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※百合
※この物語はフィクションです
まい
いつもの大人しく上品そうなイメージとはかけ離れた言葉
まい
かれん
かれん
彼女はいつものように微笑を浮かべた
こちらの出方を伺うように
まい
かれん
あの女を地に落とすの
まい
彼女の顔に微笑は消えていた
びっくりするほど真顔で私を見つめている
まい
だが、実際なつみのことは嫌いだ
こいつの話に乗ってもいい
まい
まい
彼女はにっこり笑った
今見ると胡散臭い作り笑いにしか見えない
かれん
まい
だけど、いきなりこいつに従うのは癪に障る
かれん
彼女は怪訝そうにこちらを見た
まい
あんたは何ができる?
かれん
思わず声がでてしまった
かれん
まい
かれん
まい
まいは目を細めて笑った
私を試しているようだ
かれん
私は今まで向けられきた言葉を思い出した
かれん
かれん
まい
まい
かれん
私はまいの目を見て、はっきりと答えた
かれん
まい
かれん
まい
まいは吐き捨てるように言うと、見下すように笑った
かれん
かれん
まい
かれん
まい
まいは動揺したのを隠すように語彙が強くなる
かれん
私はなるべく優しく話した。敵意が無いことを伝えるように
かれん
かれん
そうだ。これが私の強み
ニコニコしていれば勝手に人が寄って来て
困った顔をして頼めば、男の子はなんでもしてくれた
まい
まいは笑った
だけど、その笑みは今までの嘲笑とは違った
まい
まいは私に手を差し出した
まい
私はまいと握手をした
かれん
かれん
私はゆのに作戦がうまくいったことを連絡した
かれん
ゆのの仕事はなつみさんを誘導することだ
なつみさんを疑心暗鬼にさせて、孤立するように仕向ける
かれん
かれん
でも、これはしょうがないことだ
みーちゃんと私の生活を守るため
かれん
「君と協力したいの」
かれん
ゆのが私に向かって言った言葉だ
あの時のゆのは真剣だった
かれん
かれん