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主
騎士高校に着くと自分の教室に向かった。 教室の中はガヤガヤと騒がしく、クラスメートが楽しくおしゃべりしていた。
てるとくん
てるとくん
てるとくん
僕は胸を撫で下ろしながら自分の席に座った
そしたら前の席の男の子が僕の方を向いて言った
モブ男
その言葉にイラッときた 女の子が男子校来るわけないでしょ
てるとくん
モブ男
全く。 どいつもこいつも、、 結局僕は顔なんだ
前の席の子はそれだけ言うとまた、隣の子と喋りだした
僕は気を紛らわすためにも隣の席に目を向ける 隣の席は空席で誰も座っていない どんな人が座るんだろう?
優しい人? カッコイイ人?
想像するだけでワクワク、ドキドキした
でも、結局、隣の子は今日一日中姿を現すことは無かった