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鬼殺隊に入ってから、 二人は離れ離れになったのだ

義勇は水の呼吸の柱に

陽は花の呼吸の柱になった

再開したとき、義勇の隣はすでに 「距離」があった

久しぶりだね義勇

義勇

……ああ

それ以上何も言葉を続けてくれなかった

変わらないはずだった関係が、 いつの間にか遠くなっている

けれど、

それでも陽は笑った

また一緒に戦えるね

義勇は一瞬だけ陽を見た

だがすぐに視線を逸らし、 ただ静かに頷くだけだった

___私は義勇の隣にいられるの?

そう問いかけたくても、 義勇の心には踏み込めなかった

君に触れるその日まで

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