小峠
…速く気過ぎてしまったか?
俺の名前は小峠華太 今現在事務所を早朝から出勤して来たところだ
小峠
まぁ、さすがにこんな早い時間が誰も居ないよな…
誰も居ない。そう考えると少し孤独感が押し寄せて来る
小峠
ん?あれは……
1人ではなかった、奥のソファーで寝ている者が居た、その相手は
小峠
野田の兄貴……
近付いて見ても起きる様子がない…ここで寝ているということは 多分残業をしたのだろう
野田
……Zzz
小峠
(…何気に野田の兄貴の寝顔なんて見る機会無かったな…)
いつもは身の毛もよだつ程の狂人っぷりの顔は何処へやら
小峠
(兄貴……起きてないよな)
起きていない そう考えたら寂しいような、悲しいような思いに包まれた 俺は、兄貴の事を好いている。 多分、恋愛感情だ、でも 極道である野田の兄貴に、そんな想いは伝える事など、到底出来ない
今の彼は無防備状態、爆睡状態 だからこそ出来ると考えた
小峠
兄貴…ごめんなさい、今寝てる時間だけ…少しの間だけ…この想いをぶつけさせてください……
そう言い俺は寝ている彼にキスをした、とてもとても短いキス これは単に俺の片想いなのだ、そんな事は 野田の兄貴は知る由もないだろう…
小峠
それじゃあ……
そう言い、その場を離れようとした時……
グイッ
小峠
ッ?!
ドサッ
野田
おいおい華太くぅん、寝込みを襲うなんていい趣味してるじゃねぇかぁ
小峠
のっ、野田の兄貴?!起きてたんですか!?
野田
バッチリ起きてた それで華太くん、俺が今する事 分かるよなぁ?
あぁ、絶対刺される 全身に穴を開け刺せられてしまう
野田
チュ
小峠
んッ?!//
口の中を無理やりこじ開けさせられ、舌を入れられる いきなりの事で頭が真っ白になってしまった
野田
チュッレルジュプ
小峠
んんッぁッに…ッき…ぃッ//
深い深いキス 大好きな人とのキス 考えれば考えるほど兄貴の事しか考えられなくなっていく
野田
…はぁッ 華太ぉ お前が思ってる程俺は鈍くねぇよ
小峠
ぁにきッ…//
野田
続きはまた夜な 覚悟しろよ?ニヤァ
小峠
はっ、はぃ…♡
兄貴の大人気さに 更に惚れてしまった
この後の続きは…ご想像にお任せ下さい笑