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3件
最高〜!こんな感じに告白(?)されたい
皆様、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします!
今回の作品、タップ数多くなります。
トリックオアトリート
ご覧下さい。
朱 里
朱里、25歳。
絶賛落ち込み中です。
朱 里
社長に呼び出されたと思ったら、クビって…。
夢にまで見た就活も今日で終わりを告げようとしている。
ボーッと歩いているとスマホが震えた。
「我らが高校生」と書かれたグループ名は、ラストの高校生活を送ったクラスのものだった。
私は、クラスの皆と仲が良かった為同窓会には賛成。
だけど、「仮装」には猛反対。
朱 里
小さく呟きながら家に帰った。
家に帰って、スマホを開くと通知が沢山溜まっていた。
通知の量にうんざりして、メール画面を開いた。
辰 哉
翔 太
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辰 哉
クラスの大半以上が、返信をしていたので私も返信をする事にした。
朱 里
どうでもいいと思っているような、返信をした。
本当はドキドキしている自分に気づきたくないから、
なんて、自分が1番自覚してるのに。
しょうがないよね、初恋、忘れられないよ。
次の日私は仮装の為の服を買いに行った。
朱 里
私にとって、仕事が無い今はとても嬉しい。
服装やメイクに時間をかけれるから。
私は服屋さんへと足を運んだ。
店 員
朱 里
店 員
店員さんに誘導されながら仮装エリアへとやって来た。
店 員
朱 里
軽く会釈をして、私は服に視線を落とした。
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朱 里
朱 里
翔 太
朱 里
朱 里
翔 太
久しぶりに出くわしたのは、同じくクラスの渡辺翔太。
私の初恋相手とも仲が良い。
翔 太
朱 里
昔の翔太あんな感じだっけ。少し疑問に思いながらまた服に目を落とした。
結局、私は魔女にすることにした。
翔 太
辰 哉
辰 哉
深澤の一声で始まった同窓会。
「仮装」という言葉を聞いて嫌気がたったあの時の自分を憎みたい。
深澤とは、一緒の空間にいられるし、
仲が良かった友達と会えるのも嬉しい。
来て正解だった。
辰 哉
朱 里
辰 哉
辰 哉
朱 里
今まで見た深澤の中で1番可愛かった。
朱 里
辰 哉
名前を呼ばれた瞬間ドキッと胸が高鳴った。
何年振りだろう。
この感覚。
辰 哉
辰 哉
朱 里
辰 哉
朱 里
朱 里
辰 哉
朱 里
辰 哉
辰 哉
そう言って深澤は私の手を握った。
その瞬間辺りの空気が静かになった。
元気に歌っていたクラスの歌声も、今は無い。
朱 里
朱 里
辰 哉
私は何となく察してしまった。
深澤は、私の事嫌いなのだと。
あーあ。私の初恋惨めだな。
朱 里
辰 哉
辰 哉
辰 哉
朱 里
辰 哉
少しの沈黙が続く。
すると、背中を軽く叩かれた。
私が後ろを振り返ると、居たのは翔太だった。
翔 太
朱 里
翔 太
朱 里
朱 里
辰 哉
辰 哉
私の頭はパニックになっていた。
辰 哉
クラスの皆もこちらを見ている。
朱 里
私はひたすらに戸惑うことしか出来ない。
辰 哉
辰 哉
私はどうすればいいのか分からなかった。
辰 哉
そう言った彼の声はとても甘かった。
その声と共に、クラスの皆は声を上げ始めた。
歌を歌う人だっている。
しかも、テンションをあげられるような曲。
皆、深澤が失恋したって思ってるのかな。
私は好きなままだよ。
朱 里
誰よりも大きな声で私は声を荒げた。
朱 里
朱 里
辰 哉
朱 里
朱 里
朱 里
辰 哉
その途端クラスの皆は歓声を上げた。
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皆が喜んでいる中、翔太が深澤の方へ向かって行った。
翔 太
辰 哉
翔 太
辰 哉
翔 太
翔太が何を言っているかはっきりとは聞き取れなかった。
朱 里
辰 哉
辰 哉
辰 哉
朱 里
奇遇な事に俺も初恋だわ。
翔 太
俺は遠くの川めがけて、ネックレスを投げ捨てた。
翔 太
何、泣いてんだよ。
馬鹿
翔 太
ありがとう。
俺の大好きな人。
朱 里
朱 里
辰 哉
朱 里
朱 里
朱 里
辰 哉
辰 哉
「トリックオアトリート」の言葉と同時に取り出されたのは、
キラキラと輝く指輪だった。
辰 哉
朱 里
「トリックオアトリート」の一言で始まった私たちの恋は、無事
結婚へと辿り着くことが出来ました。
ま ぁ ま
ま ぁ ま
ま ぁ ま
ま ぁ ま
ま ぁ ま
ま ぁ ま
ま ぁ ま
ま ぁ ま
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