テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
90
270
ミユリス
315
──数時間前。
学力試験を終えた受験生たちは、廊下に並んでいた。
A
B
透は静かに椅子へ座る。
隣には雫がいた。
心晴雫
紡綴透
心晴雫
透は少しだけ笑う。
紡綴透
雫は優しく微笑む。
心晴雫
心晴雫
心晴雫
紡綴透
その時だった。
教官
教官
紡綴透
透は立ち上がる。
紡綴透
心晴雫
心晴雫
心晴雫
透は小さく手を振り、面接室へ入った。
コンコン。
紡綴透
教官
部屋には三人の面接官が座っていた。
A
紡綴透
透は椅子に腰掛ける。
中央の面接官が口を開いた。
試験管
紡綴透
紡綴透
試験管
面接官は資料を見ながら頷く。
試験管
透は真っ直ぐ前を見る。
紡綴透
試験管
試験管
透は少し考えてから答える。
紡綴透
紡綴透
面接官の一人がメモを取る。
試験管
試験管
紡綴透
試験管
試験管
透は少しだけ考えた。
そして静かに答える。
紡綴透
面接官たちは顔を見合わせる。
試験管
透は一礼し、部屋を出た。
廊下。
雫が壁にもたれて待っていた。
心晴雫
紡綴透
心晴雫
紡綴透
雫は笑う。
心晴雫
その時。
教官
教官
心晴雫
雫は立ち上がる。
透を見る。
心晴雫
心晴雫
紡綴透
紡綴透
雫は面接室へ入った。
心晴雫
試験管
試験管
心晴雫
心晴雫
試験管
試験管
雫は真っ直ぐ答える。
心晴雫
試験管
雫は少しだけ笑った。
心晴雫
面接官たちも笑みを浮かべる。
資料を開く。
試験管
心晴雫
試験管
雫は静かに答える。
心晴雫
面接官が少し驚く。
試験管
心晴雫
雫は小さく笑う。
心晴雫
心晴雫
部屋が静かになる。
心晴雫
その一言に、三人の面接官は顔を見合わせた。
中央の面接官が静かに頷く。
試験管
雫は一礼した。
心晴雫
雫が面接室を出る。
透が立ち上がる。
紡綴透
心晴雫
二人は並んで廊下を歩き出す。
心晴雫
紡綴透
心晴雫
透は小さく笑う。
紡綴透
学院を出る二人。
大きな校舎を見上げる。
紡綴透
青空の下、二人はそれぞれの帰路についた。
コメント
1件
ああ、いいエピソードでしたね。透の「大切な人を守るため」という志望理由と、雫の「誰かが泣いた証だから使いたくない」という言葉が、お互いを思いやる優しさで響き合っていて、じんわりしました。能力の設定も「感情喰」と「涙喰」で対照的で、どう使われるのか気になります。実技試験が次なのが楽しみです。