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奈江崎 貴裕

情報屋か…

奈江崎 貴裕

裏組織は復讐屋だけじゃないんだな

奈江崎 貴裕

俺は普通の一般人だから、反社会なんて知らない

奈江崎 貴裕

もっと他にもあるのかな…

貴裕は組織の元へ戻ろうと、夜道を1人歩いていた。 すると、

ダッ…!!!

奈江崎 貴裕

!?

奈江崎 貴裕

(なんだ??今、確かに誰かが通ったような…)

何者かが俺の目の前を一瞬で通り過ぎた

〇〇

ウッ…グッ……

奈江崎 貴裕

ッ!??

俺は曲がり角の電柱の裏へ行くと、1人の女性が腹を抑えながら倒れていた

奈江崎 貴裕

ハッ!!!だ、大丈夫ですか!?

〇〇

ヴッ……バタッ

奈江崎 貴裕

!!大丈夫ですか!?聞こえますか!?

俺はそっと女性の手に触れる、

奈江崎 貴裕

ッ…こ、これは…

女性の手を触ると、生暖かい赤い液体が付いていた そして、今触った俺の手にも付いていた

奈江崎 貴裕

ち、血が…

奈江崎 貴裕

と、とにかく救急車!?

俺は慌ててスマホを取り出し、病院に電話をしようとした

奈江崎 貴裕

応答なし

応答なし

奈江崎 貴裕

…クソッ…なんでだ…!

だが、近くの公園の時計を見たところ、時間は深夜零時をとっくに過ぎていた

その後、どこかの病院が空いていないか必死に電話を繋げようとしたが、

奈江崎 貴裕

…どうしよう…このままじゃ女性が危険だ…

奈江崎 貴裕

ッ!?まさか…

俺は、さっき自身の目の前を通り過ぎた人のことを思い出した

奈江崎 貴裕

…アイツが

すると、俺はある疑問点に気づく。

奈江崎 貴裕

なんで、

奈江崎 貴裕

なんでこの人、深夜零時を過ぎてるにもかかわらず、そのを出歩いてたんだろう…

奈江崎 貴裕

うーん、仕事かな

貴裕は深く考えることを辞めた

奈江崎 貴裕

とりあえず、モリータに電話だ!

モリータ

ん?なんだ?

ミオ

どしたの?

モリータ

貴裕からのメール

モリータ

マジかよ…

ミオ

通り魔って……

奈江崎 貴裕

あ、既読付いた

近くの宮地公園だ!

モリータ達は来ねぇのかよ!

こんな時間に会議とか…地獄かよ…

奈江崎 貴裕

クソッ…

奈江崎 貴裕

まぁ、まだマシか…

〇〇

…ゥッ

奈江崎 貴裕

ハッ!大丈夫ですか!?

女性の意識は朦朧としていて、苦しんでいる

奈江崎 貴裕

も、もうすぐ助けが来ますから…

この後、女性は組織の人達に手当をしてもらい、何とか帰ることが出来た。

奈江崎 貴裕

あの通り魔…

奈江崎 貴裕

許せねぇ…

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