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玄関で靴を履く。
会ったら、我慢してた感情が溢れそうだなぁ。
重い足取りでドアを開ける。
ryok
ドアを開くと誰かの声がした。
少し開けたドアの隙間から顔を覗かせると
ryok
wki
恋人の彼は目を真っ赤に腫らして、僕を見つめる。
目だけじゃなく、鼻も真っ赤で
ほんの僅かに、体が震えている気がした。
ryok
うずくまっていたwkiの腕を掴んで、中に入らせる。
掴んだ腕はなんとなく細くなっている気がした
そんな事実が、僕の心を騒がせる。
wkiの腕を引っ張りながら、リビングに連れていく。
wkiの腕を離し、 ソファにかけてあったブランケットを渡した。
ryok
ryok
wki
動揺してるwkiを横目にキッチンへ向かう。
ケトルに水を入れて、スイッチを押した。
沸かしてる間、wkiを眺める。
周りをキョロキョロし、 お尻のゴミを払ってから浅く座った。
座ったあともどこか、落ち着きがなくて
もじもじと、指でブランケットをいじっていた。
「言いたいことが沢山あるけど、どう伝えればいいの」
そんな様子が、顔に出ている。
そんな、悩まなくてもいいのに
しばらくすると、ケトルのお湯が沸いた。
予めコップに入れといた粉末スープに、お湯を注ぐ。
優しい甘さが香る、コーンスープ
スプーンでかき混ぜた後、コップを持っていき、 wkiに渡す
ryok
wki
スープを両手で受け取り、暖を取っている
そして、スープを1口飲んだ。
飲んだwkiは少しだけ安心したように、息を一つ吐いた。
僕はwkiの隣に座り、あることを聞く。
ryok
ryok
ryok
wki
wki
wki
ryok
wki
wki
wki
俯いて喋るwki
その姿は“誰かに縋り付く弱った猫”のようだった
救いの手を求めて、近づく
適当にあしらう人もいれば、ちゃんと手を差し伸べる人もいる。
でも中には、葛藤する人もいるみたい。
例えば──
ryok
僕、みたいに。
wkiだって寂しい時は寂しくなる
僕がそばにいたから、wkiは寂しくなかったわけで
僕が離れていったから、ボロボロなwkiになっちゃったんだ。
それとは反対に、僕はwkiがそばにいても 「寂しい」って思っていた
wkiから離れてもその気持ちは変わらない。
むしろ、「寂しい」気持ちは増すだけ
そうして今、僕の元へ逢いに来てくれた。
ぎゅっ
wki
ryok
ryok
ryok
ryok
今まで耐えられてきたのに
言葉を言えば言うほど、涙は溢れてきた
wkiの首筋に顔を埋めたから、表情が分からない
どんな反応されるかな
拒絶されちゃう、かな
怖いな、と思ってると抱き締め返してくれた
wki
wki
wki
ryok
こうして、僕たちは
お互い謝って、許し合った。