ソクジン「もし、俺が死んだら、、、」
テヒョン「分かりました。」
その後、少し話をしてテヒョンは帰って行った。
本当に○○と別れることは、正しい選択だったのだろうか。
後悔しないだろうか。
テヒョンが言ったように、○○に辛い思いをさせてしまわないだろうか。
色々な不安が募ってきて、
悔しくて、涙が溢れた。
がんの宣告をされた翌々日、
病室に先生が入ってきてこう言った。
医師「がんが悪化してきて、また倒れたら、その時は必ずそのままずっと入院です。」
医師「そこからは、治療を始めます。」
ソクジン「分かりました。」
俺はそっと受けとめた。
自分の治療よりも、○○のことで頭がいっぱいだったから。
4ヶ月後、、、
余命残り、2ヶ月。
俺は、今日、
○○に別れを告げる。
公園に18時に待ち合わせをした。
17時50分
○○がきた。
○○「ジンさん、話ってなんですか?」
俺が言おうとした瞬間、辺りがパッと静まった。
ソクジン「ごめん、、、○○。」
ソクジン「別れよう。」
そう彼女に言うと、
○○「何言ってるんですか?」
彼女は少し戸惑った顔をしていた。
○○「私、なんか悪いことしましたか?」
○○「したなら、謝ります!直します!」
ソクジン「違うんだよ!」
○○「、、、え?」
ソクジン「、、、好きな人ができた。」
俺は、真剣な顔で彼女に言った。
ソクジン「○○以外に好きな人ができた。だから、○○には別れてほしい。」
○○「、、、うそ。」
ソクジン「ごめん、、、。」
すると、彼女は無言で泣き、走って行った。
ソクジン「、、、俺の選択はあってたのかな。」
小さな声でつぶやくと、俺もうずくまって泣いた。
俺は、すごく後悔した。
○○目線
ソクジン「ごめん、、、○○。」
ソクジン「別れよう。」
急に雰囲気が変わり、空気が肌寒く感じた。
○○「何言ってるんですか?」
いきなりどうして?私、悪いことしたかな。
それが頭の中を巡った。
○○「私、なんか悪いことしましたか?」
○○「したなら、謝ります!直します!」
ソクジン「違うんだよ!」
今まで聞いたことの無い大声で私は、少し怖くなった。
○○「、、、え?」
ソクジン「、、、好きな人ができた。」
正直受け止められない。でも、彼がとてつもなく真剣な顔で言っていたから、本当なんだと思った。
ソクジン「○○以外に好きな人ができた。だから、○○には別れてほしい。」
今まで、ずっと信じていた。
頼りになって、優しくて、面白いジンさんを。
なのに、それを一気に踏みにじられたような気がして、
すごくショックを受けた。
私は彼の目の前で無言で泣いて、
走って帰った。
○○目線、終了。
翌日
俺は、廊下を歩いていると、
前に○○が歩いていて、
いつものように声をかけよう。と、一瞬思ったが
昨日のことを思い出しやめた。
その時、
背中にものすごい痛みを感じその場で倒れてしまった。
その後のことは覚えていない。
続く。
コメント
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話の作り方がうますぎます。 続きが楽しみです😊
続きがぁぁぁあ!み・た・い!