🖤side
 
 
 
 
 💜 )「っはよー」
 
 
 💙 )「はよ。康二!」
 
 🧡 )「おはよ!」
 
 🖤 )「うむ……」
 
 💛 )「どした?めめ。」(撫
 
 🖤 )「眠ぃ……」(俯
 
 🩷 )「またー?笑」
 
 💜 )「いっつも言ってね?笑」
 
 🖤 )「確かに。」
 
 
 
 
 ……なんだろ。
 
 ……何時からだろ。
 
 
 
 みんな、俺に仮面を付けてるんじゃないかって思い始めたのは。
 
 
 
 
 
 𓈒𓂂 𓈒𓍼
 
 
 
 放課後
 
 
 
 教科書を忘れたから教室に取りに帰った日。
 
 
 
 
 🖤 )「あー忘れるとか最悪……」
 
 
 💜 )「だよな。」
 💙 )「マジでだるい。」
 💛 )「うーんまぁたしかに。」
 
 
 あれ?みんないる。
 今日集合あったけ?
 
 もしかして、みんなも忘れ物したのかな?笑
 
 
 🖤 )「みn……」
 
 💜 )「マジで蓮うぜぇー」
 🖤 )「っ、!」
 
 
 俺は教室に入ろうとした足を止めた。
 
 
 💙 )「なんかモテてるアピきつくね? 」
 💜 )「本人は自覚ないんだろうけどね〜」
 🩷 )「まぁでも、遊びに行った時奢ってくれるから良くね?」
 💛 )「離れないように上手く飼い慣らしとけばいいだろ。」
 💜 )「そうだな笑」
 🖤 )「はぁはぁ……っ!」
 
 
 俺は、教室に入らず学校を後にした。
 
 
 怖かった。
 
 辛かった。
 
 今までのみんなが嘘だったと考えるとしんどくて。
 
 死にたくなった。
 
 もう俺を誰か殺してくれ。
 
 
 そう思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 💛 )「蓮?」
 
 🖤 )「っ!」
 
 💙 )「もしかして、寝てた?笑」
 
 🖤 )「う、うん!!ごめん。笑」
 
 🧡 )「、?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 放課後。
 
 
 
 
 💛 )「今日、遊び行こーぜ!」
 
 🖤 )「ごめん。今日バイト。」
 
 💜 )「じゃあ仕方ねぇな。」
 
 💙 )「じゃあ今日は解散するか。」
 
 🩷 )「そだね!」
 
 🧡 )「じゃ!また明日!」
 
 
 
 この関係も、この言葉も。
 
 
 俺を中心にこの輪が動いてるのもきっと、俺を、。
 
 
 俺を召使いにする為の、嘘。
 
 
 
 
 
 
 🖤 )「……じゃあ俺帰るね。」
 
 
 🧡 )「ばいばい!」
 
 🩷 )「また明日〜!」
 
 💛 )「またな」
 
 💜 )「明日は遊ぼうな!」
 
 💙 )「じゃあな〜」
 
 🖤 )「……」(手振
 
 
 
 
 
 
 
 俺は、こっそり教室のドアの傍に隠れた。
 
 
 
 
 💙 )「……なぁ康二。」
 
 🧡 )「ん?」
 
 💜 )「蓮ってさ。うざくね?」
 
 🖤 )「っ、!」
 
 🧡 )「は、?」
 
 🩷 )「あいつマジでなんでも奢ってくれるから〜なんとなーくで関わってんだよ俺ら。」
 
 💙 )「しかも、俺おバカでーすアピ正直キモいし。」
 
 💛 )「康二はどう思う?」
 
 🧡 )「……」
 
 
 やめて、、
 
 
 やめてやめてやめて、!
 
 
 
 
 
 
 俺を、、、1人にしないで、、!!
 
 
 
 
 何か話してたけど、俺は混乱して何も入ってこなかった。
 
 
 逃げなきゃ……
 
 
 逃げないと、、
 
 
 
 俺は走って屋上に逃げた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 屋上
 
 
 
 
 🖤 )「やめて、やめて、やめて、!」(泣
 
 
 
 俺は、しゃがみこんで泣いた。
 
 もうやめてくれ、、
 
 
 
 
 もう、、いいよね、。
 
 
 
 
 
 
 
 俺は、フェンスを登った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 嗚呼。綺麗だな。
 
 
 
 
 フェンスでよく見えなかったけど、フェンスがないとこんなに綺麗な景色があったのか。
 
 
 
 
 
 
 俺は、静かに目をつぶった。
 
 
 
 
 さよなら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント
2件
mmぇぇぇぇ!!!!!タヒぬなぁぁぁあ!!!!タヒんだらまじ許さん、一生恨んであげる☆