jh
ご主人?
jh
支度終わりましたか?
nj
あぁ、
jh
今日のご予定は隣国の次期王女とお見合いです
nj
はぁ……またかよ、
nj
鬱陶しいな、あそこ
jh
まぁ……それ程良い人を捕まえたいんじゃないんですか?
nj
……ほそが、
jh
何でしょう?
nj
……付き合え
jh
はぁ……?
jh
ご主人、それは僕に言うものでは無いですよ?
nj
俺が言ってることが冗談だと思うか?
そう言われた途端僕は壁に押し付けられた
jh
んっ...///?!
jh
ちょ、ちょっと!!
nj
俺は本気だぞ?
jh
……こ、こう言う事は未来のパートナーにしてくださいよ//
jh
ましてや執事の僕にするとか……
nj
未来のパートナー?
nj
それはほそがだぞ?
jh
じ、冗談ですよね?
nj
さっきの事で冗談だと思うか?
jh
……オモイマセン
nj
だろ?
jh
……はい、
jh
ていうか、もうお時間ですよ
jh
行きましょう、ご主人
nj
はいはい、
そう言って無理やり話を切り上げお見合いに行くことにした
jh
ここです、主人
nj
あぁ……
nj
……またあの女の顔見ないといけねーの?
jh
しょうがないですよ、
jh
お父様もお母様ももう一度と仰ってましたので……
nj
……そーかよ
昔から主人は両親が嫌いでした
なんでも押し付けられ、罵られとそんなトラウマが残っていらっしゃるので
昔から信頼する人は使用人だけでした
jh
……あ、来ましたよ?
서진の母
すいません、お待たせして致しました
서진の母
서진(ソジン)の母です、
jh
おや、今回はお母様でしたか……
서진の母
今回もよろしくお願い致しますね?
jh
は、はあ……
jh
ご主人、ご挨拶を
nj
……よろしく
서진
よろしくです~♡
nj
(チッ、めんどくせぇ……)
jh
そ、それでは僕は席を外させて頂きます、
jh
お母様、行きましょう、
서진の母
ええ、
その後僕はお相手様のお母様と共に席を外した
それから話はとんとん拍子で進み呼ばれたのは予定より10分も早かった
서진の母
今日はありがとうございました、
서진
ありがとうございました~♡
jh
い、いえいえ、こちらこそ
nj
……ありがとうございました
서진の母
それでは、
そう言ってお相手様達は会場を後にした
jh
……ご主人、
nj
……言っとくけど、俺あいつと結婚する気ねーから
jh
そ、そうですか……
nj
ほそがとなら結婚できるけどな
jh
なっ……//
jh
も、もう、///
nj
照れてんのか?
jh
ち、違いますよ!
jh
ほら、さっさと帰りましょう!
nj
わかったよㅎ
そう言って僕達も会場を後にした
jh
……ご主人
nj
何、
jh
なぜ僕に告白したんですか?
nj
……気にすんな
nj
その件は忘れてくれ
jh
は、はぁ……
jh
分かりました
nj
あぁ
jh
それでは……
そう言って僕は主人の部屋を後にした
jh
はぁ……
jh
こういうのも……沢山聞きましたね
僕は執事で貴方は次期国王
貴方と釣り合う事はありません
ましてや男に言うなんて……
jh
(あれ……?)
jh
(ああいうのは将来のパートナーに言う事なのに……)
そういえばお見合いの時も胸がざわざわしていた
忘れてくれと言われた時も胸が苦しくなる気がした
jh
……あーあ…
jh
厄介なものになっちゃったな……
主人に恋してしまったという事実を僕は知ってしまった