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祐希Side

祐希

はぁ‥(そろそろ‥藍が来る頃かな‥)

藍が‥来る前に寝てしまわないと‥

祐希

(もう‥我慢出来ないって‥)

祐希

(‥これっていつまで続ければいいんだろ‥太志に聞いとけば良かったな‥)

‥‥時は4週間前にさかのぼる‥‥‥‥

祐希

悪いな‥太志、忙しいのに呼び出して‥

小野寺

ちょうど空いてたし、全然いいんだけど‥珍しいな、お前が相談あるって

祐希

いや‥こういう話出来るのって太志しかいなくてさ‥

小野寺

なるほど‥‥‥‥藍だな?

祐希

!!なんで分かったの?

小野寺

いや‥むしろそれしかねーだろ笑

人の顔を指差して太志は笑う。長年の付き合いでよく俺の事を分かっているようだ

小野寺

で?なに?相談って?

祐希

それがさ‥‥‥藍がね‥‥‥誘ってこないんだよ‥‥///

小野寺

何照れてんの?いやっ、誘ってこないって‥何が?

祐希

何がって‥‥‥夜‥‥する行為だよ//

小野寺

(祐希の顔を見て)ブッ!!あっははぁーその顔!爆笑

祐希

///なんだよ!?

小野寺

いや、意味分かって聞いたんだけど‥お前のリアクションまじウケる!!笑

祐希

もういーや、お前に言わねぇ!

小野寺

あっ、うそうそ!ごめん!
‥で、藍が誘ってこないっていうのに、何か問題あるの?

祐希

いや‥‥お前にだから話すけど、毎回誘ってんの俺なんだよね‥よく考えたら藍から誘われた事ないなぁって思って‥

小野寺

(毎回誘ってんのか‥お前)

祐希

藍も男じゃん?だから、俺から誘わなくてもしたくならないのかなぁとか考えたりもして‥

小野寺

ふむふむ‥

祐希

なんか、俺ばっかり誘ってるからさ‥藍は無理矢理付き合わされてるんじゃないかとか、思って‥

小野寺

それ、藍に聞いたの?

祐希

//聞けたら苦労しねぇし!

小野寺

確かに‥

祐希

それに‥‥‥‥俺、男と付き合うのって藍が初めてなんだよ///
だから‥‥‥その‥‥‥俺が下手なんじゃないかとかも思えてきて‥

小野寺

それはわからんが‥藍の反応はどうなの?

祐希

うーん‥‥見てる限りだと‥最初は痛そうだけど、最後には喜んでるように‥‥‥俺には見えるけど‥‥‥

小野寺

(痛い?何が痛いんだ?)

祐希

あんまり藍ってそんなに声出さないしさ‥‥‥気持ちよくないのかなって‥‥‥

小野寺

声?男って声そんなに出さないだろ?

祐希

いや‥‥前にさ、藍と付き合うってなった時に‥男同志ってどうやってするんだろって勉強したことあって‥

小野寺

勉強?どうやって?

祐希

智さんに聞いたら、AV貸してくれた

小野寺

(何故智さん?‥いや、聞かないでおこう‥)
で?勉強してどうだったの?

祐希

それが、めっちゃ声が凄くてさ‥藍ってあんな声出さないんだよ‥だから、気持ちよくないのかなと‥

小野寺

いや、男同志のAVは見たことないけど、AVだから多少は演技ってもんだろ?

祐希

演技?いや、あれは真剣な顔だった‥だから、藍にもそうなって欲しくて、寝る時間削って見てたんだけど‥

小野寺

マジで?(こんなところもストイックなのか‥お前)

祐希

俺ばっかり気持ちよくてもいけないと思って‥やっぱり藍にも気持ちいいって思わせたいから‥藍の方が負担大きいし‥

小野寺

へーそうなのか‥‥(‥いや、なんで藍の負担が大きいんだ?そもそも男同志ってどうやってするん?‥いかん、気になってきた‥)

祐希

‥太志?聞いてる?

小野寺

えっ!?あっ、あー聞いてる、聞いてる。
‥‥つまりは、祐希は藍から誘われない事を気にしてるってことだよな?

祐希

う、うん

小野寺

それじゃあ、手っ取り早く、藍から誘われるまでヤラなきゃいいんじゃね?

祐希

えっ!!!誘われるまで?

小野寺

そっ!藍が誘うまでは、行為禁止!!

祐希

出来るかな‥藍、可愛いし‥

小野寺

その可愛い藍から誘って貰いたいんだろ?それなら、我慢するしかなくね?

祐希

簡単に言うよなー風呂上がりの藍ってヤバいんだぜ‥

小野寺

いや、それは知らねぇし‥とにかく誘われるまでは禁止!分かった?まぁ、これで藍の愛情の深さとかも分かるかもよ!

祐希

‥‥‥そうか、愛情‥‥‥藍からか‥‥頑張ってみようかな‥‥‥(ブツブツ‥)

そんな会話をしてから‥‥‥現在に至る。

ガチャ

寝室の扉が開く‥。慌てて反対の方向を向き、寝たフリをする‥

いつもの藍は、寝てる俺に気遣い、そっと布団の中に潜り込んでくるのだが‥その気配がない

祐希

(まだ寝ないのかな‥)

そう思っていたら‥

んっ、っはぁ‥ゆ‥きさん‥

甘ったるい鼻にかかったような声に驚き、振り向くと‥

祐希

えっ、藍?

そこには、顔を赤らめて、上目遣いで俺を見ている藍がいた‥

驚き見つめる俺の頬を両手で包みこみ‥覗き込むようにして‥

ゆう‥きさぁん、んっ、俺とシよ?

祐希

えっ、なん‥んっ!

言葉を発する前に、藍に突然キスをされる。するりと藍の舌が俺の歯を割り入れ口腔内をまさぐられる。

んっ、はぁ‥

普段の藍からは想像もつかない情熱的なキスに驚きを隠せない。何度も角度を変えながら、吐息混じりのキスをしてくる‥

ピチャ‥とお互いの唾液音が微かに響く。

名残惜しそうに離れた後、藍の表情を再度確認する‥トロンとした瞳、乱れた息、赤らんだ頬‥

祐希

(お酒?いや‥アルコールの匂いはしないし‥)

ゆうき‥さぁん、も‥む‥り、我慢‥でき‥ひん

祐希

えっ?

そう言い終わらないうちに俺は藍に押し倒され‥

そして、おもむろに俺のズボンを引き下ろし‥俺のモノを取り出すと‥チュッと先端部分にキスをされる。

祐希

んっ!

時折、真っ赤な舌が見え、チロチロと舐める姿が何とも官能的で‥そして、ゆっくりと口腔内に収めるように咥え込み‥藍の口が上下するたびに卑猥な音が響き渡る‥

んっ、ゆう‥き‥さんのおっきい‥

咥えながらそう呟く藍を見ると、恍惚な表情をしてこちらを見ていた‥

祐希

‥藍‥もう‥いいよ‥

そう言うが、聞こえていないのか夢中になって丹念に丁寧に舐め回している‥次第に俺の熱が集中する‥

祐希

あっ、ら‥ん、

藍の口から引き抜こうとした時に限界を感じ‥あっ、という藍の顔に俺の放った白濁が飛び散る‥

祐希

っっ!?藍!ごめ‥‥‥

慌てて起き上がり、藍の顔を拭こうと焦る俺の目の前で‥

(顔についたのを)ペロッ、んっ、ゆうき‥さんの濃ゆいんやな‥ニコッ

そう言って淫らに笑う藍に目を奪われる‥

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