テラーノベル
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きっかけは、公式配信後のメンシプ配信の何気ない一言。
最初は、雑談みたいなコメントだった。
・「最近のみんな、雰囲気変わった?」
・「確かに!」
・「仲良いのは前からだけど」
・「なんか、空気が丸い」
・「トゲなくない?」
リスナーちゃんが拾って、画面に流れる。
俺は、一瞬だけ固まった。
【あき】「……え、そう?」
コメントは止まらない。
・「無理してない感じする」
・「あっきぃの笑い方、柔らかい」
・「誰かがミスっても空気崩れないよね」
ぷーのすけが、横から軽く言う。
【ぷり】「俺ら、変わってへんけどな」
【まぜ】「でも、余裕は増えたかも」
俺は、モニターを見つめたまま黙る。
(余裕……?)
さらにコメント。
・「最近さ、あっきぃが“任せる”の自然になった」
・「前は全部抱えてた感じあったよね」
その一文で、
俺の胸は小さく鳴った。
【あき】「……そんなふうに見えてたんだ」
思わず、ぽろっと漏れた。
誰も茶化さない。
ぷーのすけが、いつもより低い声で言う。
【ぷり】「今はな」
「抱えなくても回るって知ってる顔してんの」
「それね、見てて安心するんよ」
【あき】「……俺は、楽になっただけなんだけど」
【まぜ】「それが、ちょうどいいんだよ」
コメント欄が「それな」で埋まる。
・「頑張ってるのに力抜けてる感じ好き」
・「空気がやさしい」
・「見てる側も安心する」
俺は、少し目を伏せた。
(ああ)
(これ、俺が一人で背負ってた時には)
(言われなかったやつだ)
配信が終わったあと。
俺は、ぽつりと言った。
【あき】「……俺さ」
「ちゃんと、変わったんだな」
【ちぐ】「うん!良い方向にね!」
あっとが肩を軽く叩いた。
【あと】「無理して“戻った”わけじゃない」
「今の形に、なっただけ」
俺は、少し考えてから言う。
【あき】「……この空気」
「失いたくないな」
【ぷり】「失わんよ」
「だって」
「誰か一人の無理で作ってないからな」
俺は、静かに笑った。
不安は、まだ来る。
闇も、たぶんまた来る。
でも今は。
空気が柔らかい理由を
一人で抱えなくていい。
それを、
ファンが一番先に気づいて、教えてくれた。
主
いや〜、無事に終わりましたよ〜!
うんうん!最終話にふさわしい終わり方だね!
【けち】「あの〜、僕ぅ今回一言も喋ってないんだけどぉ」
え?今喋ったから大丈夫!
【けち】「えぇ〜〜!?!?そんなのありぃ!?」
【あき】「けちちー?この後みんなとシーメーするんだけど、来る?」
【けち】「え!?行く行く!!ちょっと待ってーー!!」
……はい。けち推しのみなさんこれで大丈夫でしょうか?
永遠にけちちだけ扱いが難しく、どうもモブみたいになってしまう…。
この先の作品も多分モブになりかねないので、先に謝る。ごめんっっっっっっ!!!!!!
次回のお話もお楽しみに!それでは、ばいなら〜!!
コメント
5件
一気読みさせて貰いました!!まず、書くのが上手すぎる✨めっちゃ物語最高です✨これからも頑張って下さい\(^^)/
コメント失礼します! 主様の書き方しっかりと ストーリーが繋がっていて 大好きです! また気が向いた時にでも 病み系かいて欲しいです❣️