寧音
寧音
寧音
寧音
廊下にぽつんと私の声だけが響く
寧音
寧音
そう言い私は急ぎ足で外に行く
寧音
來空
その声を聞いて私は一安心する
來空
寧音
來空
とちょっと寂しそうな声が聞こえた
寧音
寧音
來空
と來空先輩の溜息が少し聞こえた
その溜息に応えるかの様に私は言ってしまった
寧音
來空
少し照れながらそう來空先輩は言う
寧音
來空
寧音
本当に唐突
でも早く伝えたい気持ちだけがここで勝ってしまった
寧音
言葉選びに迷いながらも
寧音
一言だけ呟く
寧音
來空
日が暮れそうな時間
私と來空先輩の声だけが響く
この2人きりの時間がもっと続けばいいのに
そう思いながら
來空先輩の返事だけを待つ時間が続く
來空
來空
『ごめん』
寧音
その來空先輩の一言を聞くだけで私の瞳から涙が溢れる
來空
寧音
來空
來空
そう來空先輩の夢は
『ネット活動』
ネット活動をしてる人だったら絶対リスナーと言うものは出来る
その中にリアコ勢なんか居たら尚更ダメ
寧音
寧音
その一言だけ残し私は來空先輩から距離を置く
來空
泣きながら去る私を見て心配したのだろうか
來空先輩も私の後に着いてくる___
寧音
寧音
寧音
コメント
4件
最高☆(´^p^`)