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青&黄&桃 💙💛💗

4 - 黄がいない間に…

♥

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2020年09月12日

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………

何時間経っただろうか。

どうしてこうなったのだろうか。

思い出せはしない。

助けを何度求めても。

誰も来やしない。

誰か…助けてよ……

ガチャッ

だ、誰か…たすけ…て…

???

青!!!

聴き慣れた声。

僕はすぐ誰が来たか分かった。

〜桃目線〜

……

既読のつかない。あいつとのLINEを見て。

これはただ事ではない。と、察した。

…無事でありますように……

そう祈って、俺は黄の家へ。向かった。

くそ…黄に限って、鍵の閉め忘れなんてないなどわかっていたが…

閉め忘れてたわ。

ガチャッ

玄関には二つの靴。

散らかったリビング。

その瞬間全てを見たような。気がした。

青は…青はどこだ…

幸い。今は黄不在の様だ。

ガチャッ…

ガチャッ

ガチャッ

なんで…どこにもいない…ドアは全て開けたはず…

青!青!どこだよ!青!

誰か_______。

ッッッッ!?

クローゼットから、声が聞こえた気がした…

その声は紛れもなく青で…

不安と悲しみが混ざった様な声だった…

ガチャッ

い…た…

クローゼットの奥にもう一つ部屋があったみたいだ…

だ、誰か…たすけ…て…

青!

手首を縄で縛られ、

目隠しをされてる青。

ゾクッ…

不覚にも、その光景が、

可愛いと、思ってしまった。

今助けるからな…!!

青&黄&桃 💙💛💗

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