。歩行入力より一個後ろになってる」
「なぜだ」
「たぶん授業前の更新」
「更新?」
「新しい歩行処理と古い補正が混ざってる」
教師が学校用の診断表示を開く。
確認する。
数十秒。
表示が変わる。
歩行補正。
同期エラー。
教師の手が止まった。
レンジが覗き込む。
「当たってる?」
教師はトウマを見る。
「ああ」
教室の空気が少し変わる。
誰も謝らない。
トウマも求めない。
ただ、さっき自分へ向けられた視線だけは残っている。
事故。
トウマを見る。
故障。
トウマを見る。
何か起きる。
まずトウマを見る。
そういう順番が、もう教室の中にできていた。
教師がユニットを停止させる。
「今日の実習はここまでだ」
不満そうな声が上がる。
レンジは倒れたユニットを見ていた。
それからトウマを見る。
「お前、最初から分かってたの?」
「変だとは」
「なんで?」
「見たら」
「またそれ?」
トウマは頷く。
レンジは少し黙った。
「すげえな」
教室のどこかで椅子が鳴った。
ミクが小さく言う。
「でも、それが怖いんじゃん」
レンジが振り返る。
「何が?」
「見ただけで分かるとか」
「便利じゃん」
「勝手に私たちのユニットとかも分かるかもしれないし」
「だからって何もしないだろ」
「分かんないじゃん」
また。
分からない。
かもしれない。
トウマは立ち上がる。
自分の席へ戻る。
途中。
机の横に置いていた筆箱が床へ落ちていた。
朝は机の上にあった。
拾う。
中を見る。
何本か足りない。
周囲を探す。
後ろの棚の下に一本。
教室の隅に一本。
ゴミ入れの横に一本。
トウマは黙って拾った。
誰がやったのか。
分からない。
聞いてもたぶん。
知らない。
と言われる。
席へ戻る。
椅子に座る。
机の中を見る。
ノートの端が折られている。
小さく文字が書かれていた。
キケン。
トウマはしばらく見た。
消し具を取り出す。
擦る。
薄くなる。
完全には消えない。
もう一度。
擦る。
紙が少し毛羽立つ。
「久瀬」
ソウタが近くに立っていた。
トウマは顔を上げない。
「何?」
「それ」
「見れば分かるだろ」
「誰がやったの?」
「知らない」
「先生に言ったら?」
「面倒」
「でも」
「言って何になる?」
ソウタが黙る。
トウマは消し具をしまった。
ノートを閉じる。
「ソウタも怖いんだろ」
「……」
「だったら気にしなくていいよ」
「俺は、別に嫌いじゃない」
「知ってる」
「ただ」
「怖い」
「……うん」
トウマはようやくソウタを見る。
「何が一番怖い?」
「え?」
「俺が何すると思ってる?」
「ボディユニット弄ったり」
「それはするかも」
ソウタの顔が引きつる。
トウマは少し笑った。
「自分のやつなら」
「ほら、そういうところ」
「でもソウタのは触らない」
「本当に?」
「興味ないし」
「ひどくない?」
「安心した?」
ソウタは困った顔になった。
少しだけ。
ほんの少しだけ笑った。
午後。
授業が終わるころ。
教室前方の表示板へ、学校から連絡が出た。
本日のボディユニット停止について。
原因。
歩行補正同期エラー。
生徒による不正変更。
なし。
トウマはそれを見た。
誰もこちらを見ていない。
朝なら。
事故が起きた瞬間なら。
全員が見た。
違うと分かったあとは。
誰も見ない。
謝るほどではない。
そんなものなのだろう。
帰り支度をする。
マインドバンドを確認。
マインドレベル 97。
少し減っている。
今日はネットへも行っていない。
シェアもしていない。
なのに減った。
「疲れたからかな」
鞄を持つ。
教室を出ようとする。
後ろからレンジの声。
「久瀬」
「何?」
「さっきのユニット」
「うん」
「どこ直せば動く?」
トウマの足が止まる。
「知りたい?」
「うん」
「先生に聞けば」
「先生よりお前のほうが分かってたじゃん」
「怖くないの?」
レンジは首を傾けた。
「何が?」
「俺」
「別に」
「みんな怖いらしいよ」
「俺はボディユニット壊れるほうが怖い」
トウマは少しだけ笑った。
「じゃあ教える」
二人で実習室へ向かう。
廊下の向こう。
使用停止になったボディユニットが運ばれていく。
トウマはその左脚を見る。
やっぱり気になる。
教室の視線より。
陰口より。
筆箱を落とされたことより。
ノートに書かれた文字より。
あの処理のズレが気になる。
どう直す。
どう組めばもっと自然に歩く。
どこまで変えられる。
安全制限の向こうには何がある。
レンジが横で言う。
「お前、楽しそうだな」
「そう?」
「顔違う」
「何が?」
「ボディユニット見てるときだけ目が起きてる」
「失礼だな」
「普段ずっと眠そうじゃん」
「朝弱いから」
「今もう夕方だぞ」
トウマは笑った。
廊下を歩く。
背後では、まだ誰かがこちらを見ていた。
ノンマインド。
怖い。
危ない。
何をするか分からない。
その視線は消えない。
たぶん明日も。
来週も。
もっと先も。
けれどトウマの頭の中では、すでに別のものが動いていた。
歩行処理。
重心補正。
関節制御。
安全制限。
見ただけで怖い。
そう言われる十五歳のトウマは。
自分を見る人間より。
人間そっくりに歩くボディユニットの中身のほうを、ずっと面白いと思っていた。
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第3話読み終えたよ……🖤 トウマの孤独感がすごくリアルで、教室の空気が重くて読んでて胸がぎゅっとなった。 特に「見ただけで怖い」ってタイトルが、そのまま教室の視線になってて、理不尽さが伝わってきた。 ソウタとの「何が一番怖い?」のやり取り、あれ好き。少し笑えたけど、そのあとがまた切なくて。 でもユニット見てるときだけ目が起きてるトウマ、ちょっと可愛いなって思った🖤 岸谷レンジの「壊れるほうが怖い」っていう感覚、新鮮だった。 最後の「面白い」で終わるトウマの視点、表現としてすごく良かったよ。 また続き読むね。