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"運命の番"

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"運命の番"

2 - 第2話 可愛すぎませんか

♥

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2024年11月07日

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_______________

🐰side

翌日食堂でジミニヒョンを見掛けた

🐰『!』

🐰『ジミニヒョ_』

と迷わず走って行こうとしたら

隣に知らない男がいるのがわかった。

誰?あいつ。

見た感じ僕と同じ上位のαだ。


ジリジリと距離を詰めると

それが大学1イケメンと呼ばれている

“キム・テヒョン”ということが分かった。

何??浮気ですか??


🐰『ジミニヒョン。』

僕より一回り小さい肩に手を置くと

🐣「わっ、···!!」

とビクッと小さく跳ねた。

可愛いㅎㅎ。

🐯【···】

🐯【···そういえば自己紹介がまだだったな。】

🐯【俺の名前は_】

🐰『キム・テヒョン。』

🐯【···”】

🐰『それぐらい知ってる。』

🐰『あんたはジミニヒョンのなんなんですか??』

🐯【おうおう。そんなピリピリすんな】

🐯【ただの”親友”だよ】

🐯【ね??ジミナ。】

と僕の手を置いていた肩に腕を回す


チッ···

わざとやってんだろ。

🐣「う、うん···」

ほら。ジミニヒョンが怯えてるじゃないか。

🐣「ど、どうしたの···グカ、」

🐣「そんな怖い顔して···」

🐰『···』

どうやらヒョンが怯えていたのは

僕だったみたいだ。

🐰『···大丈夫ですよ。ㅎ』

といつも通り微笑んでみれば

たちまちヒョンの顔が明るくなる


ほんと分かりやすい。ㅎ

🐯【さっ。邪魔者は退散しようかな~♪】

🐯【恋人に呼ばれてるしね~】

と小指を立てて見せた

てか、恋人居たのかよ。

🐣「うん!またね!」

🐯【おぅ。】

ジミニヒョンに手を振ってから

こちらに近付いて

🐯【···ジミナ、泣かせんなよ。】

と耳打ちをされた。

🐰『···』

そんなの言われなくても分かってる。

🐣「さっ!グカ!」

手をパチンと叩くと


🐣「どれ食べたい??」

と可愛らしいお弁当箱を見せてきた

🐰『!···どれもジミニヒョンの手作り??』

🐣「そう!」

🐰『可愛いですね。ㅎ』

と頭を撫でてから

平然と隣の席に座る

当たり前でしょ?

🐣「っ···/」

🐰『顔真っ赤~♡』

正直たった一日でここまで

人を可愛いと思った事はない。

それは今後も変わる事はないだろう。

🐰『じゃあ、この卵焼きにしようかな、』

🐣「いいよ!はい、あ~ん」

ん?

え?

は?

なに?ころす気?

可愛すぎるんだけど

写真撮りたい

🐰『あ~ん。』

口に入れた瞬間広がる

白だしの味。少し砂糖も入ってるみたいだ

丁度マッチしていて凄く美味い。

🐰『ん~♡。美味いです。ㅎ』

ちゅっ_と頬に唇を落とした

🐣「んっ···!?」

口の中にパンパンにおかずを詰めてたヒョンが可愛く驚いている

🐣「んん〜!」

と何か文句を言っているようだが

まだ口に詰め込んでパンパンなひょん

🐰『唇じゃないだけいいでしょ??』

🐣「ぱぼぉ、!」

やっと口を開いたかと思えば

ポコポコ軽く殴ってくる

何から何まで可愛すぎませんか??

僕のヒョン。


まぁなんやかんや食事Timeは終わりまして

🐰『はぁ···もう授業したくないです、』

ジミニヒョンにぎゅーと抱き着き

🐰『一生ジミニヒョンに抱き着いていたい···』

🐣「···いいよ。/」

ん?

🐰『え?』

🐣「だから!いいよって···!」

🐰『···』

🐰『···それは誘ってるんですか??』

🐣「誘っ···!?ち、違っ···/」

と明らかに動揺する

🐰『分かってますよ。ㅎ』

🐰『正直まだヒョンの事知りたいので。』

優しく頭を撫でてやると

🐣「···うん。僕も知りたい···ㅎ」

頭をスリスリさせてくる

うん。可愛い。

🐰『今日は···授業さぼって何処か行きましょうか??』

🐣「んっ、いいね、それ···!!」




――――――――――――――――――――

次回:ラブラブ初デート!

ドキドキハラハラ展開にご注意を!!



それでは!ばいひなー!

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