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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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#溺愛
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駐車場に向かって歩きだそうとした時、今度は後ろから抱きしめられた。隼人君は言葉よりも先に行動するタイプだと思う。
「あの、……また会ってもらえますか?」
ズルい。そんな声で聞かないで。
無理だよ、こんな気持ちのまま会えない。
「えっと、その、少し時間くれないかな? 私から連絡するからそれまで連絡しないで欲しい。ごめん」
抱きしめられている腕に力が入ったのが分かった。
「……分かりました」
消え入りそうな声で返事をされる。
しばらくそのままだったけど、腕が離れたタイミングでその場を後にした。
この駅にも思い出がありすぎるから一秒でも早く車に乗りたい。来た時との落差があまりにも大きすぎる。
おかしいな。今日は誕生日で、隼人君の彼女になったばかりなのに。
コメント
1件
おお…これはまた重くて胸が締め付けられる回だったね。彼女になったばかりの誕生日に「会えない」って言わせる展開、隼人君の消え入りそうな「…分かりました」に全部詰まってるよね。腕の力が入った描写も、言葉にできない感情が伝わってきて切なかったな。何か乗り越えなきゃいけない過去があるのかな…この複雑な心境、すごく気になる。