5%と俺たちの絆

ご本人様には一切関係ありません nmmn 桃青、青桃 心臓病 感動 苦手な人、地雷さんは逃げてください！ それではスタート！

俺の人生を狂わせたのはあの日から＿＿＿

その日は親友のないこが俺の家に来ていた

ﾄﾞｸﾝｯ

俺はこの時の違和感を放っておいて 後々後悔することを知らなかった

AM:7:00

ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝｯ

ﾄﾞｸﾝ...

ｶﾞﾀｯ

＜痛っ...

＜もぉ〜なにこれ...

俺は最近あった胸の違和感に少し不安を抱いたが 気にしないことにした

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｶﾞﾁｬ

俺はそう自分に言い聞かせた

あれから俺たちは色んなところを回った

ﾄﾞｸﾝｯﾄﾞｸﾝｯﾄﾞｸﾝｯ

ｽﾞｷｯｽﾞｷｯ

ﾊﾞﾀﾝ

今まではなかった痛みに俺は不安を抱いた

次の日

ﾄｸﾝｯﾄｸﾝｯ

ﾄｸﾝｯﾄｸﾝｯ

ﾄｸﾝ...

ﾄﾞｸﾝｯﾄﾞｸﾝｯ

ｽﾞｷｯｽﾞｷｯ

ｽﾞｷｯｽﾞｷｯ

俺は今までにない痛みを感じその場で倒れた

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

俺とまろの2人しかいない静かな病室に機械音だけが響き渡る

最近まろの様子が変だなと思ってはいた

様子を見に今日まろの家に行って インターホンを鳴らしてもまろは出てこなかった

おかしいなとも思いつつドアを軽く引くと 鍵が掛かっていなかったのかドアが開いた

覗いて見ても中は不気味な程に静まり返っていた

さすがにこれは変だと思い家へ入ると リビングでまろが倒れてる姿があった

俺はすぐさま救急車を呼んだ

そして今まろはベッドの上で眠っている

酸素マスクをしている姿はすぐに消えてしまいそうだった

俺を吸い込むようなサファイアの色をした瞳がゆっくり開いた

気づくと俺は不思議な空間にいた

光がなく真っ暗だ

ないこの姿を探してもどこにもいない

まるでここは俺1人の真っ暗な世界のようだった

でも何故かここにいては行けない気がする

誰かが俺の帰りを待っている気がする

ーーー〜

何かが聞こえる

ーーー〜〜

誰かの声

～～ー

いつも聞いている聞きなれた声

ー〜ー〜

俺の目の前には優しい目をしたないこがいた

白い天井ここはどこだ

きっとあの胸の痛みのせいだろうと俺は思った

心臓病

俺は言葉を失った

そして俺は手術を受けることになった

俺は手術中と光っている文字をじっと見つめる

まろが手術を初めてから約4時間

今まろが頑張ってくれている

今の俺には成功を祈ることしかできないが まろが戻ってきてくれた時に笑顔でおかえりと言いたい

手術中のランプが消えた

先生が出てくる

ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

俺はまろとお揃いで買ったネックレスを握りしめた

まろのサファイアの瞳がまた俺を吸い込むように開いた

目を開けるとないこがいた

俺は手術が成功したんだとわかった

俺たちは例え5%に満たない低確率でも必ず迎え合い、迎えられる

ないこ

また...ずっと一緒だね

だからもう泣かないでね