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ゆぴゆぴっ🎵
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放課後
教室はいつもより少しざわついていた
けちゃ
まぜた
文化祭準備の締切がせまっていた 役割分担をミスって 小さなパニックが起こっていた
前だったら── 俺はもう前に立っていた 自然に、無意識に
「俺やるよ」 「まとめるから」 「指示出すよ」
でも、今日は違う
俺は自分の席に座ったまま、 騒ぎを聞いていた 胸が、少しざわつく
俺は自分の席に座ったまま、 騒ぎを聞いていた 胸が、少しざわつく
出なくていい 前に立たなくていい そう決めた
あっと
まぜた
その声が一瞬だけ、 俺の方を見る
視線が合って、すぐに逸らされる 期待と遠慮が、混じった空気だ
でも、俺は立ち上がらない その代わりに──
隣の席にいるちぐちゃんに、 小さく声をかけた
あっきぃ
ちぐさ
あっきぃ
ちぐさ
けちゃ
あっと
小さな指摘、命令じゃない 一人が動くと、次々と動き出す
流れが少しずつ整い始める
俺はメモ帳をちぎって、 必要なものを書き出す それをちぐちゃんに、そっと渡す
あっきぃ
ちぐさ
ふと、周りを見回すと 少し離れた所にぷーのすけがいる
俺に話しかけないで ただ、目で"見てる"
それだけだった
作業が落ち着いた頃 あっとが、小声で言ってきた
あっと
あっきぃ
「助けた」という感覚が 前ほど重くなかった
帰り道
ぷりっつ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
ぷりっつ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
それは、昔の自分なら選ばなかったやり方 でも、今の自分にはちょうどいい
家に着く少し前で俺は思う
嫌われて、壊れて、 一人になった時間がなかったら この距離は選べなかった
前に出ない でも、消えない 誰かの隣で、 必要な分だけ、手を貸す
それが、 俺の新しい立ち位置だった
主
主
主
主
主
主
主
主
主
あっきぃ
主
主
主
ぷりっつ
化け猫の俺
主
主
主
あっきぃ
主
ぷりっつ
主
あっきぃ
ぷりっつ
主
主
主
あっきぃ
ぷりっつ
主
はぁ、お腹空いた
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