コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
皆さん、お初にお目にかかります
僕は怖い話が大好きな少年です
今日は4人の方々からお話を聞きたいと思っています
どんなことを語ってくれるか楽しみです
それでは聞いていきましょう
これは俺が実際に体験したお話です
俺が通っていた小学校では奇妙な噂がありました
その噂というのは
夜、校舎を見ると女の幽霊が見える そいつと目があったらどこへ逃げても殺される
というものです
俺はその当時、友人は幼馴染みの男の子一人だけで学校に行くのも稀、という程でした
突然ある日、彼からその噂を試しに行かないかと誘われたのです
彼も他の友人から誘われたらしく、仕方なく、ということでした
俺はせっかくなのだからと思い、夜の学校へと彼と向かいました
凛月
真緒
凛月
真緒
真緒
凛月
俺はその言葉が嬉しくてご機嫌で学校の中へと彼を含む数人で入っていきました
学校の中は静まり返っており、ただ俺達の足音が微かに聞こえるだけでした
一人の男子が一番出る確率が高いと言われている場所へと俺達を案内しました
しかし、俺はその途中で急いで幼馴染みの腕を掴み、学校の外へと出ました
幼馴染みは俺に疑問を投げつけましたが、俺はそれどころではありませんでした
なぜなら
知らない女と目があったのですから
幼馴染みには適当に理由をつけて一緒に帰りました
その日からです
家の中でよく物が落ちたり、天井から何かを引きずるような音がするようになったのです
そんなのが約一週間続きました
眠ることも怖くなり、兄に相談しました
凛月
零
零
凛月
凛月
零
凛月
零
零
兄は霊感があり、昔から肝試しとなるとある程度の霊は追い払えるという人でした
きっと俺の周りで何か見えたのでしょう
俺は兄に先日あったことを話しました
零
凛月
零
零
凛月
零
凛月
零
凛月
零
零
そう言われた俺はしばらく、兄の部屋で寝るようになりました
兄が居てくれたおかげで、安心して眠れるようになりました
しかし、ある夜のことでした
あの音が聞こえ始めたのです
それも、
部屋の中で響き渡っているのです
怖くなり、兄を急いで起こそうとしたところ、兄も目が覚めていたようでした
ズル……ズルッ
引きずる音はこちらに向かってきていました
怖くなって兄に抱きつき、顔を埋めました
その時足に何か冷たいものが触れ、その瞬間俺は大きな声で叫びました
兄はすぐさま俺を抱っこして家の外へと出ました
零
凛月
零
けれど、俺は見てしまったんです
後ろにいる女の姿を
そのあと、寺で助けてもらってお祓いも受けました
兄から聞けばあの女は怨霊なのだそうです
俺はそれからその女を見ていませんが、あの時、まだ肝試しを続けていたメンバーに何があったのかは俺は知りません