テラーノベル
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可哀想な受けが大好き♡
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ゆるみちゃん
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ざわざわ 、と
祭りに騒ぐ人達を掻き分け 彼女の元へ向かう
竜 胆
竜 胆
女子と祭りに行くなんて 全く無かったから
自然と緊張で 顔が強ばる
竜 胆
竜 胆
そんな硬い表情を無視して 腹を括り
待ち合わせ場所に向かって 足を動かした
夜 白
待ち合わせ場所に着くと もう既に
夜白は 鳥居にもたれ掛かる様に 俺を待っていた
竜 胆
オンナを一人で 待たせる訳にはいかない
そう思って 少し早めに来たのだが
夜 白
夜 白
俺を見つけた夜白は ぱぁっと顔を明るくして
俺の元に駆け寄ってきた
竜 胆
竜 胆
夜 白
夜 白
「 楽しみだったからさ 」 と はにかむ夜白に
少し心臓が跳ねる
普段はクールな彼女だが ここまではしゃぐとは
余程楽しみに しててくれたんだ
なんて
自分勝手な妄想が 脳内を占領する
竜 胆
竜 胆
その妄想を追い払い 彼女に質問を問う
夜 白
夜 白
夜 白
竜 胆
夜 白
悪戯っ子の様に にまっと笑う彼女
ころころと 表情を変える所は
今も昔も 変わらない
竜 胆
夜 白
見惚れてるのに バレない様に
話題を変えようとした所を
彼女に被せられる
竜 胆
夜 白
夜 白
竜 胆
突拍子もなく 始まったのは
俺が前回 五級で落ちた
夜白検定という 謎検定だった
竜 胆
前回やらかした分 ここで正解したい
そう考えながら 彼女を見る
夜 白
いつもより仄かに赤い 紅の唇
普段は下ろしている髪を 高く結んだお団子
不器用な彼女なりに メイクも髪も 頑張ったのだろう
竜 胆
いや でも
ここで女子が 褒めて欲しいのは
きっと ──
竜 胆
竜 胆
夜 白
夜 白
竜 胆
俺が当てた事に 驚いたのか
夜白の頬が 一気に赤くなる
それに連られて 俺の顔も
竜 胆
竜 胆
夜 白
無垢に笑う夜白の 少し透けた手に
俺は少しだけ 指を重ねて ──
夜 白
竜 胆
身体を寄せてきた夜白に 手を戻してしまった
夜 白
夜 白
前に竜胆に 揶揄われたから 仕返しね?
と、笑う夜白
例え冗談でも 俺の心臓が持たない
夜 白
夜 白
竜 胆
小さく頷き 今度は
バレない様に 彼女の手を握った
夜 白
夜 白
竜 胆
竜 胆
夜 白
ぎゃいぎゃいと 騒ぐ夜白を置いて
俺はそのまま 鳥居をくぐった
竜 胆
彼女の視線から 逸らした顔
朱く熱く 火照っていた
夜 白
夜 白
竜 胆
竜 胆
夜 白
夜 白
竜 胆
他愛もない話をしながら 俺らは宇宙を観る
天体観測なんて した事すらないけど
時々瞬く星に 二人で夢中になった
夜 白
竜 胆
竜 胆
夜 白
竜 胆
竜 胆
夜 白
竜 胆
夜 白
竜 胆
片方がボケ 片方がツッコミ
絶え間なく続く会話に 自然と頬が綻ぶ
夜白との空白の時間を 取り戻す様に
言葉で 空白を埋めていく
そういえば 一年前もそうだった
こんな意味の無い会話に 二人で意味を見出して
今なら きっと
竜 胆
夜 白
また 彼女が俺を遮る
でも今回は どこか真面目そうで
竜 胆
夜白の言葉に 耳を澄ます
夜 白
夜 白
竜 胆
一瞬 息が詰まった
夜 白
夜 白
竜 胆
まだ知らない 彼女の死んだ理由
それが今 彼女の口から
溢れて 零れる
夜 白
夜 白
夜 白
夜 白
星屑よりも儚い 言ノ葉も
流星よりも美しい 微笑みも
蒸し暑い夏夜に 融けて逝く
竜 胆
夜 白
夜 白
竜 胆
夜 白
夜 白
竜 胆
びくっと 夜白の肩が上がる
彼女の顔は 今にも泣きそうだった
竜 胆
夜 白
竜 胆
夜 白
目に涙を溜めて 膝を抱える夜白
そんな彼女を 俺は抱き寄せ
竜 胆
竜 胆
夜 白
竜 胆
夜 白
俺の胸に蹲り泣きながら
それでも俺を罵る夜白
そうだ 今なら言える
たった五文字の ラ ブレ タ ー 恋文 なんだ
竜 胆
夜 白
ヒ ュ ー
竜 胆
バァ ァ ァ ァ ン ッ
夜 白
夜 白
夜 白
竜 胆
竜 胆
どうやら
俺の一世一代の コクハク は
夜高く咲く 煌めく花に
掻き消されたらしい
♡ 3000
コメント
24件
うっはああああそら色さん!!!! 前急にアカウント消しちゃってすみません💧💧 受験勉強に集中するためアカウント消してました ... 、 今は前期選抜目指してるので浮上は少なくなると思うけどお願いします(?)
見るの遅くなって本当にごめん! うん、最高 竜胆可愛い~!!! 尊いわ~!
夜白ちゃんと竜胆のペア尊い なんかめちゃ可愛い