【 五条side 】
時透「見て五条!結婚式やってる!!」
五条「ほんとだ、」
2週間ぶりの休日。
式場の前を通るとちょうど式を挙げていた。
時透「先週も結婚式あったよね。流行ってるの?」
五条「ジューンブライドってやつだろ」
時透「ジューンブライド?なにそれ。」
五条「6月に結婚した花嫁は幸せになれるってやつ。」
時透「なんで6月?3月でもよくない?」←3月生まれ
五条「詳しいことはしらねー。つーか興味ねぇ」
時透「ふーん……」
時透「花嫁さんきれい、、、」
五条「……もっと盛大にやったほうがよくね?」
時透「盛大かどうかなんてどうでもいいの!」
時透「いいなぁ!ウエディングドレス!!私も着てみたい、!!」
五条「お前一回白無垢着ただろ」
時透「ドレスも着たいの!」
五条「……じゃあ、俺の時はどっちもやるか」
時透「お前の時って……まず、アンタは結婚する相手捕まえられなそう。」
五条「何言ってんだ。一回盗んだし。」
時透「誘拐!?誘拐なのそれ!!?」
「お前たしかに悪人ヅラだけど、もう罪を犯していたとは、、」と言うそいつ。
違うそうじゃねぇ。
時透「お前の相手なんて想像もつかない、、」
五条「目ぇ閉じて考えてみろよ。」
時透「……五条なんか見えた?」
五条(俺目ぇ閉じてねぇんだけど)
五条「…あぁ。居るぞ。」
時透「マジか。」
時透「どんな人?」
五条「……さあ。」
五条「ま、式挙げる時は1番にお前に言うわ」
時透「嫌味な奴。」
時透「獲れたネズミを飼い主に見せに来る猫かなんか?」
五条「あぁ。いつか必ず獲る」
時透「五条の結婚相手かぁー…」
時透(やっぱり和装でするのかな?)
時透(じゃあ、隣にいる花嫁は白無垢、)
時透(花嫁は白無垢、、)
時透(想像できない____あ、)
時透(自分に置き換えればいいんだ。自分の白無垢姿なら覚えてるし、、)
時透「ん_______?」
五条「、?どーした?」
時透「いや、なんでもない、、」
時透(目を閉じて考えた姿が、)
時透(私、なんて、いやいやいや。あくまで想像だから。うん。)
時透(……なんで想像出来てるんだ私。)
??「あの時の想像が将来像になるなんて、思ってもなかったわ。」
??「そう?僕は結構前からこうするって決めてたけど。」
拝啓 “ 獲物 ” の君へ
前にも何回か似たような話したよな。
____“狙ってた獲物が横から刺されたらムカつくだろうが。”____
____“狙ってた獲物が横から盗られたから盗み返そうと思って。”____
もうわかったな?
俺は狙った獲物は必ず獲る男だ。
だからいい加減、気付いてくれてもいいんじゃねぇの?
コメント
15件
宵さんの夢小説最高すぎます…✨めっちゃ可愛くて素敵なお話だぁ…⸜❤︎⸝続き待ってますっ.ᐟ
見るの遅くなりましたッ!ていうかなんですけど五条くんの式挙げる時は時透ちゃんに一番最初に言うってなんか想像出来ちゃったんですけど、時透ちゃんと五条くんが結婚するから、?という妄想が浮かんできました、後やっぱり宵さんの夢小説神すぎて本当に飽きません、キャラ崩壊もしてないし、本当に凄いと思います!これからも頑張ってください!