金森重夫
柘植新一
柘植新一
金森重夫
金森重夫
金森重夫
柘植新一
柘植新一
柘植新一
金森重夫
金森重夫
そう言いながら、金森は布袋に包まれた一枚の絵を取り出し、机の上に置いた。
赤黒い背景に街頭らしき光が点々と光る街に不気味な人影が一つ描かれている。
金森重夫
柘植新一
柘植新一
金森重夫
金森重夫
柘植新一
金森重夫
金森重夫
金森重夫
金森重夫
柘植新一
金森重夫
金森重夫
金森重夫
金森重夫
金森重夫
金森重夫
柘植新一
金森重夫
金森重夫
金森重夫
金森重夫
金森重夫
柘植新一
柘植新一
柘植新一
金森重夫
金森重夫
金森重夫
ひたすら懇願する金森に折れた柘植は、渋々ながらも曰く付きの絵を自宅に持ち帰った。
無論、気味の悪い描写と曰く付きの過去を聞いた妻の日斗美は真っ青な顔で断った。
が、お人好しな面も兼ねた日斗美が柘植の言葉に圧されて承諾するのにそこまで時間は掛からなかった。
その日の夜 夕食時
日斗美
柘植新一
日斗美
日斗美
日斗美
柘植新一
柘植新一
日斗美
日斗美
柘植新一
柘植新一
日斗美
日斗美
柘植新一
夕食後、柘植は絵を納戸の壁に掛けた。
午前3時頃
日斗美
柘植新一
日斗美
柘植新一
柘植新一
日斗美
日斗美
柘植新一
日斗美
柘植新一
日斗美
柘植新一
柘植は非常時用の懐中電灯を手に、不気味な音がした一階へと降りて行った。
一段一段、階段を降りる足と、懐中電灯を持つ手が自然と小刻みに震え出した。
リビングのドアを開け、柘植はなめ回すようにリビング全体に光を当てながら見回した。
柘植新一
特に妙な変化もない。
それでも柘植は念の為、絵を掛けた納戸も見てみることにした。
納戸はリビングを出た廊下の突き当たりにある。
少しの躊躇いの後、意を決して柘植は納戸のドアを開いた。
柘植新一
特に何もない。
窓も開いてなければ、荒らされた形跡もない。
ホッと一安心した柘植。
が、絵に光を当てた瞬間、柘植の身体は頭から足の爪先まで硬直した。
柘植新一
人影が消えていた。
赤黒い空、街頭、街並みの中に佇んでいたはずの人影が明らかに姿を消していた。
柘植新一
日斗美
ハッと振り返ると、様子を見に来た日斗美がリビングのドアから柘植を心配気に見ていた。
日斗美
柘植新一
日斗美
柘植新一
柘植新一
大きく目を見開いて柘植の後ろを指差す日斗美に従い振り返った柘植。
納戸のドアの隙間から、この世の者とは思えない漆黒の顔に白い空洞が三つ空いた、
悲痛な叫び声を挙げているような男の顔が異様なオーラを漂わせながら覗いていた。
2019.05.02 作
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