あれから 【神様】に招かれて
お社の中に中へ…
楓
楓
諸刃
楓
楓
楓
楓
諸刃
楓
楓
言ったら まずい事だった?
楓
楓
諸刃
楓
楓
楓
楓
楓
諸刃
楓
諸刃
楓
楓
楓
楓
楓
諸刃
諸刃
諸刃
楓
諸刃
楓
諸刃
楓
楓
楓
諸刃
諸刃
楓
諸刃
諸刃
楓
楓
楓
諸刃
諸刃
生まれ育った村は
戦が絶えない土地で
物心ついた頃から 俺は孤児だった
それでも 生きていられたのは
三つ年上の兄のおかげだ
兄と言っても 血の繋がりは無く
義理人情で 俺の面倒を見てくれた
二人で盗みをしたり
戦場の死人から髪を切って
それを売りながら 生活していた
ある時
見知らぬ男に 声をかけられた
「そんな生き方はいけない」
「お前の天命は何だ」
その男は 俺と兄の世話を焼いた
家に住まわせてくれた
学を教えてくれた
山菜の採り方
獣の罠の仕掛け方
獣の捌き方 料理の仕方
天候の見方 自然の厳しさ
その男は何でも知っていた
俺と兄に 鎧と刀を与えて
剣道や武道も教えた
不思議な人だった
そして口癖のように
神と妖の話しをした
「妖が出たら迷わず斬れ」
その日
男の具合が悪くなった
兄が男の側で看病をして
俺は山に 薬草を探しに行った
薬草を摘んで帰ると
兄が死んでいた
側には
化け物がいた
本能的に それが【妖】だと悟った
俺は あの男がくれた刀を掴んで
斬った
妖を
何度も…何度も…
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
楓
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
楓
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
諸刃
楓
諸刃
諸刃
静まり返った部屋で
私は涙が止まらなかった
諸刃は後悔しているんだ
それ故に 妖退治を辞める事が出来ない
【天命】と 感じているのだから
次の日
楓
楓
諸刃
楓
楓
楓
楓
楓
諸刃
諸刃
諸刃
楓
諸刃
楓
楓
楓
諸刃
諸刃
諸刃
楓
諸刃
楓
諸刃
諸刃
諸刃
つづく
コメント
5件
神様めちゃくちゃ可愛いです……!!ツンツンしてる感じが可愛すぎます……!! 戦が続いてる村で神様は何も気付かないフリをしていたから”神”の姿を保てていた、なんて……。神様が切ないです……😭 諸刃さんの昔の話!?諸刃さんは大切な人を犠牲にしていたからこそ神祓いを辞められないんですね……😭