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雪女病
体温が雪のように冷え、触れた人は低体温症になってしまう。酷い場合は死んでしまう。もしくは、触れた箇所の切断。
物には通用せず、哺乳類のみに影響が与えられる。
雪女病にかかっている間は、雪だるまの形をした妖精が、体にまとわりつく。
髪の毛は、自然と雪色に変化し、目は氷色になってしまう。
太陽に直接当たると、皮膚が焼けて、火傷を負う。
(治療法は、満月の日、世界で一番大切な人の涙に触れること。)
騎士病
何もないところから、剣を出すことができる。
大切な人が傷つくと、騎士病にかかっている人は、死に一歩近づく。
大切な人の傷が癒えても、騎士病にかかっている人は一歩近づいたまま。
大切な人を守りきれなかった場合、大切な人を殺した人は、騎士病の呪いを受ける。その呪いは、常に死の淵に立たされること。
大切な人は、1人だけ選ぶことができる。
(治療法は大切な人の悩みが無くなること。騎士病は、大切な人が感じている「辛い」を遠ざけようと発症する奇病。)
1話
回想からスタート
おらふくんさんは、黒髪と赤目の活発な少年。
おんりーさんは深緑の髪と黄緑の目のおとなしい少年。
下校中、落ちている雪だるまの人形を拾う。
それが動き出し、おらふくんさんに取り憑く。
そこで夢が覚める。目の前にはおらふくんさん。
学校へ行くよ、と呼びかける。
学校で陰口を言われる。
おんりーさんは、何もしない。
2話
一緒に買い物へ行く。
そこで、ぶつかってきた人の腕が凍る。
柄の悪そうな人は、顔を真っ青にする。
すぐに警備員が駆けつけるが、おらふくんさんは拒む。
2人は駆けつけた警察に連れられる。
3話
警察署で話を聞いた警察は、2人を隔離することに。
2人は1人ぼっちで隔離される。
そこにMENという警察官が現れ、おらふくんさんと同じ部屋に連れていってくれる。
MENさんはこてんぱんに怒られるが、特別許可をもらうことに成功。
2人はMENさんとドズルさんの監視の元、隔離されることに。
4話
MENさんとドズルさんに、詳細を話す。
情報担当のぼんじゅうるさんが、奇病について調べることに。
奇病についてわかったことをみんなに話す。
【最終回】
外出を許可された2人は、2人に監視をされながら、満月の夜を歩くことに。
2人きりにしてあげよう、とMENさんとドズルさんはその場を離れる。
2人で思い出話をする。
そこで懐かしさに胸を打たれたおらふくんさんが涙を流す。
その涙につられて、おんりーさんも。
おんりーさんの涙を拭ったおらふくんさんが、キラキラと輝き始める。
一緒にいた雪だるまが、満月の空に向けて溶けていく。
もしかして、と思い、おんりーさんはおらふくんさんの涙を拭う。
低体温症になることはなかった。何もないところから、剣も出なくなった。
急いで2人に報告しにいく。
警察署を出て、2人で引っ越して新しい人生を歩み始める。
【番外編】
成人した2人。おらふくんさん視点で。
「なんだか、雪だるまくんの声が聞こえた気がした。」
他にも、雪だるまくんに関するワードをいくつも出す。
おらふくんさんのポジティブ発言多めに。
コメント
3件
凄!?メモ取ってるんですね!?