テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
瑞希
「ドッキリじゃないってことは、最初から居なかったってこと?」
「居ないよ。」
(奏は居るよ!!だって、笑ったり悲しんだり思い出が沢山あるんだよ、それが無かったなんて…ボク…ボク!)
つい、足が回った。
「っ…!」
「瑞希!!いっ、ちゃった…なんなの?本当に奏って人は知らないっての!」
「……奏って_誰だろう。」
「は?アンタ信じるの?」
「信じないけど、少し気になっただけ。」
(まふゆと絵名も奏の曲や言葉に救われたはずなのに…!)
ボクはこのわからない状況が悔しくてたまらなかった。
《セ……はキ……た………まれ……っ……だ…》
(何っ…音割れして聞こえない!!)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!