テラーノベル
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玄関のドアが閉まった瞬間、夜の冷気がふっと遮断される。
「ただいまぁ……」
みことは靴もまともに脱げないまま、へにゃりとすちの肩に寄りかかった。アルコールの甘い匂いがふわりと漂う。頬は赤く、目元はとろんと蕩けていて、完全に出来上がっている。
「立てる?」
「んー……たぶん……」
「たぶんじゃ困るんだけど」
苦笑しながらも、すちは慣れた手つきでみことの腕を肩に回させる。そのまま支えるようにリビングまで連れていくと、みことはソファへぽすんと沈み込んだ。
ネクタイは緩み、シャツのボタンも一つ外れている。普段はきっちりしているみことが珍しく無防備で、すちは一瞬だけ目を細めた。
「お水持ってくるね」
「ありがとぉ……すちぃ……」
ふにゃっと笑うその顔に、胸の奥がじわりと熱くなる。
飲み会。
みことは会社の同僚たちとの集まりだった。
迎えに行った居酒屋の前で、男女問わず何人もの同僚がみことに声をかけていた。
『みことくん可愛いよね』
『癒やされる』
『また飲もうね』
そんな言葉を、すちは全部聞いていた。
みこと自身が悪くないこともわかっている。あの人懐っこい笑顔に人が寄ってくるのは当然だ。
だからいつも通り微笑んでいた。
迎えに来た幼馴染として。
余裕のある男として。
何も気にしていない顔で。
「今日ねぇ……すっごい楽しかったぁ……」
キッチンから戻ると、みことはソファの背もたれにだらんと頭を預けながら笑っていた。
「そっか。良かったね」
「うん……みんな優しくて……」
「うん」
「後輩の子がね、俺のこと好きって言ってくれてぇ……」
一瞬。
すちの動きが止まる。
けれど次の瞬間には、何事もなかったようにグラスを差し出した。
「はい、お水」
「ありがと……」
みことは両手でグラスを持ちながら、じっとすちを見る。
その視線に気づき、すちは首を傾げた。
「どうしたの?」
「……嫉妬、とかしないの?」
「ん?」
「だってぇ……好きって言われたんだよ?」
「うん」
「俺、他の人に可愛いって言われてた」
「知ってる」
「……嫌なのとか、ないの?」
すちは穏やかに笑った。
「ないよ」
即答だった。
あまりにも迷いがなくて。
みことの胸が、きゅっと痛くなる。
「……そっか」
グラスを見つめる。
透明な水面が揺れている。
最近、少しだけ不安だった。
昔からすちは完璧だった。
仕事もできて、料理も上手で、気遣いも自然で、いつだって余裕がある。
みことが失敗して落ち込んでも、「大丈夫だよ」って笑ってくれる。
怒らない。
困らせない。
縛らない。
全部受け入れてくれる。
優しくて、あったかくて、安心できる恋人。
でも時々。
本当に自分のことが好きなのかわからなくなる時があった。
好きなら、嫉妬くらいするんじゃないか。
もっと欲しがってくれてもいいんじゃないか。
そんな考えが、酔った頭の中でぐるぐると回る。
「……俺ばっか好きみたい」
ぽつりと零れた声に、すちは小さく瞬きをした。
「みこと?」
「すちって……余裕あるよね……」
「そう見える?」
「うん……俺が誰と喋ってても平気そうだし……」
みことは唇を噛む。
じわ、と目が潤んだ。
「……俺のこと、好きじゃなくなっちゃった……?」
その言葉に、すちは静かに目を細めた。
「好きだけど?」
変わらない声。
優しい声。
それなのに、みことの不安は消えない。
「だって嫉妬しない……」
「してほしいの?」
「……わかんない……」
すちは困ったように笑って、みことの前髪を撫でる。
「酔ってるね」
「酔ってないもん……」
「酔ってる人ほどそう言う」
いつものやり取り。
いつもの優しさ。
なのに今日は、それがやけに遠く感じた。
みことはぎゅっとグラスを握る。
胸の奥が苦しくて、息が詰まりそうだった。
嫌われたくない。
重いって思われたくない。
面倒な恋人になりたくない。
でも。
少しくらい執着してほしかった。
自分だけを見てほしかった。
酔った勢いで、心の蓋が外れていく。
「……俺のこと好きじゃないなら……」
震える声で呟く。
「他の人のとこ行く……」
言った瞬間。
空気が変わった。
「……は?」
低い声だった。
ぞくり、と背筋が粟立つ。
みことが顔を上げる。
そこにいたすちは、いつもの穏やかな表情をしていなかった。
冷えている。
静かなのに、恐ろしいほど感情が滲んでいる。
「今、なんて言った?」
みことの喉がひゅっと鳴る。
「え……」
「他の人のとこ行くって?」
ゆっくり近づいてくる。
逃げられない速度で。
けれど確実に追い詰めるように。
ソファに沈んだみことの両脇へ、すちは手をついた。
閉じ込められる。
「みこと」
名前を呼ぶ声が低い。
熱を押し殺した声。
「俺以外のとこ行く気なの?」
「ち、違……っ」
「違わないでしょ。今、自分で言った」
逃げ場がない。
真正面から見下ろされる。
その瞳に浮かんでいる感情を見て、みことは息を呑んだ。
嫉妬。
独占欲。
抑え込まれていたものが、今やっと剥き出しになっている。
「……すち」
「何でも許してると思った?」
静かな声なのに、圧が凄まじい。
「嫉妬してないと思った?」
すちは笑った。
けれどその笑みは、いつもの柔らかいものではなかった。
「毎回迎えに行って、知らない男がみことに触ってるの見ても平気だと思う?」
みことの肩がびくっと揺れる。
「可愛いって言われてるの聞いて、何も思ってないように見えた?」
「……っ」
「ずっと我慢してたんだけど」
すちはみことの顎を指先で持ち上げた。
逃げることを許さないみたいに。
「だってみこと、俺が嫉妬すると困った顔するでしょ」
その声は、優しかった。
だから余計に怖い。
「だから我慢してた。余裕あるふりしてた」
親指がみことの唇をなぞる。
「……なのに他のとこ行くって言うんだ」
ぞく、と震えが走る。
みことの目から涙がぽろりと零れた。
「ご、ごめ……」
「やだ」
即答だった。
「絶対やだ」
低く、強く、迷いなく。
「みことは俺のだから」
その言葉に、心臓がどくんと跳ねる。
「他のやつのとこなんか行かせない」
すちはみことを抱き寄せる。
強く。
壊れそうなくらい強く。
「……好きに決まってるでしょ」
耳元で掠れた声が落ちる。
「好きすぎて、全部隠してただけなのに」
抱き締められたまま、みことは熱くなった目元を擦ることもできずに息を詰まらせた。
すちの腕が強い。
いつも優しく包み込むような抱擁しかしない人なのに、今はまるで逃がさないように閉じ込められている。
「……すち、くるし……」
「苦しいくらいがちょうどいい」
低く返された声に、胸がどきりと跳ねる。
耳元に落ちる吐息が熱い。
すちはみことの髪に顔を埋めると、小さく息を吐いた。
「ほんと、酔うと余計なこと言うね」
「だってぇ……」
「他の人のとこ行くなんて、聞きたくなかった」
その声音に滲む独占欲が、みことの胸をじわじわ満たしていく。
嬉しい。
怖いくらい嬉しい。
ずっと見たかった感情だった。
「……嫉妬、してくれてたんだ」
「してたよ」
「ずっと」
すちはようやく少しだけ身体を離した。
けれど逃げ道を塞ぐように、みことをソファに囲い込んだまま。
至近距離で視線が絡む。
みことの潤んだ瞳を見つめながら、すちは静かに笑った。
「みこと、自分がどれだけ可愛いかわかってないでしょ」
「……かわいくないもん」
「可愛いよ」
迷いがない。
「会社でも、道歩いてても、どこでも人に好かれるし」
「それは……」
「しかも本人無自覚だから質悪い」
額を軽く小突かれ、みことはむぅと唇を尖らせる。
その顔を見たすちがまた目を細めた。
「そういう顔」
「え?」
「そういう顔するから、誰にも見せたくなくなる」
心臓が熱を持つ。
みことは視線を泳がせた。
「……すちだってモテるじゃん」
「興味ない」
「でも会社の人とか……絶対好きな人いるもん」
「いるかもね」
さらりと言われ、みことの胸がまたきゅっと痛む。
それを隠すように俯くと、すちの指が頬を撫でた。
「でも俺が欲しいの、みことだけだから」
その言葉があまりにも真っ直ぐで、涙腺がまた熱くなる。
「……俺、めんどくさい?」
「ううん」
「重くない……?」
「全然」
すちは少し笑って、みことの鼻先を軽くつつく。
「むしろ安心した」
「……え?」
「みことも独占したいって思ってくれてたんだって」
図星を突かれて、みことの顔が一気に熱くなる。
「そ、それは……」
「我慢してた?」
優しく問われる。
みことは小さく頷いた。
「……迷惑かなって」
「なんで」
「だってすち余裕あるし……」
「余裕なんかないよ」
「みことが飲み会行くだけで、誰に声かけられてるんだろって気になるし」
「……」
「迎え行った時、知らない男がみことの肩触ってたのも嫌だった」
みことは目を丸くする。
そんなこと、顔色ひとつ変えずに笑っていたのに。
「でもみこと楽しそうだったから、水差したくなかった」
その言葉に胸が締め付けられる。
すちはずっと、みことを優先していた。
自分の感情を押し込めて。
「……ごめん」
「謝らなくていい」
すちは優しく頬を撫でる。
「ただ、他の人のとこ行くとかは二度と言わないで」
静かな声。
でも有無を言わせない響きがある。
「本気で連れ戻したくなるから」
ぞく、と背中が震える。
みことは胸元をきゅっと掴んだ。
「……すち」
「ん?」
「もっと言って」
「何を?」
「……好きって」
一瞬、すちは目を丸くした。
それから困ったように笑う。
「酔ってる時にそれ言う?」
「いーの……」
みことは赤い顔のまま、すちの服を掴んで離さない。
「不安になるもん……」
その小さな呟きに、すちはたまらなそうに息を漏らした。
「……ほんと可愛い」
額へ、そっと唇が触れる。
「好きだよ」
次に瞼へ。
「大好き」
頬へ。
「誰にも渡したくないくらい」
最後に、唇のすぐ近くで囁かれる。
「だから安心して、みこと」
甘く低い声が、酔った身体に溶けていく。
「俺、ちゃんと嫉妬してるから」
その言葉を聞いた瞬間、みことの肩からふっと力が抜けた。
安心した。
胸の奥にずっと沈んでいた不安が、ゆっくり溶けていく。
「……ほんと?」
「ほんと」
「俺のこと、ちゃんと好き……?」
「びっくりするくらい好き」
すちは苦笑しながら、みことの頬に張りついた髪を耳へかけた。
その仕草があまりにも優しくて、みことの目がまた潤む。
「泣かないの」
「だってぇ……」
「可愛い顔がぐしゃぐしゃ」
「かわいくない……」
「可愛い」
即答される。
しかも今度は少し掠れた声だった。
みことは胸をどきどきさせながら、そろりとすちを見上げる。
近い。
視線が合うたび、熱が上がる。
さっきまで冷たいくらいだったすちの目は、今はじっと熱を孕んでいた。
隠していたものをもう抑えなくなったみたいに。
「……ねぇ、みこと」
「ん……」
「俺が嫉妬してるってわかった?」
「……うん」
「独占したいって思ってるのも?」
みことはこくりと頷く。
すると、すちは満足そうに目を細めた。
「なら良かった」
「よくないよぉ……」
「なんで?」
「だって怖かった……急に“は?”って言うから……」
みことが真似をすると、すちは思わず吹き出した。
「ごめん。あれは俺も抑えきれなかった」
「びっくりしたもん……」
「でも、他の人のとこ行くとか言うから」
すちはみことの腰を引き寄せる。
自然な動作なのに、逃がさない意志が滲んでいた。
「行かないでしょ?」
静かな確認。
けれど答えは決まっているみたいな声。
「……行かない」
「誰のとこ行くの?」
「……すち」
「うん」
「すちのとこ」
答えた瞬間、すちは堪えるように目を伏せた。
「それ反則」
「え?」
「そんな素直に言われたら、理性なくなる」
みことの心臓が跳ねる。
すちは普段、余裕を崩さない。
からかうことはあっても、自分の欲をこんな風に見せることは滅多にない。
だから今の言葉が妙に生々しく響いた。
「……すち、理性なくなるの?」
「なるよ」
低く笑う。
「みこと相手なら簡単に」
そのまま額同士がこつりと触れる。
熱い。
息が混ざる距離。
「俺、結構我慢してるんだから」
「……なにを?」
「みこと囲って、どこにも行かせたくなるの」
さらりと言うくせに、目が本気だった。
「会社の人にも、あんまり愛想振りまかないでほしいし」
「ふりまいてないもん……!」
「無自覚なのが問題」
すちはくすっと笑う。
でも抱き締める腕は緩まない。
「今日だって迎え行った時、男の人に“みことくん可愛い”って言われてた」
「う……」
「ちょっと連れて帰るの早くしたくなった」
みことは顔を真っ赤にした。
「そ、そんなこと思ってたの……?」
「思ってた」
「全然顔に出てなかった……」
「出さないようにしてたからね」
すちはみことの頬へ軽く口づける。
「でももう少し出した方が安心する?」
「……ちょっと」
「ふは、なにそれ」
笑いながらも、すちはどこか嬉しそうだった。
「じゃあこれからは、ちゃんと言う」
「……うん」
「みこと、可愛すぎるから心配」
「んぅ……」
「他の人に笑いかけると嫉妬する」
言われるたびに胸が熱くなる。
ずっと欲しかった言葉だった。
みことはじわじわ嬉しくなって、すちの服をぎゅっと掴む。
「……俺も」
「ん?」
「すちが他の人に優しいと、やだ」
小さな声。
でもちゃんと届いた。
すちは一瞬目を見開いて、それから蕩けるように笑った。
「……ほんと可愛いなぁ」
「またそれ」
「だって可愛いから仕方ない」
頬を撫でる指が甘い。
「嫉妬してくれるの嬉しい」
「……迷惑じゃない?」
「むしろもっとちょうだい」
すちはそう言って、みことを再び抱き寄せた。
今度は優しく。
大事なものを包むみたいに。
「ちゃんと伝えて。俺も我慢しないから」
耳元で囁かれ、みことは熱くなった顔を隠すようにすちの胸へ額を押しつけた。
その頭を、すちは愛おしそうに何度も撫で続けていた。
みことがすちの胸に額を押しつけたまま、ふにゃりと笑う。
「……なんか、安心した」
「ん、よかった」
すちは柔らかく答えながら、みことの髪を指で梳いた。
さらさらと指の間を滑っていく感触が愛おしい。
みことは酔っているせいか、いつもより素直だった。
抱きついたまま離れないし、撫でられるたびに気持ちよさそうに目を細める。
その全部が可愛くて、胸の奥がじわじわ熱を持つ。
「……すち」
「なに?」
「キス、して」
掠れた声。
甘えるような響きに、すちは一瞬だけ目を閉じた。
「煽ってる?」
「……してほしいだけ」
「それが煽ってるんだよ」
苦笑しながらも、すちはみことの頬を包み込む。
親指で涙の跡をそっとなぞり、そのまま唇を重ねた。
優しいキスだった。
触れるだけの柔らかな口づけ。
けれど離れる前にもう一度、今度は少し長く唇を押し当てる。
「ん……」
みことの喉が小さく震える。
すちはその声を聞くだけで理性が削られていく気がした。
唇を離しても、みことはとろんとした目で見つめてくる。
「……もういっかい」
「可愛すぎるなぁ」
言いながら、再び口づける。
今度は角度を変えて。
ちゅ、っと小さな音が静かな部屋に響く。
短いキスを何度も繰り返すたび、みことの身体から力が抜けていった。
「すちぃ……」
「ん?」
「好き……」
蕩けきった声。
すちはたまらず笑ってしまう。
「俺も好き」
「いっぱい?」
「死ぬほど」
そう言って、唇の端に軽く噛みつくようなキスを落とす。
みことがびくりと肩を揺らした。
「ぁ……」
「そんな声出さないで」
「だ、ってぇ……」
すちはそのまま首筋へ顔を埋める。
白い肌に唇を押し当てると、みことがくすぐったそうに身を縮めた。
「ふ、っ……」
「ここ、いつも綺麗」
耳元で囁きながら、柔らかく吸う。
すぐに赤い跡が浮かび上がった。
みことは熱くなった首を押さえようとするが、すちに手首を掴まれる。
「隠さない」
「でもぉ……」
「俺のだから」
その言葉に、また胸が跳ねる。
すちは鎖骨にも、肩にも、ひとつずつ丁寧に口づけを落としていく。
まるで不安を消すみたいに。
他の誰にも渡さないと刻み込むみたいに。
「ん、ぅ……すち……」
「なに?」
「しあわせ……」
ぽやぽやとした声に、すちは目を細めた。
「それならよかった」
みことのシャツの襟を少しずらし、肌へそっと唇を押し当てる。
赤い痕が増えるたび、みことの表情はどんどん蕩けていく。
「明日、見えちゃう……」
「見せれば?」
「だめぇ……」
「恋人いますってちゃんとわかるじゃん」
くすっと笑いながら言われ、みことは真っ赤になった。
「もう……」
「安心した?」
問われ、みことはこくこく頷く。
「……いっぱい好きなのわかった」
「今さら?」
「だって、すち余裕あるから……」
「余裕ないって今日証明したでしょ」
そう言って額へ軽くキスをする。
「みことが好きすぎて困ってる」
耳に落ちる甘い声。
みことは幸せで胸がいっぱいになった。
こんなに愛されていた。
ちゃんと欲しがってくれていた。
不安なんて、もうどこにも残っていない。
「……すち」
「ん?」
「だいすき……」
掠れた声で呟いたあと、みことの瞼がゆっくり閉じていく。
限界だったらしい。
すちの胸へ寄りかかったまま、すう、と寝息を立て始める。
「……え」
すちはぱちぱち瞬きをした。
「寝たの?」
返事はない。
頬をつついても、みことは幸せそうに微笑むだけだった。
首元や肩には、自分がつけた赤い痕がいくつも残っている。
その姿があまりにも可愛くて、すちは深く息を吐いた。
「……ここで寝落ちするんだ」
せっかく素直で甘えただったのに。
もう少し独占したかった。
もっとキスしたかった。
もっと蕩けさせたかった。
けれど、安心しきった顔で眠るみことを見ていると、無理に起こす気にもなれない。
「……今夜はお預けかぁ」
少し残念そうに呟きながら、すちはみことの身体をそっと抱き上げる。
軽く額へキスを落とすと、みことは眠ったまま嬉しそうに笑った。
その顔に、すちは結局また甘く目を細めてしまうのだった。
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