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コメント
2件
二進も三進も零化以内なら劣化以外ない〜(ベノム)
ベノムがちょこっと歌詞出てきたりするから探してみなさいな(誰目線？)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ラヴside
＿＿＿誘われるなと言ったのは俺なのに。
スフェ「君にはもう飽きたよ」
その大人びた声と裏腹に勢い良く胸ぐらを掴まれる。
スフェ「どうせなら今ここで成仏してほしいね」
スフェ「お前自身でな」
急に変わる声色。
槭「まるで…。」
槭「お前も決心がついた…みたいね？」
椎夏「決心…」
スフェ「俺も殺してくれよ」
スフェ「一緒にさぁ」
スフェ「君のその閉まった力でさ」
ラヴ「何も閉まってねーよ…離せ」
スフェ「…あっははははは」
ｸﾞｼｬ
槭「ラヴ！！」
椎夏「ラヴさんっ…、」
…刀で刺されたって俺はびくともしない。
だからといって見くびったことはない。
……こいつに、手加減なんてものねーけど。
ラヴ「俺はどうしたっていい」
ラヴ「軍粮精を返せ」
スフェ「まだ言うの？めんどくさいな」
ｸﾞｻ
ｸﾞｼｬ
ｸﾞｻｸﾞｻｸﾞｻ
ラヴ「った……」
槭「…こいつすぐ治りはするけど連続攻撃は鈍い」
槭「これ以上やめて…。」
スフェ「人の言う事聞くのは御免だね」
椎夏「……」
スフェ「軍粮精くん連れて来れば良かったかな？」
スフェ「君の絶望に溢れた顔を見れるからね」
椎夏「…やめ、やめてください…」
スフェ「声がちっちゃいね〜？」
椎夏side
ｸﾞｯ
椎夏「いた…」
髪を掴まれる。
槭「やめろって言ってるでしょ…」
椎夏「大…丈夫です、僕は…」
槭「…」
何もできない、そんな顔をしていた。
ラヴ「…おい」
血だらけなのに、どこにも傷跡はなかった。
ふらふらと、ゆっくり立ち上がって言う。
ラヴ「成仏させれるもんならしてみろや…」
ラヴ「消える覚悟はできてる」
…笑った。
スフェ「やっと分かったんだ、自分の無力さに。」
椎夏「……」
スフェ「じゃあ俺をその手で殺して？」
ラヴ「…」
槭「駄目、駄目…！！」
ラヴ「一緒に消えれば罪はねーか？」
槭「はあ…！？」
ラヴ「いいと思うか？椎夏」
椎夏「え、…」
スフェ「そんなダラダラ話してるなら自分で刺すよ？」
ラヴ「…………」
ナイフを持った手を振り上げた。
……憎いよ、スフェさんが。
死んでも、別にどうだっていいよ。
…………でも僕は
ｽｯ
＿ｸﾞｼｬ
ラヴ「＿＿＿＿ｯ！？」
椎夏「ラヴさんが人殺しになるのを見ていられません。」
ラヴ「……………」
ラヴ「…俺は元殺人鬼だぞ…？」
椎夏「元ですよね？」
ラヴ「…そりゃ、元だけど…。」
椎夏「ラヴさんは悪者じゃありません」
椎夏「生きて…あ、いや…ここに存在してほしいです」
ラヴ「…………」
ラヴ「…スフェは…」
椎夏「他人がどうのこうのじゃなくてラヴにそのままでいてほしい」
ラヴ「…」
椎夏「あ、呼び捨て…すみません…」
ラヴ「え、あ…」
スフェ「よいしょ、だったら自殺しまーす」
椎夏「勝手にどうぞ」
槭「格差」
「えーっと…ここを…」
ラヴ「…！」
椎夏「う…また幻聴ですか？」
スフェ「お〜い」
何事もなかったかのように部屋を出て通路を見る。
軍粮精「あ！スフェさんだー！」
槭「…げ、本物……」
ラヴ「…軍粮精」
軍粮精「……あ、えぇっと…」
ラヴ「忘れられてるんだが…？((」
スフェ「…よーし、決めた」
槭「急に何…((」
ｽｯ
椎夏「…」
長い刀、刺されても大丈夫は大丈夫なんだけど…。
ラヴ「じゅ、銃だけは無理…」
スフェ「えー何ー？聞こえなかったな〜！！！」
勢い良くラヴさんに突っ込む。
…あのナイフ、短いわりに結構強いんだなぁ…
ｼﾞｬｷｨｨｨｨﾝ
刃と刃が当たる大きな音が響き渡る。
ラヴ「切るなら切ってみろ」
ｽﾞｶｯ
蹴り飛ばされる＿
槭「ラヴッ」
ラヴ「痛くねえから！！気にすんな！！！」
椎夏「…痛いでしょ」
軍粮精「わあ、すごい…」
槭「…元々あいつ、無理して怪我ばっかり…。」
スフェ「いった〜…」
ラヴ「…お前生身だし…どうするべきだよ」
スフェ「随分余裕があるようだね」
槭「このお人好し！！そんなことより突っ走れ！！！」
軍粮精「スフェさん頑張れ〜」
椎夏「…」
スフェ「昔は問答無用で殺したくせにね！！」
ラヴ「どうだろうな覚えてねーよ！！」
槭「…」
スフェ「さあどうだろうね君はもう負けたも同然だよ」
ラヴ「はあ…？」
スフェ「軍粮精くんが来たらもう俺は勝ってるんだよ」
槭「なにそれ…」
スフェ「飴。」
椎夏「…」
軍粮精「これですか？なるほど…食べないでって言ったのはそういうことですか？」
スフェ「うん。時間が経てば毒で死んでいく」
ラヴ「んだよ、それ…。」
スフェ「”苦しんで泣いて吐き出せない”よ」
椎夏「……そんなの、ただのズルじゃないですか…」
スフェ「それを含んで、全部毒。」
軍粮精「スフェさんすごい…」
槭「おかしいそんなの！！じゃあラヴが傷ついた意味は！？」
スフェ「さあ？」
槭「ふざけんじゃ、ないよ…」
ラヴ「…」
軍粮精「かっこい〜」
笑う軍の瞳には、スフェさんしか写っていなかった＿＿＿＿。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ここで区切るんだぬ(？)
戦闘とか言って戦闘描写無理((((殴
はい、椎ラヴも推してください。((((
(@^^)/~~~
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