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静かな室内に微かに虫の音がリリリと響いている 虫たちの奏でる音楽に耳を傾ける その時、ふわりと柔らかな風が前髪を揺らした
死神
零
死神
屈託のない笑顔がまぶしい。 太陽のような明るさに、失明してしまいそうだった。
死神
零
死神
零
死神
死神
零
死神
死神
死神
零
死神
零
死神
零
死神
死神
零
死神
そういって取り出したのは、枕ほどの大きさの ウミウシのぬいぐるみだった
零
死神
零
死神
零
死神
零
死神
零
零
死神
零
死神
零
零
死神
零
死神
死神
零
死神
どうして、最近あまり寝ていないことが分かったのだろうか そんな疑問が頭をかすめる
ふと、ウミウシのぬいぐるみに目をやる。 枕くらいの大きさにしたのは、それに気づいていたから? そんなことを考える自分がいることに戸惑う いや、たまたまだろう。
そっと触れたウミウシは、柔らかかった。 抱き寄せると、少しカモミールのような香りが鼻をくすぐった。
しばらくそうしていると、だんだん眠くなってきた。 こんな感覚はいつぶりだっただろうか? その心地よさに身をゆだねていると、いつの間にか寝てしまった。