桃くんと再び合流したあと僕達は気まづい雰囲気のまま話しやすい場所に 移動した
僕は着いて早々、
青
青
青
桃くんが考え無しに自分の意見を僕や黄くんに言ってないことなんて分かってる
ただ、どんな理由があろうとも黄くんが責められていい理由なんてひとつもない
桃
青
桃
青
さっき黄くんにあんなことを言っていたやつとは思えないほどの素直さで 僕の思考が固まる
すると
桃
桃
桃
青
青
僕はカッとなって強い口調で言い返した
桃
桃
……
確かにさっき病室でそんなようなことを言っていた気がする
桃くんが僕を好き?…
僕は桃くんのことは友達としてしか 見ていない
何より大好きなのは黄くんだ
だけど、
青
桃
青
青
また、また自分のせいで大切な人を気づつけてしまった。
せっかくできた友達も…
桃くんの気持ちを僕が否定してしまえば今の関係は歪んでしまう
そして、1度歪んでしまった関係は “絶対”に元に戻らない
やっぱり僕はあの時
死ぬべきだったんだ
~数年前~
僕のたった1人の友達だった赤くんが 目の前で自殺した
僕のせいで赤くんを追い込んで しまった自分が嫌いになった
僕は道路の真ん中に立って自ら車が 来るのを待つ
青
考えることを辞め、ボーッとしていた
すると体全身に痛みが走った
引かれた?
だけど意識はハッキリしていて 痛みも強くない
当たりを見渡すと
青
そこには見慣れた服装の人が血を流して倒れていた
青
ここからの記憶はあまりない
この後お母さんは病院に運ばれて 寝たきり状態になってしまった
もう意識が戻ることはほとんどの確率でないと言われた
青
また大切な人を喪った
お母さんは僕に死んで欲しくないから 庇ったのかな?
じゃぁどうすれば良かったの? もうわかんないよ…
青
僕は僕の中にある決心をつけて 彼に気持ちを伝えた
桃
青
青
桃
桃
青
桃
青
桃
逃げるように別れを告げ僕は帰った
家に帰ってきた僕は紙とペンを用意して 君宛に手紙を書き始めた
青
書き終わった手紙を丁寧に封筒に入れ それをバッグに詰めて
そのままベッドで眠りについた
次の日
学校の廊下を歩いていた時
桃
彼は何ごともなかったかのように 僕に話しかけてきた
やっぱり彼は強い、
僕もできる限り自然に接する
青
そして昨日書いた手紙を彼に託す
青
桃
彼は驚いたように目を見開く
青
桃
青
桃
桃
どこか疑問がある顔をしながら渋々手紙を受け取ってくれた
桃くんのことだから気を使って聞かないでくれたのだろう
あれから普通に授業を受けて過ごした
気づいたらもう帰りの時間
僕は桃くんと途中まで 帰る約束をしていた
すると桃くんに
桃
桃
青
桃
青
桃
………
桃くんは感が鋭いから怖い
だけど上手く誤魔化せたみたい
たわいもない話をして帰った
分かれ道がありここで僕は右で桃くんは左のため分かれる
青
桃
桃
青
桃
青
“また明日”と言われ返す言葉が 見つからずニコッとした
気づかれてなければいいけど
コメント
2件
読んでくれてありがとうございます✨✨ 次回から少し暗いお話に展開していこうと思ってます! 頑張って書くのでお楽しみに!!
ころちゃん☆☆☆はしないでよ( ´•̥ω•̥` )