テラーノベル
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夜の闇にひっそりと花が咲く
花の呼吸の剣士である陽は、 散りゆくものの儚さを知っていた
そして、
隣に立つ少年___ ___
冨岡義勇もまた、 いつも孤独を抱えていた
陽
陽
幼い頃から義勇は一人だった
剣の才能はあったが、感情を表に出すのが苦手で、周囲から浮いていた
そんな義勇に、唯一変わらず話しかけ 続けたのが陽だった
義勇
義勇
そう静かに返す義勇に、陽は笑った
陽
陽
だが、
その約束は果たされなかった
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