7月23日
ケイト
ケイト
♪リリリリリリリリリリリ…
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ユヅキ
ケイト
ユヅキ
ユヅキ
ユヅキ
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ユヅキ
ユヅキ
ユヅキ
ケイト
ケイト
ユヅキ
ケイト
ケイト
ツーッツーッ……
ケイト
ケイト
7月26日
母
母
下の階から母の声が聞こえた。
ケイト
ガチャッ。
ケイト
母
ケイト
俺はテレビをつけて椅子に座った。
ケイト
「今入ってきたニュースです!!」
ケイト
「23日、正午頃、大阪府○○市で女の子の遺体が発見されました。」
ケイト
母
「女子高校生らしく、橋からの飛び降り自殺と確認されました。」
「調べたところ、学校での虐めが原因だったらしく」
「女の子は置き手紙を残し、家を出ていったきりだそうです。」
ケイト
「橋にスマートフォンが発見され、自殺をする前に友達に電話をかけていた模様。」
ケイト
ケイト
「遺体はこの地域に住んでいた」
「笠原 ユヅキさん 16歳」
「だと言うことです。」
ケイト
ガッシャン!!!!!!!!!
手に持っていた箸とお茶碗が手を滑っていった。
母
「詳しいことはこれから調べていく模様です。」
ケイト
ケイト
「続いてのニュースは…」
数日後…
彼女は自殺と確定され
いじめが原因だった事もはっきりした。
彼女の葬式が行われたが
俺は行かなかった。
彼女に合わせる顔が
なかったからだ。
彼女が自殺した橋には
たくさんの花束があった。
俺もそこに1輪の花を置いた。
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ダンッ!!ダンッ!!
ケイト
拳を地面に叩きつける。
ケイト
ポタッ…
こんな時に涙が出るなんて
拳から出た赤色の血と
何の霞みもない無色の涙が
混ざり合う。
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
ケイト
あぁ、今すぐ謝りたい。
助けてあげられなくてごめん。
後悔は後々から
結果が分かってから
全てを飲み込むように
後悔が押し寄せてくる。
あなたは後悔していませんか?
ほら、気づかないうちに
後悔のカウントダウンが
始まってるかもしれません。
ーENDー
コメント
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相談するのもいいかもね
後悔しないようにします()
笑顔でいないとね..