青い先生の物語

ロボロに強制的に部屋に返されてから少し経った

マンちゃんに書類渡しに行かないと

コンコン

マンちゃんに書類を渡す

マンちゃんの顔が段々険しくなっていく

あーあ、またガバッたのか

今回は良く出来たと思ってたんだけどな

軍の長い廊下をフラフラとした足取りで帰る

こんなに長かったっけ…

ゾムさんがやって来る

その手に持っているのはバケツ

バケツ…？

ヤバい

ゾムさんから逃げる様に走る

後ろを見ると邪悪な笑みを浮かべたゾムさんがすぐそこに

バシャァ…

自分と書類が濡れる

嗚呼…どうしよう

マンちゃんに謝りに行かないとなぁ

マンちゃんの部屋の前

さっきも来たはずなのに、嫌に暗く感じる

マンちゃんの口撃が痛い

体が熱い…いや、寒い

息が苦しい

体がだるい

兵達がこっちを見て嘲笑ってる気がする

きっと僕の事だろうな

痛いなぁ…辛いなぁ…