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目が覚めると、俺は保健室に居た。
何の記憶もなかった
知りたくもない。
佐藤
佐藤
今は17時だ。いったい何時間気絶していた?
それすらもわからなかった。
保健室の先生は言ってた。
「貴方は少し周りと違うんじゃないかしら?」
親からも言われた
いつまでこのような日が続くのだろうか。
考える間もなく、俺はこの場を後にした。
佐藤
あぁ、家に着いてしまった。
帰りたくない
どこにも行きたくなかった
佐藤のお父さん
佐藤のお父さん
佐藤のお父さん
佐藤のお父さん
佐藤のお父さん
佐藤
お父さんはリビングへ向かっていった。
俺は2階へ上がる
この時はまだ、家に火が付くなんて想像もしてなかった…
ガタン、バンッ!!!
佐藤のお父さん
佐藤
家に火がついている?何故だ?状況がうまく飲み込めない
何もかもわからない。
いっそのこと火に飲み込まれて死ねばいいんじゃないのか?
どうこうしているうちに、俺の上にあった天井が落ちてきた。
佐藤
とんでもなくあつかった。痛かった。
でも
それでも
いつもの日常に比べたら痛くなんてなかった。
やがて、誰かに引きずられるようにこの灼熱の炎の中から助け出された。
あの後は病院に搬送された。
お父さんはタンスの下敷きになって死んだらしい。
少し嬉しかった
すると、いきよいよく扉が開く。
後藤
佐藤
後藤
佐藤
後藤
何気なく進む話。なんだか少し楽になった気がする
後藤
佐藤
佐藤
痛い、すごく頭が痛む
お父さんって言うことを考えるだけで頭が痛む
佐藤のお父さん
佐藤のお父さん
何度も殴られた
ガシャンって、記念の写真も割られた
もう何もかも壊された
それが怖かった
佐藤
後藤
大丈夫って言いたいけど、どうしても喉のあたりで声がつっかえてる。
佐藤
後藤
佐藤
少しは落ち着くことができた。
もうあの事を考えるのはやめよう…