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ある日
突然耳が聞こえにくくなった
モブ
青
難聴…
聞こえにくくなったはずの、 耳に響いた
青
黒
黒
青
大好きな人の前では取り繕う
何で…なんやろ…
黒
黒
青
先生
青
重要な部分が聞こえなかった
何でこんなに不便なんだよ…
青
先生
青
本当に不便
黒
青
黒
青
悠佑こと、あにきは優しい
この声だけは、 聞こえなくなっても忘れたくない
俺は音楽の授業を取っているため
音楽もダメやった…
先生
青
先生
先生
青
先生
やっぱり薄々気付かれるもんやな…
黒
日に日に悪化していった
今までは聞き取れていた単語
早口や文字が詰め詰めなのも
今じゃ聞きにくいを超える程になった
補聴器は頼んだが、 まだ作り途中のため着けれない
青
黒
黒
青
黒
やだ…
あにきの声は聞かせてよ
青
黒
聞きたいよ…でも、ダメなの
ごめんね、あにき許して
黒
青
聞きたくないことだけ聞き取ってしまう
何てダメなんやろ…
補聴器を貰った
でも、 耳が聞こえないなんて言ったら…
みんなに嫌われるかもしれない
あにきは…分かってくれるかな…
青
髪の毛を耳にかけて補聴器を隠す
誰にも気付かれないように
青
黒
青
黒
あにきの声がしっかりと聞こえた
音って…こんなに嬉しいんだ
黒
青
馬鹿やな… 補聴器をしっかり隠してるんに…
黒
青
黒
青
少し照れながら、 ジャンプしてボールを投げる
ふわっと髪が靡いて、耳が見えた
黒
青
咄嗟に手で隠した
俺の耳にはボールが ゴールに入った音だけが聞こえた
2人で更衣室に黙って入る
気まずいなぁー…
黒
青
突然話しかけられたと思ったら、 補聴器を取られた
青
黒
青
大好きな人の声は聞いてたい
それが俺の願望なんに…
分からない状態で口パクせんといて…
黒
青
ゆっくりとした発音で言われた
早口じゃない…
俺に気を遣ったような…
黒
青
黒
黒
青
黒
分かったよ
俺で遊んでくれてるんだ
悪い意味なんかじゃない
青
黒
青
黒
おまけのRシーン
黒
青
黒
黒
青
黒
青
青
黒
黒
青
青
青
黒
青
青
黒
黒
青
黒
黒
青
黒
青
黒
青
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
黒
青
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