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天使ちゃん
天使ちゃん
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイスはいつものショットガンではなく、ライフルを出した。
ヴァイスは深呼吸をし、狙いを定めた。
ヴァイス
ビームのように放たれたその一撃は敵をなぎ倒していった。
ディランは貫かれた魔物の周りを爆発魔法で吹き飛ばす。
天使ちゃん
ようやく空いた隙間を走って進んでいく。
天使ちゃん
だが目の前に強い魔物が道を塞ぐ。
アイン
その魔物は一刀両断され、地面へ倒れ込む。
アイン
天使ちゃん
僕は黒い霧の中へ飛び込んだ。
そこは息がしずらく、腐敗臭が漂っている。
颯
そこには地面に倒れ込んでいる颯がいた。
天使ちゃん
???
天使ちゃん
???
天使ちゃん
???
その死神は鎌を振る。死の匂いが辺りに充満する。
颯
天使ちゃん
颯
天使ちゃん
天使ちゃん
???
その死神は僕に向かってきた。
天使ちゃん
僕はエネルギーを全力で使って、天使の力を解放した。
聖剣は穢れを浄化し相殺する。鎌と剣がぶつかり合い、衝撃波が発生する。
天使ちゃん
???
天使ちゃん
その死神の体には傷があった。
颯くんがやってくれたのかと思ったけど、これは…
天使ちゃん
その死神は急に僕から離れて、鎌を地面に刺した。そこからまた霧が濃くなっていく。
天使ちゃん
???
天使ちゃん
???
濃くなった霧の中から無数の腕が出てくる。
それを走りながら躱して進んでいく。
天使ちゃん
???
その死神にようやく近づけた。
天使ちゃん
その深く被られたフードを上げると、泣き顔の七翔くんがそこにいた。
天使ちゃん
七翔
天使ちゃん
七翔
颯
七翔
天使ちゃん
七翔
七翔
七翔
天使ちゃん
七翔
七翔
七翔
七翔
七翔はまたフードを深く被る。
???
その声は、またベールに包まれる。
???
彼は僕の元へゆっくり近づく。耐え難い悲しみと共に。
天使ちゃん
颯
颯
颯
颯
天使ちゃん
???
???
七翔は鎌を振り、霧の斬撃を飛ばす。
颯
天使ちゃん
天使ちゃんは霧を相殺し、俺は七翔の周りを走りながら風の斬撃を飛ばす。
???
???
霧の中からの手が攻撃を阻む。
天使ちゃん
天使ちゃん
???
???
天使ちゃん
???
七翔は一瞬で俺の近くへと這いより、その容赦ない鎌が襲う。
颯
なんとか刀で抑え込むも、霧で弱体化している体では難しい。
颯
全力でその鎌を押し返した。
???
七翔は飛んで後ろに下がり、手の感覚に違和感を覚えているようだった。
???
颯
???
颯
???
???
???
颯
颯
???
???
???
七翔は鎌を振り上げて、エネルギーを溜め始める。
颯
俺は闇から出てくる手を掻い潜り、七翔の懐へと入り込む。
颯
???
突然、視界が真っ暗になった。
先程まで辛うじて見えていた七翔も、枯れた草花も、何もかもが見えない。
颯
???
???
???
???
???
???
???
???
颯
天使ちゃん
???
???
颯
???
???
???
天使ちゃん
天使ちゃん
???
天使ちゃん
天使ちゃん
天使ちゃん
???
???
???
颯
俺は刀を抜き、構えた。
だが、もう衰弱しきったこの体では…立つことで精一杯だった。
???
???
???
颯
天使ちゃん
???
???
???
???
天使ちゃん
天使ちゃん
???
???
天使ちゃん
???
???
僕はよくお見舞いに来てくれるその同級生に、秘密を打ち明けた。
???
???
???
???
???
その人は僕の手を強く握って、そう誓った。
???
天使ちゃん
僕は倒れ込んだ。
颯
天使ちゃん
???
七翔は颯へ近づく。
僕は体が拒否反応を出しても、エネルギーを放出し続けた。
天使ちゃん
???
???
???
???
???
???
???
???
そうだった…この優しい同級生は…
七翔
七翔
天使ちゃん
天使ちゃん
僕は霧の重圧に逆らいながら、立ち上がる。
天使ちゃん
???
その瞬間、霧が一気に晴れた。
芽衣
芽衣
芽衣
七翔はぱらぱらと涙を流しながら、元の姿へ戻っていく。
七翔
七翔
七翔
七翔は力尽きるように地面へと倒れた。
芽衣
急いで七翔に駆け寄った。
七翔
七翔
七翔
芽衣
芽衣
芽衣
芽衣
七翔は悔しそうに、耐え難い全てを受け入れたように言葉を吐き出す。
七翔
七翔
七翔
七翔は悔しく、名残惜しそうにしながらも笑っている。
七翔
七翔
七翔は魔物のようにぱらぱらと消えていった。
芽衣
芽衣
芽衣
空に舞う黒い塵を無力に眺めた。
繰り返します…花火大会は延期となります。皆様にご迷惑とご心配をお掛けし…
芽衣
ネモ
颯
ヴァイス
芽衣
芽衣は今まで起きたことを全て話した。
ネモ
ヴァイス
芽衣
芽衣は急に倒れた。
颯
ネモ
その光輪のエネルギーはもう0に等しかった。
ディラン
颯
俺は芽衣を担いで家へ急いだ。
力の抜けた芽衣をベッドに寝かせた。
クラール
ヴァイスは回復魔法を使うが、芽衣は回復しない。
ヴァイス
ヴァイス
颯
ヴァイス
アイン
ネモ
ネモ
ネモ
クラール
ディラン
ディランはその輪っかに向けて、膨大な魔力を放出するも、全く増加する気配はしない。
颯
颯
颯
颯
クラール
ネモ
ディラン
クラール
クラールはディランを窓から押し出した。
ネモ
アイン
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
バリーン!
ディラン
ネモ
ノアール
ノアール
颯
ノアール
颯
ノアール
ノアール
アイン
ノアール
クラール
颯
悪い予感は当たってしまったようだ。
ネモ
クラール
ディラン
ノアール
ヴァイス
ノアール
アイン
ネモ
重い雰囲気の中、俺とヴァイス、2人だけがこの部屋に残った。
俺は深く息を吸って、ため息のように吐き出す。
ネモ
ヴァイス
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイスは白竜の能力について話した。
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイスは視線を逸らして、そう呟いた。
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ネモ
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ネモ
ネモ
起きるともう朝だった。
俺はあまりにもヴァイスに依存しすぎてしまった。だから、これからは自立しないといけない。
ネモ
その時、寝室の扉が開いた。
芽衣
颯
ネモ
芽衣
ネモ
芽衣に引っ付く颯を無理やり剥がした。
芽衣
ネモ
ネモ
芽衣
ネモ
芽衣
颯
芽衣
芽衣
芽衣は既に諦めたような顔でそう言う。
クラール
上からスライムが漏れ出てきた。
ネモ
クラール
芽衣
クラール
クラール
芽衣
ネモ
そのエネルギーがもう少ないからか、今日までしか生きられないからか分からないが、哀愁漂う雰囲気が俺にも感じられる。
最後の日といっても、どうすればいいのか分からない…
芽衣
颯
芽衣
芽衣は俺にだけ話があると言って、外を適当に散歩する。残り少ないそのエネルギーを無意識に見つめながら。
芽衣
芽衣
芽衣
芽衣
颯
今までに感じたことの無い、心のざわつき。
ヴァイス
ディラン
クラール
颯
アイン
颯
ネモ
ヴァイス
芽衣は七翔が灰になった場所へ歩いていく。
そこには枯れたはずの綺麗な草花が咲いていた。
芽衣
芽衣
芽衣
芽衣はそこに座って、草花を撫でる。
芽衣
芽衣
颯
芽衣
芽衣
芽衣
俺は思わず芽衣を抱きしめた。
花火が上がった。
颯
颯
芽衣
天使ちゃん
俺が抱きしめていたものはもうそこにはなくなっていた。
ただ地面に落ちた天使の輪だけがそこに残っているだけだった。
#恋愛
那月
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コメント
1件
うわっ…第39話、めっちゃ重かった…。七翔くんの正体が明らかになって、芽衣ちゃんの記憶も戻って、でもその代償がこんな形で…。七翔くんが「守りきれた」って笑いながら消えていくところ、本当に切なかった。芽衣ちゃんが「さよなら」って言ったシーン、涙止まらなかったよ。最後の花火のシーンも、みんなで過ごした時間が宝物だったって言葉が胸に刺さる…。いねさん、この話、本当に丁寧に描かれててすごいです。