テラーノベル
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俺は、高校の時事故に遭い当時の記憶がない。
どんな風に事故ったのか、
その現場に誰がいたのか、
だけど、一部の記憶であり、生活に支障はないためリハビリはしていない。
俺は、補習があり帰りが遅くなった。
帰り途中、ある店が目に入った。
ショーケースには、マネキン…?
にしては、リアル過ぎるような…
少し気になってしまい、店へと入った。
「カランッ」
店の中は、高級感がある。
俺には、場違いな場所だ。
商品説明を見ると全てロボットのようだ。
店員)何かお探しでしょうか!!
赫)(ビクッ)あ、いや…
店員が話しかけてきた。
元気がある人だな…
俺にもその元気分けて欲しい。
店員)こちらの商品は、生活サポートロボでございます。
〃)人間のような機能を搭載しているため、会話も可能です!!
赫)へ、へぇ…
帰りたい。
値段を見た感じ俺には買えない値段だ。
どう切り抜けようか…。
赫)(チラッ)
店員)そちらの商品が気になりましたか?
気になったというか、目が合ったような気がしたというか…
紫の髪で襟足が生えてあり、頭上にはアーチ状のアホ毛。
つり目の黄色い瞳。
美形なロボットだった。
店員)こちらは、明日廃棄されるロボットでございまして…
赫)…廃棄?
店員)はい、買っていただいた方からのクレームが多くあり処分が決定されました。
処分って…何やらかしたのだろうか。
でも、少し惹かれる部分があった。
赫)こ、これ購入お願いします。
店員)、!?いいんですか?
赫)はい、少し気になったので…
店員)分かりました。ですが、もう値段もついてないので無料でお渡しとなります。
〃)では、少し説明しますのでこちらへ
別に可哀想だから買ったわけではない。
ただ、少し見覚えがあった気がしたから。
赫)ッはぁはぁ…ッ
クソ!!ちゃんと説明聞いとけばよかった。
運搬されてくるわけじゃねぇのかよ。
家に着き、ダンボールを開けてみる。
どうやら組み立て式のようだ。
簡単だったため、15分程で終わった。
赫)えっと…起動には充電が必要…丸1日!?
めんどくさい、まぁタダだし安いものか
そう思い、射し込んでそのまま寝てしまった。
ピピッ ピピッ
赫)ん…朝?…、8時か…
やべぇ遅刻だ。
キーンコーンカーンコーン
赫)ギリギリセーフ…
桃)いやアウトだろ、一限目終わったわ
こいつは、LAN。
幼稚園からの幼なじみだ。
頭もよく、容姿もいいから多少人気がある。
32
243
107
けど、重度のオタクだ。
赫)昨日、大きい買い物してさ
桃)買い物って?
赫)お手伝いロボ的な?
桃)もしかしてこれ?
LANが見せてきたのは、正しくそれだった。
なんでも、今流行ってるらしい。
赫)うん、それ
桃)ふーん、一人暮らしにぴったり…寂しい人にオススメ…なっちゃんにちょうどいいね
赫)うっさいわ
ガチャ
帰ると充電は完了していた。
これで1週間は持つらしい。
電源ボタンを押し、起動する。
?)Imitation Lifeform with Lost Memory Algorithmです。よろしくお願いします。
赫)…え?
?)Imitation Lifeform with Lost Memory Algorithmです。よろしくお願いします。
英語ばっかりで何も分からない。
唯一聞こえたのはい……る………
赫)いるまって呼んでいい?
茈)いる、ま…承諾しました。
とてもスムーズに進む。
何が欠陥だったか分からないレベル。
正直、『会話が出来ない』とかそんな欠陥だと思ってたけどそうではないみたいだ。
赫)じゃあさ!部屋の掃除してくれない?
茈)あー…そういうの一人でやってくんね?
赫)…え?
茈)そういうめんどいのやりたくないんで
赫)は?
ーーー生意気なロボットを買ったようです。
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