殺し屋とのlove story

神山side

アメリカで、映画の撮影をすることになった

この映画は、かずえが書いた小説の実写化

そう言ってかずえのことを頭から消そうとした

でも...

口から出てきたのは、重岡君と幸せになるであろう かずえのこと

誰もいないアメリカのビーチで1人呟いた

手術は5時間以上に及ぶものだった

それでも、手術は順調に進んでいった

重岡side

かずえの手術が終わり、意識が戻るのを待つことになった

かずえは、麻酔が効いているため、まだ意識が戻らない

チュッ

かずえの唇に甘いキスを落とす

すると

かずえが目を覚ました

そう。 この手術は今まで99.9％の人が記憶喪失になった

俺のことを忘れてしまったのではないかとずっと思っていた しかし、かずえの声が聞こえてきた

もう、1度かずえに 『大毅君』 と呼ばれ、心が舞い上がっていた

多分、この先生にとってこの手術で初めて目を覚ましたのが かずえが初めてやと思った

あの、スペシャル笑顔を浮かべたんやから

ｶﾞﾗﾂ

輝いた目で手を振ってくるもんやから、抱き締めたくなってくるやんか笑笑

ｷﾞｭｯ

ｷﾞｭｯ

かずえを抱き締める腕の力を強くした

大毅君が真剣な眼差しで私を見つめてきた

あー！全然言えないよー！

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