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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

詩乃姫

うっ...うっ...銘神様...

平安時代、ある屋敷に起こったこと

女は血まみれで横たわる男の手の平を握りしめ、泣いていた。

詩乃姫

どうして...

田舎町の小さな駅に佐々木純はいた

やっっっと着いたぁぁぁ!

彼は東京暮らしの都会っ子。 ここは東京駅からバス、新幹線、電車を乗り継いで約2時間かかる。

長旅だったのだ

美玲

あ!発見!

うわっ!めっちゃ久しぶり!

純は昔、この地で暮らしたことが あった。 父親の仕事の都合で東京に越したのだ

美玲

長旅おつかれ、お前あれでしょ?

歩きながら話す。

美玲

今回東京からくる交換留学生とかでしょ?

あたり、交換留学生って名目でこっちに戻ってきた

みんな俺が帰ってどう思うかな?忘れてるかな

美玲

それはないよ、今日。私たち純の話で持ちきりだったんだから。

美玲

初めましての人もいるかもだけどあの人たちはちゃんと覚えてた

よかった、忘れられてたらどうしようかと思った

2人は自らが通う学校に着いた。

あー、書類とかだる

美玲

ガンバレ。私、もう行くわ。

美玲

部活あるし、つか抜け出してきたから。

おお、おつかれ。どうせまた会うだろ。クラスは分かんないけど

美玲

田舎なめんな、2年1クラスだけだわ。

生徒会室...あった

純は学校内の生徒会室を探していた

扉をあける

失礼しまーす

颯斗

あ!きた

彼はこの学校の生徒会長だ

ごめーん、遅くなった

久しぶり、今日もカワイイヨ

颯斗

鬱陶しい、あと俺のが先輩なんだからな。3年生!

いいじゃん、従兄弟なんだし

実は颯斗と純は従兄弟だった

純の母の兄が颯斗の父なのだ

颯斗

なんかヤダ

ヤダとはなんじゃ。ヤじゃないの。

颯斗

まぁいいから。とりあえずお前のクラスは、2年1クラスしかないから1組

それは聞いた

颯斗

あそ、部活はどれがいい?

卓球部、テニス部、美術部、 弓道部、剣道部、写真・新聞部

怪奇...研究部?

颯斗

あぁ...それは...

颯斗

"あのバカ"が設立した部活で、あんまおすすめしないけど...

え、なんか楽しそう。

颯斗

え、入る気で?

この中学校は木造2階建だ。 かなり古い

美玲

純きたよ〜

美玲はある部活に入っている。 その部活のみんなはだいたいが純の 知り合いだ。

部長

やっとか!遅くね?

部長

あいつ、LINEで昼でるって言ってたのに今5時!

美玲

5時間かけてきたとか

美玲

どうせ寄り道

真野

あ、あの。水刺すようで悪いんですけど...

メガネのショタ系男子が おずおずと言った

真野

僕、その純さん知らないんですけど

美玲

あらら、ごめん!純ってやつは...まあ、会えばわかるけど。

京子

真野さん"だけ"が純さんのこと知らないんですね

するとギィ...と部室のドアが開いた

颯斗

...こいつが、怪研入りたいって

美玲

ようこそ!怪奇研究部へ!

颯斗

反対したのに

部長

お?それは部長として聞き捨てならねぇ

つーことでこれからよろしく!

快刀乱麻 〜幾千年の争い〜

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