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鬼殺隊に入ってから、 二人は離れ離れになったのだ
義勇は水の呼吸の柱に
陽は花の呼吸の柱になった
再開したとき、義勇の隣はすでに 「距離」があった
陽
義勇
それ以上何も言葉を続けてくれなかった
変わらないはずだった関係が、 いつの間にか遠くなっている
けれど、
それでも陽は笑った
陽
義勇は一瞬だけ陽を見た
だがすぐに視線を逸らし、 ただ静かに頷くだけだった
___私は義勇の隣にいられるの?
そう問いかけたくても、 義勇の心には踏み込めなかった