主
主です!
主
4話になりました
主
実際のところ、こんなに続けられるって自分でも思ってなかったです
主
ここから先何話かは有佳ちゃんたち出ません
主
零ちゃんが人間に戻るかどうか決まってから、元の世界に帰る予定なので…
主
人間に戻るかヴァンパイアのままか、どっちがいいかコメントお願いします!
主
それでは4話どうぞ!
翌朝
零の部屋
コンコン
メリ
零ちゃん、起きてる?
メリ
朝ごはん出来てるけど…
ユナ
何も音がしないわね
メリ
まだ寝てるのかな…
ユナ
零ちゃん、入るよ?
ガチャ
ユナ
零ちゃん…?
零
…zzZ
メリ
うん、やっぱり寝てたのね
ユナ
急に人間からヴァンパイアになってるもの、体は疲れてるはずよ
メリ
零ちゃん、朝よ、起きて
メリ
朝ごはん食べましょ?
零
……ん、んぅ
ユナ
可愛い…っ
メリ
朝からこんな可愛いなんてっ
零
メリちゃんに、ユナちゃん…?
メリ
おはよう零ちゃん
ユナ
朝ごはん出来てるから顔洗って着替えておいで
ユナ
洋服はクローゼットの中にあるから
零
んー、わかった
メリ
ダイニングの場所わからないだろうから廊下で待ってるわ
メリ
何かあったら呼んでね
零
うん、ありがと
ユナ
(はー、可愛い)
メリ
(寝起きでぼんやりしてるの最高に可愛いわ…っ)
零
(部屋の中にお風呂もトイレもあるのすごいな…)
零
(どれだけ広いんだろう、この館…)
そんなことを考えながら顔を洗った
そしてクローゼットを開けて私は驚いた
零
洋服、多すぎない…?
零
これ、着る機会あるのかな…
予想していた洋服とは全く違う ドレスやワンピースが所狭しと並んでいた
零
こんな可愛くておしゃれな服、着れないよ…
零
あ、そうだ
零
メリちゃん!ユナちゃん!
ガチャ
メリ
どうしたの?
ユナ
何か困りごと?
零
今クローゼット開けてみたんだけど…
零
その、洋服、私に着れるかなって
零
全部可愛くておしゃれで、私にはちょっと…
メリ
なに言ってるの!
メリ
似合うに決まってるわ!
ユナ
私たち、ライア様たちに零ちゃんのこと聞いてから、似合いそうな洋服を集めたんだから
ユナ
ここにある洋服は、聞いてた零ちゃんの雰囲気に合わせてるから似合うはずよ?
零
でも、着る勇気が…
メリ
しょうがないわね
メリ
ユナ
ユナ
うん
ユナ
零ちゃんはそこに立っててね
零
うん、わかった
2人は素早く言葉を交わしながら洋服をあれこれと選んでいく
零
(わ…、あれすごく可愛い)
零
(でも、着れるかな…)
メリ
うん!これで決まりね
ユナ
お待たせ、零ちゃん
ユナ
さ、着替えよっか!
私は2人の手であっという間に着替えさせられ、メイクまで施された
メリ
完璧ね
メリ
あー、可愛い!
ユナ
零ちゃん、鏡見る?
零
見てみたい、かな
ユナ
じゃあこの鏡の前に立って
零
……っ
鏡に映るのは今までに見た事のない自分だった
零
すごい…キラキラしてる
零
本当に、私なの…?
メリ
紛れもなく零ちゃんよ
零
すごいね、メリちゃん、ユナちゃん!
零
毎日お願いしたいな
ユナ
私たちでいいならもちろんやるわ
メリ
今だって選んでて楽しかったし
零
やった、じゃあお願いしようかな
零
私、知らない自分に会えて嬉しいの
ユナ
ふふ、そうなのね
ユナ
それじゃあ私たちが零ちゃんの知らない零ちゃんにたくさん会わせてあげる
メリ
ここでの毎日を楽しいものにするって約束するね
零
うん!ありがとう、メリちゃん、ユナちゃん!
ユナ
天使の微笑み…!
メリ
この笑顔のためならなんでもできそう…!
メリ
ん"ん"
メリ
準備も出来たことだし、朝ごはん食べに行こっか
ユナ
案内するからついておいで
零
うん!ありがとう!
こうして新しい1日が始まった
主
4話はここまでです!
主
ほんとは朝ごはんまで書きたかったんですけど、中途半端になりそうで…
主
それにしても賑やかでしたね
主
メリちゃんユナちゃんの可愛いもの好きが発動しまくってましたw
主
ある程度新しい世界でのお話のキリがよくなったら、有佳ちゃんたちの方に移ろうと思います
主
有佳ちゃんたちはどういう行動に出るのか
主
これからも読んでいただけると嬉しいです
主
コメント待ってます!







