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辰哉side
辰哉
あれ?家?
さっきまで知らない神社に いたはずなのに
全部夢だったのかな?
どうやって帰ってきたんだろ…
辰哉母
辰哉母
辰哉
辰哉母
辰哉母
辰哉
俺は家でただの奴隷
家での家事は全て俺の仕事
やっぱり家は嫌いだ
俺が俺である居場所がない
でも他に帰る場所もない
辰哉
1度部屋に戻り制服をハンガーにかける
辰哉
制服のポケットに紙が入っていた
辰哉
それは本当の願いでは無い
そう書かれていた
辰哉
どういうこと?
さっきのは夢じゃないのか?
それに本当の願いでは無いって どういう意味だ?
その後考えても考えても分からない
布団の上で考えていたら いつの間にか寝てしまっていた
次の日
学校
退屈な古典の授業
昨日の出来事について考える
あの神社には本当に行ったのか……
それとも全て夢だったのか……
でもこの紙がある以上 現実としか考えられない
こんな非現実的な事が 現実で起こるのか?
というか本当の願いってなんなんだ?
先生の声は右から左に聞き流し考えた
辰哉
俺が1番叶えたい願いって ことなのかな?
俺が1番叶えたい願いってなんだろ
やっぱりあいつにもう一度会いたいって ことなのかな、
いや、違うかもしれない
俺はあいつとずっと一緒にいたい
なんならあいつと2人だけでいい
顔を見て近づいてくる奴らも… 俺を嫌ってくる奴らも… 俺を奴隷としか思っていない親も……
あいつ以外みんないらない