TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

繰り返す子供たち編・1話

一覧ページ

「繰り返す子供たち編・1話」のメインビジュアル

繰り返す子供たち編・1話

1 - 繰り返す子供たち編・1話

♥

35

2022年05月27日

シェアするシェアする
報告する

ぬっし

こんちは

ぬっし

最近出してなかったけど

ぬっし

今日出すね、

ぬっし

あと、新しいストーリーになってます

ぬっし

コロコロ変わってほんとにごめん!

ぬっし

結構長いです!

ぬっし

それではどーぞ

5月の午後の空は、おだやかに晴れている。

小学6年生の緑川ハルヒは、いつものように、クラスメイトの朱美、さやかと一緒に家までの道を歩いていた。

ハルヒはボーイッシュな服装が好きだ。

その日も、ショートパンツにグリーンのコットシャツを合わせて着ていた。

朱美

ハルヒって、そういう服が似合うよね!

と、朱美が褒めた。

さやか

この間の遠足の時もそれ着てたでしょ?

さやかもハルヒに目をむけて言った。

緑川ハルヒ

あ、そういえば着てた。私も覚えてるよ

ハルヒは、2人が自分の服装を覚えていた事に驚いた。

緑川ハルヒ

よく覚えてるね

さやか

うん、そのシャツ色がキレイだなって思ってたから

ハルヒは、2人がどんな服を着ていたのか、覚えていなかった。

気に求めなかったから、忘れてしまったのだ。

すると突然、朱美が少し低めの声で話しだした。

朱美

遠足といえば………ねぇ知ってる?

さやかもつられて声のトーンを落とす。

さやか

えっ?なになに?

朱美

今から6年前にね、遠足へむかう小学生を乗せたバスが、落盤事故に巻き込まれちゃったっていう話

さやかがパッと顔を輝かせた。こういう話が好きなのだ。

さやか

私、知ってるよ、その話。隣のあかのいけしの小学校だよね?

朱美

そう、それ。

朱美とさやかは興奮気味に話している。

2人の前を歩いていたハルヒは、その声を黙って聞いていた。

さやか

事故にあったバスの破片や子供の靴だけ見つかったっていう話だよね?

朱美

そうそう、必死に捜索したけど何故か遺体のひとつも見つからなかったんだって

さやか

事故にあったのって、学年の中の1クラスだけだったんでしょ?

朱美

うん、他のクラスの子ショックだっただろうね……

バスだけ発見されるなんて、おかしな話だった。

でも、ハルヒはあまり不思議な話を信じないタイプだ。

信じないと言うより、ちょっとだけあきあきしている

だから心の中で

緑川ハルヒ

みんな、こういう話好きだよなぁ

と冷めていた

朱美

見つからないなんて、超不思議じゃない?

朱美がそういうと、さやかがウンウンと大きくうなずく。

さやか

不思議だよね。みんな、どこに行っちゃったんだろうね

朱美

ハルヒって幼稚園の頃まではあかのいけしに住んでたんだよね?

朱美

その事件、知らない?

ハルヒはくるっと振り返った。

緑川ハルヒ

聞いた事ないなぁ

朱美

えっ、せっかくあかのいけしに住んでたのに、もったいない

朱美が残念そうに肩を落とす。

ハルヒは、怪談や、都市伝説はほとんどが根も葉もないただのウワサ話だと思っていた。

緑川ハルヒ

それって作り話じゃないの?

緑川ハルヒ

だってさ、消えるわけないもん

朱美とさやかは、仲良くならんでプクッとむくれた顔をした。

朱美

ハルヒ、ノリ悪〜い

さやか

もー。ハルヒってつまんないんだから〜

ハルヒは苦笑いを浮かべた。

緑川ハルヒ

ごめんね。ロマンがなくて

朱美

そうだよ〜こういう話、全然聞いてくれないし

さやか

いっつもテキトーに流すんだからー

朱美とさやかに文句を言われたハルヒは、笑って【はいはい】と、生返事をした。

緑川ハルヒ

【だって、その手の話は、小さい頃から散々聞かされてきたんだよね………】

オカルトや都市伝説のような話を沢山聞いてきたハルヒはもう慣れてしまっていて、今更あまり不思議にも思わない。

それはこの人のせいだった---。

緑川ハルヒ

ただいまー

玄関でハルヒが靴を脱いでいると、兄の部屋から声がする。

緑川チハル

おかえり、ハルヒ

5歳年上の兄、緑川チハルだ。

勉強もスポーツでもなんでもこなす、ちょっとマイペースな高校2年生。

癖のないサラリとした髪に、優しげな目元、柔らかい声。

パッと見は、普通のイケメンなのだが、実はすごい変わり者なのだ。

チハルの部屋のドアが開いていたので、ハルヒは中を覗いた。

机に向かって座っていたチハルが振り返っておっとりと笑う。

手には、フォトアルバ厶を持っていた。

緑川ハルヒ

チハル兄、何してんの?

緑川チハル

昔の写真を整理してるんだ

ハルヒはふーんと言いながら部屋に入っていった。

机の上には、たくさんの写真が無造作にならべられている。

緑川ハルヒ

へー、写真ね。見ていい?

緑川チハル

もちろん

ハルヒは机を覗き込んだ。

緑川ハルヒ

どれどれ……

写真を1枚、手に取る。

部屋中にたくさんのロウソクを立て、その真ん中に中学生くらいのチハルがピースをしている写真だ。

ハルヒはあからさまにあきれた顔をした。

緑川ハルヒ

【わ〜。これはチハル兄が、百物語にハマってた時の写真だ。】

百物語は、怖い話をしながら、話終わるたびにロウソクを1本ずつ消していき、百本目のロウソクを消した時に怪異が現れるという肝試しみたいなものだった。

だからこの写真に写っている部屋には、100本のロウソクがあったはずだ。

緑川ハルヒ

百本も、ロウソクを集めちゃって、ホント物好きだよなぁ

ハルヒは別の写真を1枚手に取った。

6歳のハルヒと、11歳のチハルが並んで立っている写真だ。

今にも泣き出しそうな顔をしているハルヒとは反対に、チハルは不思議な道具を手に持って微笑んでいる。

それは、輪っかに網を貼り、はね飾りをつけた、装飾品のような道具だった。

緑川ハルヒ

これ、懐かしい、チハル兄が魔除にハマってた頃だ……

ぬっし

ちょっと疲れたから、また今度!

ぬっし

いいねよろしく頼むよ?

ぬっし

それでは

ぬっし

じゃねー!

ぬっし

ばい

緑川ハルヒ

ばい

緑川ハルヒ

って、主キモ

ぬっし

え、泣く
loading

この作品はいかがでしたか?

35

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚